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アドベンチャーワールドから極上おこもりホテルまでご紹介! 南紀白浜でパンダ&田辺で世界遺産・熊野古道を巡る贅沢旅-1日目-
飛行機を使えば東京の羽田から80分でアクセスすることができる、和歌山県白浜町。南紀白浜空港から車で10分の場所に、パンダの飼育で有名な〈アドベンチャーワールド〉があり、昨年赤ちゃんパンダ“彩浜(さいひん)”が誕生したことで更なる注目を集めています。また、白浜町のすぐ北にある田辺市には、世界遺産に登録された〈熊野古道〉〈熊野本宮大社〉も。ほかにも、このエリアには絶品グルメや絶景スポットなど盛りだくさん!今回はそんな和歌山県白浜町と田辺市を巡る二泊三日のプレスツアーに参加させていただきましたので、3回に分けてその様子をご紹介いたします。
日本でもレア!6頭のパンダに会える〈アドベンチャーワールド〉。
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羽田空港から和歌山県南紀白浜空港へは1日3便直行便が運行。朝10:25発の飛行機に乗れば、南紀白浜にはお昼の12時頃には到着します。
そんな南紀白浜空港から車で10分ほどの場所にあるのが、パンダやイルカをはじめ陸・海・空の様々な動物たち、自然とのふれあいをテーマにしたテーマパーク〈アドベンチャーワールド〉です。
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1978年に開業した〈アドベンチャーワールド〉は、1994年にジャイアントパンダの繁殖研究を開始。これまでに16頭の繁殖・育成に成功しています。
ちなみに現在日本にいるパンダは、東京の〈恩賜上野動物園〉に3頭、〈神戸私立王子動物園〉に1頭、〈アドベンチャーワールド〉に6頭。日本で一番たくさんのパンダを見ることができるのが、この〈アドベンチャーワールド〉なんです。
パンダグッズやメニューがたくさん!ランチは可愛すぎる「パンダバーガー」を。
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園内の至る所にパンダをかたどったグッズやフードメニューが盛りだくさん。今回、ランチはカントリー調の雰囲気と焼きたてパンの良い香りが漂う〈パン工房〉でいただきました。
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登場したのはバンズがパンダ型にかたどられた「パンダバーガー」(1,280円*税込、ドリンク付き)。
可愛らしい見た目で食べるのがもったいないところですが、ガブリ。焼きたてで香ばしいふかふかバンズに、肉々しいパティ、そしてちょっぴりスパイシーなトマトソースがアクセントになっていて食べ応え抜群。一般的なハンバーガーよりサイズも大きめでポテトの量もたっぷり。唐揚げも美味しかったです!
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ちなみにメニューによっては、ドリンクにパンダのメッセージカードが付いてくることもあるそうですよ!
混雑時は1時間半待ち!赤ちゃんパンダ“彩浜”に胸きゅん。
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お腹を満たしたらいよいよ赤ちゃんパンダ“彩浜”を見に、園内にある「ブリーディングセンター」へ。
しかしガラスの中を覗いてみると、“彩浜”ちゃん寝てる……!私たち同様お昼ご飯を食べてお腹いっぱいだったんですかね。でもモフモフしていて、寝息を立てていて可愛らしい。
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右奥にいるお母さんパンダの“良浜(らうひん)”は、ムシャムシャと笹を食べまくっていました。
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そして壁を挟んで隣の部屋には、お父さんパンダの“永明(えいめい)”が。パンダは子供が生まれるとお父さんパンダは一切子育てをしないようで、違う場所で育てるのが一般的なんだとか。
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上記3頭のパンダはガラス越しでしか見ることができないのですが、園内にある「パンダラブ」では、ガラスが取り払われた臨場感あふれる環境でパンダを見ることができます。
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こちらでは“彩浜”のお姉ちゃんに当たる“桜浜(おうひん)”と“桃浜(とうひん)、“結浜(ゆいひん)”が暮らしています。
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ガラス窓がないため、パンダたちが笹を食べる音や匂いまで感じられることが出来ました。
ちなみに取材時は平日かつ雨だったため、待ち時間なくすぐにパンダとご対面できましたが、休みの日など混雑時は1時間半ほど待つこともあるそう。時間には余裕を持って訪れてくださいね。
大迫力のイルカパフォーマンスも!
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パンダの他にもう一つ来園者から人気なのが、マリンワールドエリアにある「ビッグオーシャン」で開催されるマリンライブ『Smiles』。
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約20分のライブではイルカと飼育員の息ぴったりなパフォーマンスの数々が繰り広げられます。
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途中、来園者も一緒に歌って盛り上がるパートもあり、会場はまさにスマイルでいっぱいに包まれていました。
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園内には他にもサファリワールドやアトラクションを楽しめるゾーンがあり、1日では周りきれないほど広大。パンダグッズを始め、お土産も盛りだくさんなので、帰りにはぜひチェックしたいところです。
「日本の夕陽百選」にも選ばれた円月島でサンセットチルアウト。
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日も暮れ始めたので、「日本の夕陽百選」にも選ばれた円月島へ。こちらは臨海浦の南海上に浮かぶ南北130m、東西35m、高さ25mの小島で、夕方になると、島の付近に夕日が沈む景色を見ることができます。
季節によっては島と島との間に日が沈む絶景を拝むこともできるそうですよ。
インフィニティ足湯に感動!〈SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE〉でお泊まり。
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1日目は2018年春にリニューアルしたばかりのホテル〈SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE〉に宿泊。
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夕暮れ時が絶好のチャンス、ということで到着してすぐにデッキに行ってみたのですが、なんとインフィニティプールならぬ、インフィニティ足湯が!
