自分のお金を心豊かに使う。 『クラウドファンディング』と『ドネーション』で貢献できること。自分に合うSDGsを！

世界の途上国だけでなく日本国内でも、貧困層への支援は、飢餓や虐待などさまざまな問題の解決策として期待できる。

社会から取り残されている子どもたちを包括的に支援する。／ドネーション

国際NGOプラン・インターナショナルの基幹支援である「プラン・スポンサーシップ」は地域全体を見守る継続支援。特に女の子の自立を支援する総合的なサポートで、貧困の連鎖をストップさせることが目標だ。月3,000円～で申し込みすると、地域の子ども一人と手紙で交流することができる。（Project：プラン・スポンサーシップ）

ジェンダー平等の中でも、女性の活躍推進や弱い立場にある女の子を救うプロジェクトが充実。性差別のない社会を実現するために。

実業家のノウハウで女性がもっと活躍する社会に。／クラウドファンディング

ヘアメイクアップアーティストやパーソナルコーディネーター、ヨガ講師などの女性実業家が集まり、女性が活躍するための問題解決をする団体「パナケイア」の設立を目指すプロジェクト。支援に参加すると、彼女たちのカウンセリングやアドバイスが受けられるプランが用意されている。（Project：女性支援団体「Panakeia（パナケイア）」の協会設立、プラットフォーム制作を実現したい！）

女の子を人身取引させず、性搾取や性産業から守る。／ドネーション

国内や隣国への人身取引が深刻なブルキナファソへのドネーション。良い仕事や教育をほのめかす人身取引業者に、特に貧困層がだまされやすいのだという。女の子は性搾取や性産業の被害にあうリスクも高く、防止対策や帰還支援が進められている。また子どもたち、地域、行政の理解を深めることも急務だ。（Project：女の子が売られない社会づくり）

毎日の買い物でサステナブルな品を買うように、クラウドファンディングで作られる商品やふるさと納税の返礼品を選んでみる。

クラウドファンディングでフェアトレード商品を応援。／クラウドファンディング

サステナブルな物作りをする人への応援になるクラウドファンディング。3月まで支援を募っていたこのプロジェクトでは、トルコの伝統的な織物である「ペシテマル」を支援。繊維製品に対する国際的な安全基準であるエコテックス®スタンダード100認証を受け、人にも環境にも優しい活動を行う作り手だ。（Project：【フェアトレード商品】あなたのハッピーがみんなのハッピー、地球のハッピーに！）

もう一歩踏み込んで社会のためにお金を使ってみたい人はESG投資を検討してみて。FPの黒田さんによれば、企業の社会貢献度を見て投資するESG投資は、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIP）が2017年からESG指数を採用したことで注目されるように。「すでに投資に積極的な人でも、サテライト的に取り入れるケースが増えています」と黒田さん。投資という手段で企業を応援し、間接的な社会貢献をすることもできる。

「投資ビギナーなら、少額から始められる投資信託で探してみるのがベター。たとえば投資信託評価会社〈モーニングスター〉のサイトでファンド検索をすると、基本的な情報が得られます。ESGと銘打った商品はたくさんありますが、その中身をきちんと調べることも大事。気になる会社のプレスリリースやホームページのESG欄をチェックして、自分でリテラシーを高めましょう」。普段の生活でも、ESGに積極的な企業かどうか知ることができる。メーカーなら、商品にSDGsへの努力が見られるかじっくり検討しよう。

『モーニングスター』

世界最大級の投資信託評価会社。ホームページでは「ESG／SDGs総合ガイド」を公開し、優秀なファンドを掲載しているほか、ESGファンドの検索も簡単にできる。

日本全国のふるさと納税のお礼の品や、寄付金の使い道などを掲載した日本最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」。地域の課題解決につながる寄付金の使い道を選択し、寄付する「ガバメントクラウドファンディング®」、「ふるさとチョイス 災害支援」も選べる。