ハナコラボCLOSE-UP 「“何かを生み出す場所”として、多様性のあるコミュニティを作りたい」/〈株式会社PAON〉取締役・瀬古あゆみさん
仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!
今回、紹介するハナコラボ パートナーは…
名前:瀬古あゆみ(せこ・あゆみ)
年齢:31歳
職業:〈株式会社PAON〉取締役
〈株式会社PAON〉の取締役として活躍する瀬古さん。インフルエンサーやアーティスト、YouTuberなど、様々な人たちのサポートをするエージェント企業だ。「所属される方には、まず会社に何をしてほしいか伺い、一人一人にあった契約状態やギャランティの取り分などを決めます。個人で活動していると、クライアントと仕事をした場合、連絡は自身でしなければいけません。でも正直、それに時間をとられてしまうのはもったいないですし、クライアント側としても、マネージメントが間にいたほうがいいはず。〈PAON〉ではそういったクライアントのやりとりはもちろん、プロモーションの代行やスケジュール管理など、実務的なサポートをします」。
会社の設立は今年2月。日に日に成長していく子どもの姿を見て、自身も何かに挑戦し、1年前より成長したいと思い立ち、2ヶ月程度で準備したそう。「芸能界にいた頃は、自分が売れることに一生懸命でしたが、出産を機に、不思議と自分に対して欲がなくなってしまって。子どもを想うように、才能がある人たちに何かできないかという考えが大きくなったのも、起業したきっかけです」。
「多様性のある企業」を目指し、ギャル系、美容系など、所属メンバーのカテゴライズはしない。「“SNSを始め、何かしらのプラットフォームで自分たちの能力を活かして発信している”という共通点を元に、接点のない、色々なジャンルの方たちが出会えば、おもしろいシナジーがあるかもしれない。一つのコミュニティに入る感覚で〈PAON〉に所属して、より活躍の場を広げてくれたらなと思います」。
将来の目標は?「〈PAON〉のテーマの一つは、所属メンバー個人が活躍し、結果的に一つのチームになることで、社会にどれだけ還元できるか。そして、所属メンバーで福祉などの活動をしていきたいです。募金や街の清掃、施設訪問など、何でも構いません。インフルエンサーになるようなパワーのある方たちが行動すれば、きっと大きなムーブメントになると思います。フォロワーがたくさんいて、世の中で注目されているなら、その力をもっと社会がよくなる方向にもっていきたい。可能性のある限りチャレンジをして、社会から求められる存在になりたいです」。