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この日は小雨でしたがこの景色。全長30メートルのインフィニティ足湯越しに、茜色に染る海を眺められるなんて、なんとも贅沢です…!
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インフィニティ足湯の後ろには、ウイスキー、日本酒、季節の果実を使ったスペシャルカクテルが楽しめる〈KON BAR〉のテラス席が。ネオンが輝き、モダンでおしゃれな雰囲気です。
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また、奥にはドラマチックなサンセットから、夜は星空や海に揺らめく漁火を眺めながらロマンティックなひと時を過ごせる〈mikan terrace〉も。春からは手ぶらでBBQも楽しめるようです。
選べる色浴衣やシャンプーバー、プレイルームなど盛りだくさん!
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チェックインを行うレセプションはなんと円形。上部は吹き抜けで開放感があります。
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レセプションの横には浴衣Loungeがあり、好きな色浴衣を無料でレンタル可能。色浴衣と下駄姿で、街散策もできるそうですよ。
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エントランス入ってすぐの場所には、紀南の方言で「とても」を表す「てち」を店名にしたベーカリー〈TETTI BAKERY & CAFE〉が。
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なんとこちらのパン屋さん、最高級のフランスパン用小麦粉「メゾンカイザートラディショナル」を使用し、レシピもパンの名店〈メゾンカイザー〉から教わったのだそう。
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訪れた際はちょうどストロベリーフェアを開催。夕食前にも関わらず、いちごサンドをつい購入してしまいました……!パン生地フワッフワモチモチ、いちごが甘酸っぱくで最高でしたよ!
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一階には他にも、静かで重厚感のある空間で大人の時間が過ごせるバー〈KON BAR〉や、
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和歌山県も推進する“バケーション”と“ワーク”を組み合わせた“ワーケーション”を実践できる「ビジネスルーム」も。パソコン、プリンター、Wi-Fiが完備されたゆったりとした環境で、お仕事の効率もアップしそうです。
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ホテルの二階には「Play Room」が!
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卓球、エアホッケー、ビリヤードなど温泉でおなじみの娯楽から、ボルダリングやキッズエリア、ミュージックルームに加え、白浜初のゴルフシミュレーターと麻雀ルームも完備(有料)しています。
太平洋を一望できる露天風呂も!日本三古湯の一つ「白浜温泉」でゆったり。
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国内旅行の際で楽しみなのが、やっぱり温泉。このホテルの温泉にはなんと5種類のシャンプーとトリートメントを自由に選べるシャンプーバーが備え付けられています!色もカラフルでキレイです。
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温泉のイチオシは、露天風呂 三段の湯。三段階の深さで源泉掛け流し温泉を楽しめ、最大深度120cmの立ち湯に浸かりながら、眼前に広がる海を望むことができます。
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浴後のひとときは、畳敷の香りが心地よい「うたたねルーム」でゴロゴロタイムはいかが?自由にご利用いただけるマッサージチェアや高性能の酸素ルーム(有料)も完備しており、本棚にずらりと揃うマンガを読むことができます。ここだけで一日いられそう……!
地元食材たっぷりの贅沢ビュッフェ。
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お待ちかねの夕食は、朝、昼、晩とシーンに応じた、和洋多彩なお惣菜がずらりと並ぶビュッフェレストラン〈by the ocean〉でいただきました。
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専用のピザ窯から運ばれる、手作り生地を使った焼きたてピザをはじめ、ライブコーナーから提供される作りたてのお寿司やラーメンなど盛りだくさん。
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和歌山名物の茶粥など、地元グルメもあって、どれを食べようか迷ってしまいました。
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ちなみに朝はこんな風景。
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大きな窓の外には美しい海と空が広がっていて、清々しい朝を迎えることができました。
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〈TETTI BAKERY & CAFE〉のパンも朝夕食べ放題というから嬉しい限りです!
オーシャンビューの贅沢な客室でのんびり。
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今回宿泊したお部屋は、オーシャンビューの美しい眺望が魅力のデラックスルーム。ベッド2台に加え、小上がりにお布団を敷くことで4名まで宿泊可能です。
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この部屋でびっくりしたのが、バスルームからの眺め。なんと湯船の横が窓になっていて、寝室に繋がっているんです!カップルやご家族には良さそうですよね。
盛りだくさんだったプレスツアー1日目。2日目はいよいよ熊野古道の散策です!