アーティストのMummy-D氏や小説家の柏井壽氏も注目! ナガシマスパーランドだけじゃない!今注目の三重県桑名市の魅力をご紹介。
国内有数の総合レジャー施設〈ナガシマスパーランド〉がある三重県桑名市は、名古屋からJR関西本線や近鉄名古屋線で約25分というアクセスの良さを誇ります。そしてあの〈ナガシマスパーランド〉以外にも実は魅力が満載!今回は、新丸ビル〈丸の内ハウス〉内の〈MUS MUS〉にて行われた桑名市の「食」に纏わる魅力を掘り下げるイベント「Dig K」に参加してまいりましたので、その魅力をご紹介いたします!
特産品のハマグリや「日本一やかましい祭り」など市長が桑名の魅力を紹介!
イベント冒頭では、桑名市の伊藤徳宇市長が登壇し、街の特徴を映像や写真とともに概説。
旧東海道唯一の海路である地理的特徴、本多忠勝が築いた城下町であるという歴史的資産、名産であるハマグリを中心とした食文化、国内有数の総合レジャー施設である〈ナガシマスパーランド〉等について紹介いただきました。
桑名の名物としてユネスコの無形文化遺産にも登録されている「石取祭」も紹介されていたのですが、「日本一やかましい祭り」「天下の奇祭」と呼ばれいるようで、とても気になりました!
アーティストのMummy-D氏や小説家の柏井壽氏が魅力を深掘り!
その後、桑名の「食」をテーマに行われたトークセッションでは、桑名市の魅力を伝える「魅力みつけびと」として、小説家の柏井壽氏が登場。2018年度のテーマである「食」について、柏井氏が桑名へ訪問した際の話を中心に、市長などとトークセッションをしました。
桑名のハマグリについて、柏井氏は「これまでの常識が覆された」と語り、ハマグリの一番の旬が6月であることに言及。貝類ということもあり、冬場が旬と思われがちなハマグリは、実は産卵シーズンを本格的に迎える直前の初夏が一番旬であることについても語られ、会場からは意外そうな反応が見られました。また、市長は「大きさに味が比例すると思われがちだが、そういう訳ではない。一番美味しいサイズは4年物くらいのもの」と語っており、桑名のハマグリへの自信と強い愛を感じました。
トークセッションが終わり、2019年度のテーマ「歴史」の「魅力みつけびと」として、人気ヒップホップ・グループ、ライムスターのメンバーでラッパーのMummy-D氏が登場。実はライブで全国各地を回る度に、史跡めぐりをしている程の歴史通なのだそう。
今回はブログで紹介したスポットを中心に、日本史への熱い思いを語り、「本多忠勝、長島の一向一揆、宝暦治水、戊辰戦争」など桑名にはたくさんの歴史的魅力があること、歴史通にはたまらないスポットであることを紹介していました。
また、会場には参加できなかったものの、2020年度テーマ「祭」の「魅力みつけびと」として、「昭和のダンディズムの象徴」白洲次郎、文筆活動において多彩な活躍をした白洲正子の孫でもある白洲信哉氏の就任も発表。ビデオメッセージが上映され「日本全国の神事を数多く見ているが、多度大社の上げ馬神事は特に印象に残っている。祖父の代より訪れていたハマグリの味もまた体験したい。また、”日本一やかましい祭り”と称される石取祭にも参加し、広く魅力を伝えていきたい」と、就任メッセージを語っていました。
トークイベントの最後に、伊藤市長は「市内に住んでいて当たり前だと思っていることを、外目線で掘り下げ、魅力を磨き上げていきたい」と話しました。「内目線」と「外目線」を掛け合わせ、まちが持つ魅力を磨き上げていく方針を掲げ、より一層の桑名ブランド浸透に意欲を見せていました。
名物ハマグリフライやしぐれ煮の炊込みごはん、地酒を囲む食事会も開催。
トークイベント後には桑名の名産を使用した食事が登場。
名産のハマグリを使ったハマグリ蒸しをはじめ、柏井氏が「カキフライ以上に美味しいかも」と絶賛していたハマグリフライ、しぐれ煮の炊込ご飯、もち小麦のブリニー~九華はちみつ付け~などが登場しました。
初めて食べたハマグリフライは、柏井氏の話通り、想像以上のおいしさに感動!カキフライよりもクセがないため、何個でも食べられそうでした!
食事とともに、桑名名産のお酒などドリンクも登場。細川酒造株式会社の誇る地ビール上馬ビールや青雲純米大吟醸を味わうこともできました。
意外な魅力に溢れる三重県桑名市。今度は実際に足を運んで、その魅力を体感してみたいところです。