ハナコラボ日記/本山順子の東京さんぽ道 第20回 スペイン・バルセロナへ!絶景を一望できる教会と、レトロな遊園地散歩。
第20回目は、「スペイン・バルセロナ」のラストデイ!今回はど真ん中の観光スポットではなく、少しのんびりこれまでのお散歩を振り返るようなひと時を♪ちょっと不思議な教会と、レトロで懐かしいフォトスポット満載の遊園地をお散歩してまいりました!それでは早速行ってまいりましょ~う!
目的地へは〈サグラダ・ファミリア〉から電車やケーブルカーを乗り継いでおよそ一時間半ほど。ポカポカの陽気の中、山頂を目指して進むケーブルカーに乗り込むと、子供の頃の遠足のようなワクワク感でいっぱいになります♪
ケーブルカーを降りると閑静な住宅街。地元の方しか利用していないようななんでもない細道をお散歩するのが大好きなんですよね~!目的地へは、ここからバスに乗り継いでさらに山頂へ。
〈ティビダボ遊園地〉と〈サグラット・コール教会〉に到着!なんと遊園地は創業1901年!100年以上の歴史を持つスペイン最古の遊園地なんです。
ちょっと不思議で独特の雰囲気を醸し出している〈サグラット・コール教会〉がそびえ立つ〈ティビダボの丘〉は、標高512メートルとバルセロナでは一番高い位置にあります。
中に進むとさらに不思議感が増します。電飾で彩られたマリア様と、奥はキリスト以外は考えられないのですが腕に抱えられた方は誰なのでしょうか?カオス渦巻く空間…大好物です!そんな奇妙さを尻目にエレベーターで屋上へ!
屋上へ出ると見てください!この絶景!遊園地越しにバルセロナも地中海までも一望できてしまうんです!
気持ちのいい風も吹き抜け、とっても開放的!思わずこんな表情になってしまいます。清々しい~!ぐるりと眺めて〈ティビダボ遊園地〉に入園。
太陽サンサンの陽気の中ソフトクリームをパクパク。バルセロナ版花やしきという感じでしょうか?レトロで可愛らしい遊具が並びます。
ここ〈ティビダボ遊園地〉は、バルセロナ市民なら子供の頃に一度は訪れたことがあると言われるほど、地元の方達にとってはとても馴染み深い遊園地なのだそう。のんびりと過ごして中心地に戻り、夕食を。
バルセロナの滞在で虜になったタパス「ピミエントス・デ・パドロン」。毎日食べても飽きがこない!そして揚げたて熱々のポテトにアイオリソースをかけていただく「ブラバス」もくせになる美味しさ!
スペインといったらやはりパエリアですよね♪海鮮の旨みがギュギュッと濃縮されいて、日本に帰ってしばらく経ちますが未だにこの味が恋しくなってしまいます…!
こちらのレストランにはほとんど毎日通いつめていたのですが「今日が最終日なんです。」と伝えるととびきり陽気な店主からレモンチェッロの強くて甘いカクテルをいただきました。店主の粋な計らいに、なんだか泣けてしまうほど感動…。バルセロナに訪れたら絶対にまた立ち寄ります!(T_T)
締めくくりに、暮れていくバルセロナの街を〈カタルーニャ広場〉までお散歩。あーなんていい街なんだろう!バルセロナ!
6回にわたりご紹介してきた「スペイン・バルセロナ」。〈バルセロナ現代美術館〉にも立ち寄ったのですが、アートも文化もエネルギッシュ!そして、人も街もとても明るく親切でありながら過ごしやすい、いい距離感を保ってくれます。その上ご飯も美味しいなんて!すっかりスペインの虜です。今度訪れる機会があったら他の都市もお邪魔してみたいものです。それでは皆様も良いお散歩を~!