第一弾は桜!オリジナルカクテル、ワゴンサービスにダブルデザートまで盛りだくさん! 〈ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ〉内にエンターテイメントレストラン〈TAVOLA TAVOLA by ZILLION〉がオープン!
〈ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ〉の1階に、テーマに合わせてデコレーションされたラウンドテーブルで、エンターテイメントを楽しみながら、旬の素材を取り入れたコースが味わえる〈TAVOLA TAVOLA by ZILLION(ターボラ ターボラ by ジリオン)〉が2月25日にオープン。その全貌を探りに早速伺ってきました。
3つのエンターテイメントを楽しめるイタリアンレストラン〈TAVOLA TAVOLA by ZILLION〉。
店名の「TAVOLA」はイタリア語で「食卓・テーブル」という意味。〈TAVOLA TAVOLA by ZILLION〉は大きなラウンドテーブルを囲んで、イタリアン会席料理を楽しむことをコンセプトにしています。
特徴は、空間の楽しみ、会席の楽しみ、食の楽しみという、3つのエンターテイメントを用意していること。テーマに基づいたデコレーションと演出が施された空間で、テーマに合わせたスペシャルコースとオリジナルカクテルやダブルデザートをラウンドテーブルで味わえ、食事の合間にはアンティパストのワゴンサービスもあるなど、至れり尽くせりな内容になっています。
シェフを務めるのは、2013年3月より〈ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ〉内の〈イタリアンダイニングジリオン〉の料理長を務めている阿部洋平氏。1998年に〈レストランキャンティ飯倉本店」でイタリアンシェフのキャリアをスタートさせ、その後〈レストランファロ資生堂〉〈アロマフレスカ〉〈シャングリ・ラホテル東京〉のイタリアンレストラン〈ピャチェーレ〉などで経験を積み現在に至ります。
第一弾のテーマは桜!まるでお花見のような9種類の前菜盛り合わせ。
〈TAVOLA TAVOLA by ZILLION〉第一弾のテーマは「桜」で、4月17日(日)まで期間限定の「SAKURA-SAKUお花見コース」が提供されています。ラウンドテーブルの中央にアートフラワーの桜を生け華やかさを演出。お花見気分を楽しみながら、桜色に彩られたコースを堪能することができます。今回は特別にランチとディナーからおすすめを抜粋していただきました。
まずはコースに含まれている、オリジナルの桜カクテルで乾杯。クランベリーベースに桜風味をつけた発泡感のあるカクテルで、グラスに縁取られた桜のパウダーやトッピングされた金箔に、気分も盛り上がります。
最初に登場したのはプレートの上で咲く桜をイメージし、春の訪れを感じる一皿を表現した「花めぐり–Antipasto Misto Primavera –」という9種類の前菜盛り合わせ。グラスをピンク色に彩る「玉ねぎと桜のエスプーマ フライドオニオンの食感と共に」に、マカロンのような見た目をしたピエモンテのチョコレート菓子をアレンジした「サクラ風味のバーチ ディ ダマ」など、お皿一面桜色のアンティパストが並んでいます。
印象的だったのは、お皿の中央に位置する球体の「桜香るジェノワ 自家製リコッタチーズと桜ジャム」。中に自家製リコッタチーズ、周りに生ハムが入ったスポンジ生地を砕いてまとわせており、ワインが進む味わいです。
お好みでお皿の周りにあしらわれた雫のようなホワイトバルサミコ酢を各前菜に合わせることで、味を変えて楽しむこともできます。
自家製の桜色タリオリーニに、桜色ソースの鰆のグリルも!
パスタは桜の風味を利かせたピンク色の自家製タリオリーニに、旬のアオリイカと菜の花を添えた「桜薫るタリオリーニ アオリイカと菜の花を添えて」。桜のピュレと桜の香りを閉じ込めた自家製のオイルパスタは、焼き目のついた香ばしいアオリイカと、菜の花のほろ苦さが春の芽吹きを感じさせます。スライスされたカラスミのうま味もアクセントになっていました。
続いてディナーで提供される魚のメイン料理「桜エビのクロスタをのせた鰆のグリリアータ 春色のソースと共に」をいただきました。春が旬の鰆のグリルに、桜海老のクロスタ(パン粉とバターを練り合わせて仕上げるイタリア料理の技法)をのせて更に桜海老をトッピングし、アグロドルチェとエシャロット、白ワイン、塩漬けの桜などで仕上げた桜色のクリームソースを合わせています。桜エビの力強い味わいとザクザクとした食感、濃厚なクリームソースで食べ応えのある一皿に仕上げていました。
ちなみにランチでは肉料理が、ディナーではこちらの魚料理に加えてメインの肉料理と〆のイチゴを使ったリゾットが提供されます。
食事の合間に、アンティパストワゴンのサービス!
さらにコースの合間には、アンティパストワゴンが各テーブルをまわり、お好みの料理をいただけます。ラインナップは「カルチョーフィマリネ」「セミドライトマト」「グリーンオリーブ」「グリッシーニ」「季節キッシュ」「プロシュート」「カプレーゼ」「カルパッチョ」という7種類。お酒に合う一品ばかりなので、ついついドリンクのおかわりをしてしまいそうです。
最後はデザートプレートとOHANAMIボックスで雅なひとときを。
コースの最後は「桜とベリーのセミフレッドアイスケーキ」と、桜のお重にセットした桜色のプティフール「OHANAMIボックス(お重)」というダブルデザート仕様。「桜とベリーのセミフレッドアイスケーキ」は、桜のクリームと桜のジェラートにフレッシュなイチゴやラズベリー、ブルーベリーを合わせ、上から桜の泡をトッピングし、周りに桜のゼリーをあしらっています。
「OHANAMIボックス(お重)」には、桜のモンブラン、イチゴのムラングシャンティー、フランボワーズのパンナコッタの桜ジュレのせ、チョコレートでコーティングしたピスタチオのムース、マカロンが入っていました。コーヒー、紅茶、カフェラッテ、カプチーノ、エスプレッソをお好みで合わせていただけます。
桜を愛でながら桜づくしの特別コース「SAKURA-SAKUお花見ランチ&ディナー」がいただける〈TAVOLA TAVOLA by ZILLION〉。こちらのコースは4月17日(日)までの期間限定、席数も12席限定なので、気になる方はお早めにチェックしてみてください。
〈TAVOLA TAVOLA by ZILLION〉の「SAKURA-SAKUお花見ランチ&ディナー」
■東京都港区海岸1-16-2 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ1F
■03-5404-7895
■11:30~14:30LO、17:30~21:00LO
■無休
■ランチ平日6,500円、土日祝8,500円、ディナー平日8,000円、土日祝10,000円(税金、サービス料込み)
■公式サイト