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コンテンポラリーな広東料理を堪能。 〈ウェスティンホテル東京〉の名店〈広東料理 龍天門〉が香港有名シェフと夢のコラボ!秋限定スペシャルディナーが登場。
秋といえば食欲の秋でもあり、美味しい食材に恵まれる季節ですよね。この時期しか味わうことができない美食はぜひ存分に堪能したいところです。〈ウェスティンホテル東京〉内にある本格広東料理を提供するレストラン〈広東料理 龍天門〉でも、秋の味覚祭りを開催。今回はその中から11 月17日(土)~30日(金)限定で登場する、〈JW マリオットホテル香港〉中華料理総料理長ジェイソン・タン氏とのコラボレーションディナー「龍天門 香港フェア」の一部を試食させていただきましたので、その魅力をご紹介させていただきます!
香港で食べられているオーセンティックな広東料理を提供する〈広東料理 龍天門〉。
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荘厳な“龍の宮殿”で究極の美食体験ができる、本格広東料理レストラン〈広東料理 龍天門〉。2018 年2月にリニューアルオープンし、新総料理長・和栗邦彦氏により全てのメニューがリニューアルしました。
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和栗シェフは香港料理と広東料理への深い情熱を持ち、日本で多く見られる上海・北京・四川などがミックスされた料理を提供する「広東料理レストラン」ではなく、日本や世界の旬の食材を使用し、香港で実際に食べられているオーセンティックな広東料理を提供しているのが特徴です。
香港のトップシェフと和栗シェフが奏でる秋の美食コース。
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そんな和栗シェフと親交の深い、〈JW マリオットホテル香港〉中華料理総料理長ジェイソン・タン氏の2大シェフが夢の競演。11 月16 日(金)の一夜限りで、2大シェフによる特別コラボレーションディナーが開催されるほか、11月17日(土)~30日(金)には、ジェイソン・タン氏の特別メニューを盛り込んだコースメニュー「龍天門 香港フェア」が登場します。
ちなみにジェイソン・タン氏は、様々な5つ星ホテルや広東料理レストランで豊富な経験を持ち、29歳で5つ星ホテルの総料理長に任命された、新進気鋭のシェフです。
秋の味覚を贅沢に使った全8品の「龍天門 香港フェア」。
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「龍天門 香港フェア」は前菜からデザートまでたっぷり楽しめる、全8品のディナーコース。ジェイソン・タン氏がある程度のメニューを構成し、それを元に和栗氏が合わせるメニューを考案したそう。
今回は8品の中から和栗シェフが考案した4メニューをいただきました。
パリパリ食感がたまらない!「甘鯛のサクサク揚げガーリック風味」。
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コースの4品目に登場するのが、今が旬の甘鯛を使用した「甘鯛のサクサク揚げガーリック風味」。スパイス揚げは香港でもよく食べられているメニューで、こちらを元にアレンジを加えたそう。
甘鯛の皮はパリパリ食感を出すため高温の油で揚げる松笠揚げにし、その後じっくり低温で火入れすることで、身はふっくらジューシーに。これに今が旬の銀杏やアスパラも一緒に揚げ、さらに揚げニンニク、五香粉、アクセントに生唐辛子をかけ、シャンツァイが添えられています。
口に運んだ瞬間、ガーリックの良い香りが鼻をつきます。パリパリとした心地よい甘鯛の食感、五香粉や唐辛子のスパイシーさが加わり、紹興酒を合わせたくなる一品です。ちなみに油はノンブレンドの大豆油を使用しているため、くどさや重たさを感じませんでした。
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ちなみにこちらのお店では、目の前でサーブいただける、年代物の甕(かめ)だし紹興酒を味わえます!フリーフローメニューも展開しているようなので、お酒好きな方は合わせて味わってみては?
