![](https://img.hanako.tokyo/2020/02/14184416/4971ca2085c92ef851ac5f11c5fd03bb-768x307.jpg)
温泉宿選びで迷ったら。 連休は温泉で“おこもりステイ”を。【東北・中部エリア】泊まってみたい温泉宿4選
2020年は連休の多い月もちらほら。今回は雪景色なども楽しめる東北・中部エリアの宿をご紹介。連休は温泉でまったりくつろぎましょう!
【長野】〈松本ホテル花月〉/松本
![松本民芸家具が置かれたクラシカルなロビー。 松本民芸家具が置かれたクラシカルなロビー。](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03141143/DSC3941_f-768x960-768x960-768x960-1.jpg)
松本城のお膝元に明治年に創業した〈松本ホテル花月〉。昨年、モダンにリニューアルし、以前にも増して民藝の精神を感じる宿となった。館内には長年、ホテルで愛用してきた松本民芸家具や民藝の品々が置かれ、手仕事のある空間に滞在できる。
![フロントにも美しいステンドグラスが。 フロントにも美しいステンドグラスが。](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03141145/DSC3948_f-768x510-768x510-768x510-1.jpg)
〈松本ホテル花月〉が民藝との関わりを深めたのは1973年の旧館創建時のこと。この時、ホテルの建築や内装に助言したのが、松本民芸家具の創設者・池田三四郎だ。
![本館のスタンダードツイン。シンプルな内装に民藝の絵が映える。旧館にはよりモダンなスイートルームやデラックスツインもある。 本館のスタンダードツイン。シンプルな内装に民藝の絵が映える。旧館にはよりモダンなスイートルームやデラックスツインもある。](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03141146/DSC4037_f-768x513-768x513-768x513-1.jpg)
〈松本ホテル花月〉
明治20年創業。シンプルな客室の本館と、スイートルームなどがある旧館がある。レストランや喫茶室は滞在客以外も利用可。
■長野県松本市大手4-8-9
■0263-32-0114
■本館66室、旧館23室
■1泊2食付き1人17,820円〜(税・サ込)。
(Hanako TRIP『1泊2日からの元気をもらう、週末旅。』掲載/photo:Ayumi Yamamoto text:Yuka Uchida)
【新潟】〈雪國の宿 高半〉/越後湯沢
![源泉かけ流しの露天風呂。木々に雪が降り積もる冬は特に絶景。 源泉かけ流しの露天風呂。木々に雪が降り積もる冬は特に絶景。](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03140624/DMA-DSC01716-768x512-1.jpg)
約900年の歴史を持ち、かつては田植えを終えた人々の疲れを癒す温泉だった、越後湯沢でも最古のお宿。川端康成が『雪国』を執筆した宿としても知られ、改装後の現在もその部屋が当時のまま移築されている。
![数百冊の本を所蔵。のんびり読書ができる。 数百冊の本を所蔵。のんびり読書ができる。](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03140626/DSC01734-768x512-1.jpg)
![宿泊客が多い週末などの朝はビュッフェ、それ以外の時は盛りつけた状態で提供。 宿泊客が多い週末などの朝はビュッフェ、それ以外の時は盛りつけた状態で提供。](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03140627/DMA-DSC01680-768x512-1.jpg)
特筆すべきは朝ごはん。季節の野菜を盛り込んだ「のっぺ」や、栃尾の油揚げを使った煮物などの郷土料理をはじめ、品数がとにかく豊富で元気が蘇る宿だ。
〈雪國の宿 高半〉
■新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢923
■025-784-3333
■IN15:00、OUT10:00
■1泊13,650円(税・入湯税込)
(Hanako1168号掲載/photo:Mina Soma text:Satoko Nakano)
【山形】〈藤屋〉/銀山温泉
![山形 藤屋 山形 藤屋](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03140850/MMM6953.jpg)
温泉街のほぼ中央に位置するこの旅館は、10年前のリニューアルの際に設計を建築家の隈研吾氏に依頼。
![山形 藤屋 山形 藤屋](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03140852/MMM71681.jpg)
細い竹のスクリーンや中世を思わせる淡い緑のステンドグラスなど、非常に繊細で凝った造りが美しい。
![山形 藤屋 山形 藤屋](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03140854/MMM7207-768x513-1.jpg)
趣が異なる5つの貸し切り風呂も魅力。
〈藤屋〉
平日限定1泊2食付きプラン21,700円~。
■0237-28-2141
(Hanako1147号掲載/photo : Yuko Moriyama text : Riko Saito)
【青森】〈星野リゾート 界 津軽〉/津軽
![四季ごとに表情を変える「津軽四季の水庭」 四季ごとに表情を変える「津軽四季の水庭」](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03141422/0874b4e19f1bb169a744057d1ca0be80-768x512-1.jpg)
弘前駅からタクシーに乗って約30分ほどで到着。この津軽四季の水庭では青森の四季をテーマにさまざまな演出を行うそうで、春には桜の模様を描いた「津軽金山焼」のランプが浮かび、秋には紅葉が楽しめ、冬には雪が積もった水庭にかまくらが登場するとか!季節ごとに訪れたくなりますよね。
![青森 星野リゾート 界 津軽 青森 星野リゾート 界 津軽](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03141423/IMG_9408_2-768x576-1.jpg)
津軽四季の水庭で一息ついた後は客室へ。「津軽こぎんの間」には青森出身のkoginデザイナー・山端家昌さんがこぎん刺しの模様をモダンにアレンジした障子や行灯、オブジェなどが置かれている。
![檜の香りが漂うお風呂に浸かっていると森林浴をしている気分に。 檜の香りが漂うお風呂に浸かっていると森林浴をしている気分に。](https://img.hanako.tokyo/2020/02/03141425/Foto23423Jet-768x576-1.jpg)
〈界 津軽〉の大浴場の源泉である大鰐温泉は、1190年頃に開湯されたそうで、江戸時代の全国温泉番付では草津温泉や箱根温泉の横綱以上の別格「行司」にランクインしている名湯。肌に優しい弱アルカリ性で保湿効果が高く、入浴後クリーム不要なほどしっとりと肌が潤うのだとか。
〈界 津軽〉
■住所:青森県南津軽郡大鰐(おおわに)町大鰐字上牡丹森(かみぼたんもり)36-1
■電話:0570-073-011(星野リゾート予約センター)
■アクセス:大鰐温泉駅より車で約5分、弘前駅より車で約30分、
■チェックイン15:00〜、チェックアウト〜12:00
■1泊2食付 2名1室利用時 1名あたり20,000円〜。
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