発酵と、大豆と、わたし。 なっとう娘の「ねばログ」毎日通信。東北の納豆に舌鼓
納豆をこよなく愛する23歳「なっとう娘」が送る、納豆のビジュアル、香り、テイストについてコメントしつつ、魅力を語っているコラムです。(あくまでも個人の感想です)日々ライブ配信にて紹介している色とりどりな納豆たちがずらり!身近な存在だけど実は奥が深い納豆の世界へ、あなたも誘われちゃうかも!?ぜひご覧くださいませ!
はじめまして!なっとう娘です。
こんにちは!納豆をこよなく愛する23歳、なっとう娘のすずまゆです。(にっこり)
幼少期から納豆を愛し、納豆の魅力を1人でも多くの方にお伝えしたい!という気持ちから、Instagramにて毎日、納豆実食の様子をお送りするライブ配信(通称:納豆配信)を始めました。たくさんの方が見てくださり連続130日配信をしております。(現在も継続中!)こちらからよかったらチラっと見ることができますのでよろしければご覧くださいませ〜!
▷Instagramアカウント@なっとう娘
このコラムでは、毎日の配信で食べている納豆1週間分を3つの評価軸をMAXの数値を5として、私の主観で評価させていただいています。あくまでも、その納豆の特徴を表すための数値なので、数値の高い低いに優劣はありません!ご自身の好みに合った納豆探しの参考にしてみてくださいね。
〈 3つの評価軸 〉
・ねばり(弱い 1↔5 強い)
・納豆のかおり(控えめ 1↔5 濃厚)
・豆のかたさ(柔らかい 1↔5 固い)
上記3つの評価のほかに、各納豆に関する情報と感想として「なっとう娘メモ」を添え、私の思う納豆の魅力を余すことなくお伝えさせていただきます。みなさんと多種多様な納豆の世界を共有できたら嬉しいなと思いコラムという形で発信をはじめましたので、ゆるりと読んでいただけたら嬉しいです!
それではレッツ「ねばログ」!
シンプルをまとった美味。「実花」/ひげた食品株式会社
●ねばり 3.5/5
●納豆のかおり 3.0/5
●豆のかたさ 3.0/5
【納豆むすめメモ】
きっと無印が納豆を出したらこんなデザインなんだろうなと思わせるシンプルなパッケージ。口に頬張ると鼻を抜けるだしの香り、小粒で食べやすくタレとよく絡み合う大豆のサイズ。ついついお米が欲しくなります。
ちなみに私は酢飯派なのですが、「すしのこ」という調味粉を使うと簡単にちょうどよい甘味と酸味のある酢飯ができるのでおすすめです。納豆にもよく合うのでぜひお試しあれ〜!笑 ファーストインプレッションである、パッケージデザインから、最後の一口まで、シンプルさの中に美(味)しさを感じることのできる一品。
バンブー納豆!??「昔ながらの納豆屋さん 国産」/有限会社高丸食品
●ねばり 3.3/5
●納豆のかおり 3.8/5
●豆のかたさ 4.0/5
【納豆むすめメモ】
納豆を口に運ぶと、これまた不思議。独特な香りの中で、「この匂いなんだか知っているぞ...」と嗅覚の森を迷っていると、そこが竹林だったと発覚。そう、竹林=「竹」の味がするのです。笑 え?と思う方もいらっしゃるかもしれないのですが、この独特なお味、ぜひ一度食べてみていただきたい...!ハマる人はハマるかも?! ※ちなみに私は仲御徒町の「吉池」というスーパーで買いました。
大豆のサイズは、中粒と表記されているが、かなり大粒寄り。豆の食感、味わいともにしっかりとしているため、「大粒納豆で豆々しさを堪能したい!且つ、いつもと一味違う味わいの納豆が食べたいのだ~!」という方にうってつけの納豆です。
粒的満足感!「新潟県産大豆100% 粒自慢」 /株式会社山ノ下納豆製造所
●ねばり 2.0/5
●納豆のかおり 3.0/5
●豆のかたさ 3.5/5
【納豆むすめメモ】
粒自慢ということで、どれどれ...と開封すると、いい子に佇んでいる大豆たちがこちらをじっと見つめています。かわいい...タレと豆を混ぜていく時点で、すでにだしの香りが漂い嗅覚が反応。食べたい気持ちがはやり、混ぜるスピードも自然とあがります。笑 多すぎず少なすぎず、優しいふわっと感のある粘りを豆たちは身に纏い、お互いに仲良くくっつき合って楽しそう...(温かい目)
噛めば噛むほど大豆の甘みを感じ、豆の硬さも程よく、おかずとして成り立つ満足感。「さすが粒自慢という商品名っ...」と思わず呟きました。笑 後味もまろやかで最後まで謙虚で優しい、その中で自分をしっかり持っている「粒自慢」という商品名がしっくりくる納豆でした。
ほっこりする朝を迎えたい方に。「うど川原 酒田納豆」/有限会社 加藤敬太郎商店
●ねばり 4.1/5
●納豆のかおり 3.7/5
●豆のかたさ 3.3/5
【納豆むすめメモ】
この酒田納豆を作っている加藤敬太郎商店さんは、私が足繁く有楽町に通う理由の1つでもあるアンテナショップ〈おいしい山形プラザ〉にだだちゃ豆の納豆や枝豆の納豆を卸しており、納豆パーティーのたびにお世話になっている会社さん。(いつもありがとうございます)