国産牛ヒレ肉を使用した「和牛肉と南瓜の炒め 赤ワインソース」。
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5品目に登場するのが、国産牛ヒレ肉を使った「和牛肉と南瓜の炒め 赤ワインソース」。赤ワインソースというと、フレンチやイタリアン料理のイメージですが、こちらは西洋のステーキソースにセロリやニンジンなどの野菜でとったブイヨン、ケチャップで甘みを加えた、香港の定番ソース。今が旬の南瓜を食感が残るよう炒めて添えられています。
しっとりした赤身のヒレ肉に甘さのあるソースが合わさり、子供から大人まで楽しめる味わいだと感じました。
今が旬の上海蟹がたっぷり!「イーフ麺 上海蟹みそと共に」。
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個人的にうっとりするほど美味しかったのが、7品目に登場する「イーフ麺 上海蟹みそと共に」。イーフ麺とは、茹で上げた玉子麺を一度油で揚げ、再度茹でて食す香港では一般的に食べられている麺のこと。「イーフ麺 上海蟹みそと共に」はこのイーフ麺をシャンタンスープで茹で旨みを染み込ませ、塩、砂糖、黒酢で味を整えた上海蟹の身とみそをあんに仕立て絡めた料理です。
立ち込める上海蟹の香りを嗅ぎながら、麺をたっぷりあんに絡めていただくと、濃厚な蟹みそと旨みたっぷりなあんが口いっぱいに広がり、まさに口福の一言。一度揚げたイーフ麺を使っているからか、少量に思えましたが食べ応えのある一品でした。
モンブランの下はなんとエッグタルト!「和栗のモンブラン 林檎の春巻 シナモン風味」。
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8品目のデザートはなんとモンブランと林檎の春巻き。「どこが香港や広東料理なの?」と思いましたが、なんとモンブランの下部分がエッグタルトになっていました!
濃厚な和栗のモンブランにはタピオカやシルバーシュガーが添えられ、なんだかカップケーキのようにキュート。〈広東料理 龍天門〉というお店の名前にちなみ、こちらのエッグタルトには栄養価が高く色も濃い大分県の「龍の卵」を使用するというこだわりです。
そして林檎の春巻きも香港ではよく食べられているスイーツだそう。トロッと甘い林檎とパリパリの春巻き、シナモンパウダーが相性抜群です。
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「中華は油っぽくて重たいイメージがありますが、広東料理はヘルシーにもなるのが特徴。そして同店では油も大豆油やオリーブオイル、ピーナッツオイルを、調味料もほとんど手作りのものを使用しています。女性の方でも最後までおいしく頂けますよ」と和栗シェフ。
この時期だけのプレミアムなディナー。ぜひこの機会に味わってみてはいかがでしょうか?
【広東料理 龍天門 概要】
■東京都目黒区三田 1-4-1 ウェスティンホテル東京 2F
■03-5423-7787
■ 11:30~15:00(土日祝 ~16:00)、17:30~21:30
■http://www.ryutenmon.westin-tokyo.co.jp/
■「龍天門 香港フェア」
▼期間:11 月17 日(土)~30 日(金)
▼料金:16,000 円※メニューには別途、消費税及びサービス料(13%)を加算
▼コース内容:
1. 温泉卵と杏茸のキノコソース
2. ロブスターのソテー 海鮮ソース
3. ツブ貝とひよこ豆のスープ ココナッツの器で
4. 甘鯛のサクサク揚げガーリック風味
5. 和牛肉と南瓜の炒め 赤ワインソース
6. きぬがさ茸の青菜詰め ライススープと共に
7. イーフ麺 上海蟹みそと共に
8. 和栗のモンブラン 林檎の春巻 シナモン風味
* 仕入れの状況により一部変更する場合あり
■「2大シェフ特別コラボレーションディナー」
▼期間:11 月16 日(金) 19 時~
▼料金:18,000 円(税・サ別) ※フリーフロープラン5,000 円(税・サ別)
▼コース内容:
1. 温泉卵と杏茸のキノコソース
2. ロブスターのソテー 海鮮ソース
3. ツブ貝とひよこ豆のスープ ココナッツの器で
4. ハタとマツタケの蒸し物
5. 牛ホホ肉のトマト煮込み 翡翠ソース
6. きぬがさ茸の青菜詰め ライススープと共に
7. 稲庭麺黒酢和え 桜海老の香り
8. アボカドの冷製スープ ツバメの巣添え
* 仕入れの状況により一部変更する場合あり
*各種割引対象外