名店が切り取る京都の「いま」。 今年の京都は〈Luxury hotel SOWAKA〉で“おこもりステイ”を。檜風呂で旅の疲れを癒す、注目の宿。
古いものと新しいものが常に交差する街、京都。 ホテルに滞在しながら暮らすように街を歩けば、 自分だけのお気に入りが見つかるはず。今回は、どこにも出ないでお籠りしたくなる寛ぎの宿〈Luxury hotel SOWAKA〉をご紹介します。
どこにも出ないでお籠りしたくなる寛ぎの宿。
100年の歴史を刻む元老舗料亭跡、と聞いても臆するなかれ。のれんをくぐり、一歩足を踏み出せば、そこに広がるのはホッと落ち着く温もりある和の空間。2019年の春に本館室、新館室、離れ1室とレストラン〈ラ・ボンバンス祇園〉がグランドオープン。祇園八坂エリアで、その存在感はますます高まっている。
いちばんの魅力は、ひとつとして同じ間取りがない個性豊かなゲストルーム。畳敷きの小上がりを備えた部屋、半露天風呂のある部屋、町家のように細長い部屋...など、選ぶ段階からワクワクが止まらない。京都滞在中はついつい忙しなく過ごしてしまいがちだが、ここで過ごす時間も十分にとるのをお忘れなく。歴史ある数寄屋建築の息吹を感じながら、坪庭の広がる緑にただただ癒される時間はかけがえのない思い出に。
【バスルーム】檜風呂が旅の疲れを癒す。
ガーデンビューの新館212号室は、ベッドルームからバスルームまで全面窓!風にそよぐ木々を眺めながら檜風呂に浸かれば、夏の暑さや冬の寒さで強張った体がほぐれていく。
【部屋】シンプルモダンが心地いい
部屋同士が隣接することなくレイアウトされた新館は全12室。それぞれが異なる表情を持ち、訪れる度に異なる部屋を指定するリピーターも。写真はガーデンビューの212号室。
【アメニティ】至れり尽くせりのおもてなし。
和柄のポーチとセットになった京都〈かづら清老舗〉のアメニティ。椿油や純米吟醸酒による米発酵エキスなど、天然成分がぎゅっと凝縮。フェイスマスクもありがたい。
〈Luxury hotel SOWAKA〉
八坂神社、清水寺といった主要観光スポットからは徒歩圏内。花見小路通りもすぐ。
■京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル清井町480
■075-541-5323
■新館スタンダード1泊1室40,000円~(税サ別)
■全23室
(Hanako特別編集『Hanako TRIP 今、泊まりたいのはライフスタイルホテル。』/photo:Yoshiko Watanabe, Noriko Yoshimura
text & edit:Yoshie Chokki)