古き良き納豆らしい真っ直ぐで濃い味わい。おばあちゃんちの朝食を食べた時のような、ホッとする香りが鼻の奥に残る一品。粘りも強く、口の中で広がるねっとり感が納豆を食しているという気分をより盛り上げてくれます...! 1パックで80グラム入っている大容量納豆なので、約2パック分で思う存分、納豆を頬張り楽しむことができる量・質ともに満たされる納豆でした!(ほくほく)
ねば×ねば=...(言わずもがな)「がごめ昆布納豆」/株式会社ヤマダイフーズプロセシング
●ねばり 3.2/5
●納豆のかおり 2.9/5
●豆のかたさ 3.0/5
【納豆むすめメモ】
「見ればわかる、うまいやつやん...!」とネバネバ魂がうずく商品名。納豆だけでは、なかなか出せないふわふわ感、且つもったりとした粘りが混ぜている時から、愛おしさボルテージMAX... そもそも「がごめ昆布」とは、、函館近海だけに生息し、強烈な粘りが特徴。(パッケージ説明文より)
この「がごめ昆布」が、粘りという食感の部分はもちろん、昆布のだしが出ることにより、旨味にもプラスの働きをしてくれています。(感動...)この黄金コンビを商品化してくださり、本当にありがとうございます。パックの中で1つになったがごめ昆布納豆は、双方の味が混ざり合いつつも、時間差でどちらの味もしっかり感じることができ、口の中でひつまぶしシステムが発動します。笑
ご飯にかけるもよし、卵に混ぜて焼くもよし、もちろんそのままおつまみ的感覚でちょっとずつつまむもよしの万能納豆でございます。こちらの納豆、実は東北のスーパーで購入したため、関東ではなかなか手に入らないかもしれません...東北に行くよ~!という方、東北にいるよ~という方、ぜひぜひご賞味あれっ!!
納豆は飲み物。「だしたっぷりごはん納豆」/株式会社ヤマダフーズ
●ねばり 1.4/5
●納豆のかおり 1.3/5
●豆のかたさ 2.1/5
【納豆むすめメモ】
まず、開封して目に飛び込むのがタレの袋!見た目からして大きく、内容量もたれの平均が4gのところ、9gも入っている。2倍以上...!混ぜてみると、たれがたっぷり入っているので、粘り気はゆる~くふわふわな質感。たれを推している商品ということもあり、口に含んでから、噛み締めて喉に流れ込むまで、だしの香りがずっと口の中を楽しませてくれるエンターテイナーなたれの活躍っぷり。
この粘り気のゆるさは、ご飯にだーっとかけて、がーっとかき込んで食べるにはもってこいな「かきこみ飯用納豆」と命名したいと思います。そのままで食べる場合は、豆もやわいため、ほぼ飲み物状態であるところも、特徴です!(が、消化のために咀嚼することを推奨します、笑)
知る人ぞ知る濃厚豆々絶品納豆。「黒石こみせ納豆」/有限会社黒石納豆
●ねばり 4.7/5
●納豆のかおり 4.7/5
●豆のかたさ 3.3/5
【納豆むすめメモ】
こちらは、facebookの納豆コミュニティ(グループ名「納豆大好きです。」337人所属)の創設者の方から、青森のオススメ納豆としていただいた商品。(ありがとうございます...!)黒石市に昔からある納豆専門店が作ってくださっている納豆でございまして、これはもう、大粒且つ、納豆の香りが大好き!!という方はきっと涙を流して食べるであろう濃厚豆々絶品納豆!!!
開封と同時に広がる、ついただいまと言いたくなる、心に温もりを与えてくれるような納豆の香り。納豆をストレート(タレ無し)で食べても、ザ・納豆感が味わえてよし。醤油を加えて食べても、豆の甘みが引き立ってまたよし。一粒一粒の豆は大粒で、1パック80g入っているので、かなりボリューミーかと思いきや、納豆の香りが箸を止めるという概念を忘れさせるくらい、豆の甘みと納豆独特の香り、そして強い粘りに心奪われました。
納豆の味がしっかりしていて、純粋に納豆味を楽しめるため、ご飯にかけたり、料理にするよりストレートまたは、with醤油で食べて欲しい...という個人的なススメでございます。笑 こちらの納豆も青森で購入したので、大粒で納豆味が濃いのがタイプ!という方も、普段はひきわり派だけど気になる!という方も、ぜひぜひ東北地方で買い物する機会がある際に、チェックしてみてくださいませ!
詳細情報なし(個人のブログなどで紹介している方はいらっしゃいます)
「ねばログ」は、いかがでしたでしょうか?初めて見た!!という納豆も多かったのではないかと思います(今回は東北で購入したものが多かったので特にかと...!)
少しでもみなさんに納豆の魅力がお届けできていたら嬉しいです。身近なところに広がる納豆の世界が、あなたを楽しませてくれますよっ。ぜひ、普段のお買い物でも、これを機に納豆棚を観察してみてくださいませ〜!