宿題を前もってやる派? ギリギリ派? わが子たちが後者である確かな理由|モデル asacoの4回目の育児 – fourth time around
長かった夏もあっという間に過ぎ去り、2学期が始まりました。
緊急事態宣言下でどうなることやら、と思いましたが、私たちが住む世田谷区では公立小中学校は分散登校となり、クラスの半分は学校へ、もう半分は家でオンライン授業を受ける形となりました。
思えば去年、コロナ禍で突然休校になって学校とのつながりがプツっと途切れたことがありましたが、この1年で一人一台iPadも支給され、ICT教育がぐんと前進したことには感謝しかありません。
とは言え、わが家のように小中学生が3人いるような家庭では、オンライン組が複数人重なるとリビングに人が溢れて、なんならWi-Fi問題も新たに勃発したりで、そこはまた地域のみんなで良き方法を探りたいところ。
もしかしたらこれからは、大人だけでなく子どもたちにもコワーキングスペース的な場所が必要になってくるのかもしれません。
時代の急速な変化に、わたしたち大人はいつでも寛容に立ち回っていきたいものです。
さて、そんなわけでやっと落ち着きを取り戻した9月なのですが、あらためて8月を振り返ってみると、決して大きな出来事はなかったけれど、
それなりに思い出に残ることはあったなぁとしみじみ。
まず、これは毎年のことですが8月の末に次女すいちゃんの誕生日がありました。
夏休み中で時間はたっぷりあるはずなのに、いつも直前になって、プレゼントどうする? 夜ごはんなに食べたい? どこのケーキがいい? などなど慌てて支度をするので、もう当日はバッタバタ。
いつもその日のことだけで精一杯なわたし、毎年じぶんの心の余裕のなさに自己嫌悪に陥ってます(涙)。
そんな話と並行して、夏休みの後半「子どもたちの宿題がぜんぜん終わりません……」「あれだけ計画的に進めた方がいいよって言ったのに」としょっちゅうSNSで発信をしていたら、とあるママ友からこんなことを言われました。
「いやぁ~、宿題ギリギリなざいざいやすいちゃんは、やっぱりアサコさんと親子なんだなぁ~って思ったよ!」
な、なんと鋭い指摘! というか、わたし自身まったくその自覚がなく、正直ちょっと目から鱗でした。そうか、完全にわたしの血だったのか!(笑)
なんなら、夫の政治くんこそ締め切りが迫らないとまったく動けない人で、わが子たちは、ただただ親の性格を受け継いでいただけなのだと思い知りました。
ざいざい、すいちゃん、なんかごめん……。
ちなみに、今までわが家のギリギリ最強星人は長男ざいざいだと思っていたら、この度それはすいちゃんなのだと判明しまして……。
8月31日の夜、彼女はまだiPad片手に机に向かっておりました。なんと、まだ自由研究が終わらずに画用紙に色を塗っているではありませんか。
こりゃ徹夜だな……と思って眺めていたところ、突然スッと立ち上がり「やっぱりあしたの朝早く起きてやるわ」そうひとこと言い残して寝室へと消えていく娘。小2ですごい精神力……。
しかしですね、翌朝きちんと早起きはできたものの当日の支度で手一杯で(それもやってないんかい!)結局宿題は手付かず。
連絡帳に「自由研究が途中なので持ち帰らせてください」とひとこと書かされ、でも本人は至って元気に登校していきました。さすが!
始業式を終えて帰宅した娘は、家でおひるごはんを食べ終えると隣に夫を部下のように従え、やっとのことで自由研究は終了。
その数時間をなぜに夏休み中に組み込めなかったのか腑に落ちないところですが、とりあえずすべて終えたことにホッとするわたしでした。
そんなエピソードもSNSで発信すると、今度は大学時代の友人からこんなコメントが。
「アサコは常に大学の課題を前もって提出していたよ! 多分子どもたちは政治くんの血を受け継いだんだと思う」
な、なんと! 昔の記憶が蘇ってきました(笑)。たしかに、わたしはいつも余裕もって課題を提出していたクチ。いつの間にか夫のギリギリっぷりが伝染していたのでした。
そのことさえも忘れてしまうだなんて……わたしったらバカバカ! そして、夫の影響力の偉大さったら。友人も認めるキミこそが、わが家のギリギリ星人たちの産みの親だわ。