東京から約2時間の小旅行へ。 オーシャンビューと美食を満喫!茨城・日立へ週末トリップ。
海辺から立ち昇る朝日の美しさからその名がついた、茨城県日立市。工業都市のイメージが強くありますが、東京駅から特急列車に乗れば1時間40分ほどでアクセスできる上、海や山など美しい自然が多く、美食やレジャーも満載! 今回はそんな日立の魅力を体感できるプレスツアーに参加してまいりました。週末一泊二日で楽しめるおすすめスポットをご紹介します!
【1日目 13時】日鉱記念館と大煙突で産業城下町の歴史を学ぶ。
午前中に東京駅を出発すれば、お昼頃には日立駅に到着します。まず到着したら日本を代表する産業城下町である日立市について学んでみましょう。
日立鉱山のシンボルとも言われる大煙突は、外せない観光スポットです。新田次郎さん原作の長編小説『ある町の高い煙突』でも取り上げられ、映画化も決定し、現在制作が進められています。
市内各所から眺めることができるので、ドライブの途中お気に入りのスポットで写真撮影してみましょう。
当時の日立鉱山の様子は、鉱山跡地に立てられた〈日鉱記念館〉にて知ることができます。建物は「自然との対比と調和、人々の鉱山開拓精神の象徴」として、松田平田設計事務所によって設計され、1987年に建築業協会賞を受賞しています。
〈日鉱記念館〉
住所:茨城県日立市宮田町3585
電話:0294-21-8411
開館時間:午前9時~午後4時(入館受付は午後3時30分まで)
http://www.nmm.jx-group.co.jp/museum/
【1日目 14時半】日本最強クラスのパワースポット〈御岩神社〉を参拝。
常陸国最古の霊山と言われている御岩山の麓にある、〈御岩神社〉。樹齢600年と言われる三本杉をはじめ、美しい樹木に覆われた荘厳な冷気を感じさせてくれます。
日本最強クラスのパワースポットと言われるゆえんは、総祭神188柱を祭っているため。〈御岩神社〉をお参りするだけで、日本のほぼ全ての神様にお参りすることができる、強大なパワースポットなのです。
〈御岩神社〉
茨城県日立市入四間町752
TEL:0294-21-8445
http://www.oiwajinja.jp/
【1日目 16時】〈奥日立きららの里〉で日本一のスライダーを体験。
遊園地などレジャースポットも多くある日立。
東京ドーム10個分の敷地面積を誇る〈奥日立きららの里〉には、オートキャンプ場や宿泊施設、アスレチック施設が。カップルや家族連れ、グループなどさまざまな人に人気のスポットです。
中でも人気なのが、全長1,188mの日本一長い滑り台「わくわくスライダー」(大人一回520円)。山頂より877mの滑走部を滑り降りるスライダーは、緑あふれて気分爽快! ぜひトライしてみましょう。
〈奥日立きららの里〉
住所:茨城県日立市入四間町 863-1
0294-24-2424
営業時間:3/16~11/15 …9:00~17:00、11/16~3/15…9:00~16:00
定休日:月曜日と12/29~1/3
http://kiraranosato.sakura.ne.jp/
【1日目 17時】名物・常陸牛の焼肉を堪能!
