

坂の上ホタル
- 東京都渋谷区西原3-21-1 ホタルビル2F
- Phone: 03-5738-7334
- 14席禁煙
- 18:00~1:00(24:00LO)
火休
No. 1121

TOKYO横丁 ホッピング
2016年10月20日 発売号
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パティスリー PÂTISSERIE BIEN-ÊTRE星つきレストランで、皿盛りのデザートを作っていた馬場麻衣子さんが、そのおいしさを知ってほしいと、月替わりでパフェを始めて6年。昨年、脚つきグラスに衣替えしたものの、やっぱり底が広い。そのワケは「どんどん細くなっていくのが、寂しくて」。自らもパフェが大好きという馬場さんの愛あふれるこだわりだ。もちろん、それはグラスの中にも表現されている。同じ素材で、テクスチャーの異なるパーツが、何層にも重なる。例えば2016年5月のパフェは、爽やかなライムのクリームと合わせたジンジャーが、コンフィ、ゼリー、メレンゲと姿を変えて、清涼感を演出。そこに途中からほろ苦いキャラメルソースが加わって……なるほど、広いグラスの底が醍醐味です。
パフェは月替わりで、旬の素材や季節感を意識している。
居酒屋 ランタンパリにある酒場をイメージしたスタイリッシュな店内。テーブル席もあり。焼きそばやポテサラなど大衆酒場的なつまみも人気。
フレンチ sio(旧店名:Gris)料理は現在はコースのみ。土日祝のみ昼あり。7皿5,500円、9皿7,000円。ドリンクペアリングは昼4,000円、夜6,000円。「越田さんのもの凄い鯖」の魚料理(コースの中から)。
ビストロ 【一時休業情報あり】Offf店名は「平日でも“オフ”っぽい」という上原の雰囲気からイメージして付けたそう。ナチュラルな居心地のいい空間だが、食材の目利きに関してはストイックで、調味料に至るまで、すべて100%オーガニック。自慢の「サラダランチ」は、安心な野菜を30種類ほど食べられて、お腹はもちろんビジュアルも大満足と評判。
スペイン料理 バル シラントロ 代々木上原バル店名はスペイン語でパクチーの意。香り重視のラテン料理とワインをそろえる。フライドポテトはトリュフ風味のとろとろタマゴのせ。香り高いトリュフオイル入りのスクランブルエッグがポテトと好相性だ。780円。
イタリアン ビストロ ワインバー 坂の上ホタル「天城黒豚」を半頭買いする本格豚料理ビストロ。豚レバーの脂網包みなどスペシャリテや500円の小皿メニューもあり。
フレンチ sio
カフェ ベーカリー カタネベーカリー職人気質の片根大輔さんと、料理上手の奥さま智子さん。毎年家族でフランスへ出かけ、アパルトマンで暮らしてバカンスを過ごす。そこでの発見がこの店をどれだけ充実させていることだろう。フランスのパン屋のように、〈カタネベーカリー〉は早朝7時から営業する。地下のカフェに下り、旅行気分で、「パリの朝食セット」を頼む小さな贅沢。
「パリの一ツ星か二ツ星の、安いホテルの朝食をイメージ」と、片根さんは笑う。素っ気ない食堂のテーブルに置かれるカゴ盛りのパン、そのおいしさに感動した記憶が甦る。特に謳うわけではないけれど、このパンには、片根さんのありったけの技と情熱が注ぎ込まれる。クロワッサンをひとかじりしたとき、流れ込んでくる圧倒的なバターの香ばしさは、きちんとバターを折り込み、焼き込む、という職人仕事の積み重ねからしか生まれないものだ。
カフェで出てくる食器やカトラリーが素敵だなぁと思っていたら、隣にセレクトショップ〈アコテ〉もオープン。カタネテイストの雑貨を多数取りそろえているので、こちらも注目。
フランスパンは7:00・10:30・16:30、クロワッサンは7:30・13:30・17:30に焼き上がる。
ビストロ フレンチ AELU常に変化を続ける丸山さんの「今」がぎっしり詰まった一軒。新たな一面を拓いてみせた。ギャラリーも早くも注目を集める。料理は「鴨のロースト黒胡椒のソース」3,600円。
ビストロ MAISON CINQUANTE CINQビストロ料理とフランス自然派ワインが中心。一番人気は一人でも10種類は楽しめる「前菜盛り合わせ」(1人分1,000円)。現シェフは八巻淳司さん。













