Hanako週末美容 週末プチおでかけでリセット!鎌倉半日リトリート〜朝ごはん、お寺でこころ美容編〜
こんにちは。フリーPR&コラムニストの福本敦子です。平日、都会のビル風に疲れたりちょっとだけデジタルデトックスがしたい…。そんな時は気分転換に、東京からも1時間ちょっとでいける鎌倉で、半日トリップのプチデトックス旅はいかがですか?個人的にも好きで何度も訪れている鎌倉。今回は新しく注目の朝食から、本当に地元の人しかいかない(むしろ地元の人すら知らないこともある)マニアックだけど面白いスポットをご紹介します!
【9:30】早め集合で朝活を。「喜心」の朝ごはんでスタート。
リセットの旅は朝の過ごし方がいのち。朝ごはんは、一軒家の素敵なカウンターで美味しいお米とお椀がいただける喜心からスタート。
鎌倉駅から10分ほど歩いた静かなエリアに佇む一軒家。京都にもお店を構える喜心は、「日本の朝食」をテーマに、落ち着いた空間でゆっくりとおいしい朝ごはんをいただける鎌倉の新スポットです(要予約)。
ここの魅力は、空間、料理はもちろんのこと、スタッフさんが食べ物について丁寧に説明してくれるところ。カウンター越しにその日に一緒になったお客さんと一緒に、料理の素材や産地などの説明を聞きながらゆっくりと食を楽しむことができます。
後で気づいたのですが、実は私たちは意外とこういう過ごし方をしていないのかも、ということ。街の中にいるとどうしても人が多かったり誰かと食事に行っても何となく携帯をいじったりしがちで、目の前のことに集中してその時を楽しむ、ということが意外とないなあと思ったのです。
ちょうどこの日はお天気が涼しかったこともあり、ここちよい風が吹く風景を眺めながら静かで落ち着いた空間で食べる炊きたてごはんは絶品でした。
【10:00】炊きたてのごはんで“オージャス”チャージ
ごはんは、向付、炊きたての白ご飯、お漬物、汁物、お魚と順番にゆっくり楽しむことができます。ゆっくりコースで出てくるので、かなりお腹いっぱいに。お友達としゃべりながら楽しく朝ごはんが終了しました。
実はインドの伝承医学・アーユルヴェーダでは出来たて、あたたかく、柔らか、しっとりとしている食べ物は最も生命力(オージャス)に溢れていると言われています。日本でいうとこれが炊きたてのごはん!まさにぴったり。反対に、作り置きなどの時間が経ったものはエネルギーが少ないという説もまた、好きな人と楽しくごはんを食べることも健康には大切と言われています。
鎌倉・喜心でオージャスたっぷりの朝ごはん時間を過ごしてみませんか?
【11:30】漢字一文字で今の自分にメッセージ、鎌倉・明王院の「腕輪守」。
いま自分にヒントやメッセージが必要!と思ったタイミングで訪れているお寺・ 「明王院」。1235年(嘉禎元年)、鎌倉幕府四代将軍 藤原頼経により建立されたお寺で、古くから鎌倉幕府の祈願所、そして将軍家の祈願所として歴史を刻んだ場所です。
ここのオススメは「腕輪守(うでわまもり)」というもの。これ、周りのお友達に教えて何人もトライしました。今の自分に必要なメッセージを漢字一文字が教えてくれるというもの。お堂の中でお経を唱えてもらい、そのあとにトレイの上に乗った白い袋の中からどれか気になるものをチョイスします。
中には、漢字の書いた紙と腕につけるタイプのお守りが…。
顔もひとつひとつ違います。お寺のHPによると、“その時に出会ったお守りのお顔、そして刻まれている文字はお不動様からの御縁、メッセージです。”
これ、お経の一文字一文字が お守りになっているんだとか。毎回、その時にぴったりの自分へのメッセージが!今回私は「観」(本質を見抜く)でしたが、過去には「和」(他者と仲良く和合できる点を見つける)「清」(いらないものを捨てる)「縁」(文字通り、ご縁)などを引いたことがあります。友達と行ってもとても楽しい場所&お経を聞いてなんだかスッキリ。友達が引いたものと照らし合わせてもとても面白いです。
この二つだけでもまだ時刻は12時ごろ。まだ鎌倉で楽しんでもいいし、忙しい人は帰ってゆっくりすることもできる時間。うまく時間を作って日常から一間置き、こころの美容をチャージしましょう!