お酒片手にローカルグルメ・雑貨を。 ハワイの最新ファーマーズマーケット!カカアコのナイトマーケット〈Kakaako Sunset Market〉へ。
観光で訪れたい定番スポット、ファーマーズマーケットの人気は継続中。夕方開催で地産地消を重視したナイトマーケットが朝市に継ぐトレンドになりそう。Hanako『ハワイ これからの、お気に入り。』「夕暮れから始まるナイトマーケットへ。」より、カカアコで毎週水曜日に開催されている〈Kakaako Sunset Market〉をご紹介します。
観光の後に立ち寄れる地元産集結の新マーケット。
ハワイのファーマーズマーケットといえば朝市のイメージが強いが、最近は夕方にも開催されるように。なかでも最新マーケットとして注目されているのが、再開発の進むカカアコで毎週水曜日に開催されている「カカアコ・サンセット・マーケット」だ。このマーケットを運営しているのは「ファームラバーズ」という団体で、地元の農業をサポートすべくローカル産にこだわった店を集めているのが特徴。例えば野菜は地元の農園のものを販売し、フードベンダーはローカル産食材を使ってフードを提供するなど、この団体ならではの出店条件を設けているため、ヘルシーやスローライフ志向のロコたちの支持が高い。
通常30〜40店舗のベンダーが出店し、野菜や果物はもちろん、お土産にぴったりなグルメアイテムからプレートランチ、アクセサリーなど幅広いジャンルの品が手に入る。お店の人もアロハの精神全開で話しかけてくれたり、質問すればていねいに教えてくれる。そんな温かい雰囲気が楽しめるのもこのマーケットの醍醐味だ。カメラを向けるとビッグスマイルでシャカサインを決めてくれた〈Aloha Salsa Co.〉のスタッフは、「アメリカ本土のラテンカルチャーで生まれたサルサの味わいを、ハワイの食材を使ってアレンジしているんだ。とにかく超フレッシュでおいしいよ!」と誇らしげに語ってくれた。ローカルを支持するムーブメントが徐々に広がっていく様子は、このマーケットに携わる人たちのモチベーションにもなっている。
マーケットの近くにはトロリー乗り場があるので、旅行者も気軽にワイキキからアクセスできる利便性も魅力だ。また、ファーマーズマーケットでは珍しくアルコールを提供しているのもポイント。椅子とテーブルがあるテントエリアで、ライブミュージックを聞きながらローカルフードとお酒でメローなハワイのサンセットタイムを楽しんでみては?
数あるファーマーズマーケットで唯一、お酒が楽しめる。
ファーマーズマーケットとして、今までにない試みがアルコールの提供。マーケットのテント内ではワインやビール、マルガリータを販売している。
夕暮れ時の光に包まれながら飲む一杯は格別のおいしさ。
ヴィーガン対応、ノンケミカル…。体にいいものがたくさん。
ハワイ産の野菜はもちろんオーガニックの食材が多いのがこのマーケットの特徴。
ヴィーガン向けメニューや化学調味料不使用の手作りフードなど、ナチュラルな味わいが堪能できる一品に出会える。
食も雑貨も、徹底して「 From Hawaii 」。
マーケットに出店しているフードベンダーはローカル食材を最低2品取り入れて提供するのがルール。
グルメフードや雑貨、アクセサリーもメイド・イン・ハワイのアイテムなのでお土産探しにオススメ。
〈Kakaako Sunset Market〉
駐車場も完備。
■1050 Ala Moana Blvd., Honolulu
■808-388-9696
■毎週水曜16:00~20:00
Hanako『ハワイ これからの、お気に入り。』特集では、ハワイの楽しみ方を多数ご紹介しています!
(Hanako1174号掲載/photo : Hisashi Uchida text : Hiroyo De la Cuba)