お宿で夜ご飯もいいですが、地元の飲食店でその土地の名産品をいただくのもおすすめ。日立のブランド牛・常陸牛を30年以上取り扱う〈肉のレストラン くらた〉は、地元民に人気の焼肉屋さんです。一頭買いしているからこそ提供できるリーズナブルな価格と、いろいろな部位を焼肉で味わうことができます。
〈肉のレストラン くらた〉
住所:茨城県日立市弁天町1-2-6
電話:0294-21-1387
営業:17:00〜22:00(L021:45)、日・祝17:00〜21:00(L020:45)
定休日:火曜日
https://nikunokurata.jimdo.com/
【1日目 19時】オーシャンビューの隠れ家〈うのしまヴィラ〉で宿泊。
お宿は海が目の前に広がる最高の立地に、隠れ家のように佇む〈うのしまヴィラ〉へ。
プロが選ぶ日本のホテル100選「選考審査委員特別賞 日本の小宿2018」10選にも選ばれたお宿です。
施設内にあるカフェ&ダイニング海音(シーネ)では、地元の常陸野菜(ひたちやさい)や鮮魚などの食材を使った、身体にやさしい料理を味わえます。
添加剤を使わない自然な素材にこだわりながら、無理のない手づくりを心がけ、発酵食品のやさしさを活かした美味しさです。朝食は、旬の地元野菜をたっぷり使った、心と体に優しく染み込むお料理がいただけます。
〈うのしまヴィラ〉
住所:茨城県日立市東滑川町5-10-1
TEL:0294-42-4404
http://unoshima-villa.com/
【2日目 9時】日立駅&シーバーズカフェでパノラマオーシャンを満喫。
2011年にリニューアルされた日立駅は全面ガラス張りで、まるで海の上に浮いているよう! 日立市出身の世界的建築家、妹島和世さんがデザインを監修し、2012年にグッドデザイン賞を受賞、2014年に鉄道の国際デザインコンペティション「ブルネル賞駅舎部門」最優秀賞を受賞しています。
そんな日立駅から直結し、海側に突き出たガラス張りの建物は〈シーバーズカフェ〉というお店になっています。
茨城自慢のサザコーヒーや軽食を、パノラマオーシャンの絶景で味わえるなんて、最高の贅沢です!
〈シーバーズカフェ〉
住所:茨城県日立市旭町 1-3-20
電話:0294-26-0187
営業時間 7:00~22:00(ラストオーダー 21:00)
定休日:年中無休
http://seabirdscafe.com/
【2日目 10時半】〈かみね動物園〉で動物たちに癒される。
地元で長年愛されている〈かみね動物園〉は、動物が生き生きしている動物園の取り組みを表彰する「エンリッチメント大賞」を2016年と2012年に受賞しています。
動物園からは海も見渡すことができるので、海を見ながら、動物たちに癒されるなんて贅沢な時間が過ごせますよ。
〈かみね動物園〉
住所:茨城県日立市宮田町 5-2-22
電話:0294-22-5586
開園時間:3月から10月(夏季)9時から17時(入場は16時15分まで)
11月から2月(冬季)9時から16時15分(入場は15時30分まで)
休園日:年末年始(12月31日‐1月1日)
http://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/
【2日目 12時】新鮮な魚介山盛り! 日立名物・味勝手丼をほおばる。
1日目はお肉を満喫したので、2日目のランチは獲れたて新鮮な海の幸を。〈日立おさかなセンター〉という道の駅では、店頭の魚介から好きなものを選んで自分で盛り付ける「味勝手丼」を楽しめます。キラキラと輝く新鮮で大ぶりのネタばかりで、どれにしようか迷ってしまいます!
また、買った魚介をその場で焼いて食べられる「海鮮浜焼き」も人気。みんなでワイワイ楽しいランチタイムが過ごせそうです。
〈日立おさかなセンター〉
住所:茨城県日立市みなと町5779-24
電話:0294-54-0833
http://hitachi-osakana-center.com/access.html
【2日目14時】最新技術のプラネタリウムできらめく星空に感動。
最先端の技術とテクノロジーが集う日立ならではのスポットが、〈日立シビックセンター〉の天球劇場。最新の光学式プラネタリウム投影機で、美しい星空や壮大な宇宙をドーム映像で体験できます。
〈日立シビックセンター 天球劇場〉
住所:茨城県日立市幸町1-21-1 日立シビックセンター内
電話:0294-24-7731
http://www.civic.jp/tenkyu/
【2日目16時】日立駅から特急列車で東京駅へ。
2日目の午後まで目一杯遊んでも、夕方には東京に戻れてしまうのも日立の良さ。東に太平洋、西に山々という豊かな自然を持ち、美味しいグルメや歴史的文化も息づく日立で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?