ハナコラボが体験しました! フランス発老舗紅茶専門店が伝授!おいしい紅茶の淹れ方
紅茶好きなら知っておきたい、おいしい淹れ方。今回は、Hanakoの読者コミュニティ「ハナコラボ」メンバーが、フランス発老舗ティーショップ〈ベッジュマン&バートン〉にて、紅茶スペシャリストに教えてもらいました!
今回体験するハナコラボメンバー・本山順子さんをご紹介!
ハナコラボ#004 本山順子(モデル)
趣味は裁縫と神社仏閣めぐりなど。ハナコラボの連載コラムは喫茶店で書くコーヒー党。今回は、紅茶の世界に一歩足を踏み入れてみることに。
意外にシンプル!紅茶を上手に淹れるコツ
「お湯の温度や蒸らし時間が難しくて、自分ではおいしい紅茶を淹れられず敬遠しがちです……」というハナコラボメンバー本山順子さんの悩みを解消してくれたのは、〝紅茶王子〞こと、花田昌吾さん。紅茶専門店〈ベッジュマン&バートン〉でティーインストラクター、ティーアドバイザーとして活躍する紅茶のスペシャリストだ。
花田さんはコーヒーや日本茶の知識も豊富。比べながら教えてくれる。
「実は全然難しくないんですよ」と、ひと言目から頼もしいセリフの花田さん。ポイントは3つだ。抽出用とサーブ用にポットを2つ用意すること、お湯は沸かしたてを使うこと、そして茶葉の量と蒸らし時間を覚えること。
初心者には中が見えるガラスのポットがおすすめ。ポットとカップを温めておくことも大切だ。
「覚えるといっても、ごくシンプルです」。一般的な茶葉の状態「オレンジペコー」は7㎜程の茶葉が丸々使われているもの。この場合ティーカップ1杯分のお湯に対しスプーン大盛り1杯で、3分抽出。
蒸らし時間は茶葉のグレード(サイズ)により異なる。「オレンジペコー」(手前)は3分、それより細かい「ブロークンオレンジペコー」(中央)は2分、さらに細かく粉砕された「ブロークンオレンジペコーファニングス」(奥)は1分で抽出。
お茶の新芽は高級品。
茶葉が細かくなるほどかさが減り早く濃く出るので、量と蒸らし時間を減らしていく。
抽出が終わったら移しかえる。「最後の1滴まで入れると深みが増します」。
「あれ、本当に簡単じゃないですか!これなら自分でもできそうです」。
淹れたてを試飲。
おうちでのティータイムが増える予感だ。
70g入り紅茶缶1,800円~。
人気の紅茶「エデンローズ」のソフトクリームを食べながら、ちゃっかりお買い物。
今回体験した〈BETJEMAN & BARTON GINZA SIX店〉詳しくはこちら!
〈BETJEMAN & BARTON GINZA SIX店〉
フランス発の紅茶専門店。本国には300種以上もの品がある中、日本人好みの茶葉をそろえる。定番人気はバラの花びら入りの「エデンローズ」。花田さんにはGINZA SIX店で会えます。
■東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B2
■03-6264-5413
■10:30~20:30 不定休(施設に準じる)
(Hanako1151号掲載/photo & text : Kahoko Nishimura)