おうちパワースポット化計画。 今日からはじめる、浄化のテクニック。〜浄化の三大要素編〜
人生の大半の時間を過ごすおうちが、いるだけでパワーを充電できる場所になったらこれほど素晴らしいことはない。“おうちde開運”するためのあれこれを紹介します。神棚の基本を学んだら、そこに備える浄化の三要素である塩、水、酒について知っておきたい。日々を清々しく過ごすためにできる浄化のアクションを、古神道研究家・暁 玲華さんに教えていただきます。12月26日発売 1217号「開運聖地」特集からお届け。
塩、水、酒は強い浄化力を持つ。
「塩、水、酒はいずれも、人が生きていく上で最も重要な“清い水”に通じるもの。湧き水や聖水などの“清い水”は神事にも使われています。浄化をするためにはそれぞれのアイテムも“清い”ことが肝心です。塩は人工的に作られたものではなく、自然の海水由来のものや岩塩を、水も余計なものが入っていないミネラルウォーターを、酒は日本酒を。神棚にお供えするものも、家の浄化で使う場合も、どちらも素材の選び方から気をつけてみてくださいね」(暁先生)
魔除けとしても使える“清い水”の結晶。
洗い流す浄化のパワーが強い海水を結晶化した塩は、あらゆる穢れを払ってくれるもの。「外の邪気を避けるために玄関に盛り塩をするのはみなさんご存じでは。気が良くないと思う時は部屋の四隅に置くのもおすすめ。ヒマラヤの岩塩など標高の高い場所で採れた天然の岩塩は、お風呂に入れるなどすると体の浄化に役立ちます」
きれいな水にハッカ油を少量入れて拭き掃除を。
「お供えでは、湧き水など土地のきれいな水をお供えするのがベター。でも今の都市部の生活ではなかなか手に入れにくいと思うのでミネラルウォーターなどを活用して。外国のお水でも問題ありません」。水を使った浄化は拭き掃除がおすすめ。「きれいな水に酢やハッカ油を少量入れて。ガラスや鏡をきれいに拭くと邪気が消えます」
浄化できた時に、自分の気を高めるために使う。
お酒は邪気をとるより開運のために使える、と暁先生。「実りを示すお酒にはプラスの作用があります。浄化したあとに自分の気を高めたかったらお酒を使うのもいいでしょう。お供えしたお神酒を下げた時に飲むのもいいですし、庭や大切にしている観葉植物に少量をまいても。土地や植物があなたを守ってくれるようになります」