浄化のアクションを暮らしの中に。 今日からはじめる、浄化のテクニック。〜五行説編〜
人生の大半の時間を過ごすおうちが、いるだけでパワーを充電できる場所になったらこれほど素晴らしいことはない。“おうちde開運”するためのあれこれを紹介します。家を整える以外にどんなことで浄化ができる? おうちで簡単にできる、浄化ですべきことを、古神道研究家・暁 玲華さんに教えていただきます。12月26日発売 1217号「開運聖地」特集からお届け。
磨かれた石を持つことで、己のオーラもきれいにする。
「“パワーストーン”などといいますが浄化の力が強いのは磨かれた石。宝石を身につけることも邪気から身を守る意味が。部屋に水晶や磨かれた石をオブジェとして飾ったり、神聖なものなら御神体として祀ってもいいです」
土から生まれた器を使って 食べ物のパワーをいただく。
「土や鉱物を練ってつくる陶磁器には土地のエネルギーがあります。自分が気に入った土物の器を使うだけで浄化アクションに。冬に土鍋を囲むなど季節感のある器を選ぶことも大事。旬を感じることは生命力に繋がります」
澄んだ音を鳴らすことで 磨かれた石を持つことで 空気を一気に浄化する。
「火打石は鋼の火打金を硬い石に打ち合わせ、音と火花で厄除けをしていました。また、鈴や鐘の音は神事などにも使われています。鐘の音は場の空気を変える力があるのです。玄関に金属製のドアベルを置くといいでしょう」
火の揺らぎを見つめ、心をクールダウンさせる。
「やる気が出ない時などはキャンドルを灯して瞑想をしてみたり、ただぼんやりするだけでもいいです。また、火はその場に溜まった悪いエネルギーも滅却するので、嫌なことがあったら火を灯して心の平穏を取り戻して」
浄化のアクションに、ルールや縛りはない。
「まず大事なのは、自分がすすんでやりたいとか、これならできそうだと思えるアクションを選ぶこと。それがきっと今のあなたに足りない要素なのだと思います。五行説が唱えているのは自然のバランスです。浄化もバランスを整えるために行うこと。心や体に無理をするのではなく、このアクションを起こしたら自分の部屋がより良くなりそうだ、より居心地が良くなりそうだと思うものからぜひはじめてみてください」
暁先生が教えてくれたアクションは、花を飾ったり、キャンドルに火を灯したり、簡単ですぐに取り入れられそうなものばかり。自分がなにか「溜まっているな」と感じたら浄化アクションをひとつ試してみて。