
ふわとろの食感に、思わず夢中! 幅広いシーンで楽しめる「カップティラミス」の専門店〈TIRAMISU LABO〉が、原宿にオープン。
片手に持って食べ歩きを楽しんだり、テイクアウトして自宅で味わったり、はたまた大切な人への手土産にしたり。それぞれの好みや目的に合わせて楽しめる、自由度の高いスイーツが「カップティラミス」です。3月19日、東京・原宿にカップティラミスの専門店〈TIRAMISU LABO(ティラミスラボ)〉が誕生しました。
静かな路地に佇む、可愛らしいティラミス専門店。

イタリアの代表的なスイーツの一つである、ティラミス。これにフルーツやチョコレート菓子などをトッピングした「カップティラミス」が昨今、韓国で人気を集めているそう。3月19日にオープンした〈TIRAMISU LABO〉は、国内ではまだ珍しい、カップティラミスの専門店です。

店内に入ってまず目に留まるのが、ずらりと陳列されたカップティラミス。また、パステルカラーに彩られた、可愛らしい内装も印象的です。
思わずうっとりしてしまうほどの滑らかさ。


従来のティラミスのスタイルにならい、カップティラミスも、複数のスポンジケーキとクリームを重ねて作られています。スポンジケーキにティラミスソースを乗せた後、さらにスポンジケーキとティラミスソースを重ね、最後にトッピングを盛り付けているそう。複数の素材が織りなす、豊かなハーモニーを楽しむことができます。ちなみにメニューごとにアレンジが加えられており、例えば「いちごティラミス」にはストロベリーソースが、「オレオティラミス」には砕いたオレオが、生地の部分に織り込まれています。

また、素材にもこだわりが反映されています。ティラミスソースの素材として、イタリア産マスカルポーネチーズと北海道産生クリームを使用。素材の味わいを際立たせるため、ソースの凝固剤はゼラチンではなく、寒天が採用されています。寒天を用いることで、トッピングの味わいまでしっかりと楽しめるうえ、全体の食感が軽やかに、なおかつ滑らかになるそう。

ふわっとした口当たりと、滑らかな舌触り、そしてとろけるような食感が楽しめるのが、〈TIRAMISU LABO〉のカップティラミス。その味わいをもっとも実感できるのが、「オリジナルティラミス」(500円)です。一般的なティラミスとは一線を画す、極上の味わいを堪能してみて。

絶品ティラミスとともに、元気もおすそ分け。


〈TIRAMISU LABO〉を運営する〈SHIP〉の代表取締役・高瀬久夫さんによると、世間がコロナ禍と呼ばれる状況を迎えて以降、テイクアウトやデリバリーの需要が急増し、それに伴い、持ち運びしやすいスイーツの市場も一気に拡大したそう。こうした現状が、〈TIRAMISU LABO〉を開店する動機の一つになったのだとか。いっぽうで、こんな思いも語ってくれました。
「『ティラミス』は、イタリア語で『私を元気づけて』という意味にもなる言葉です。暗い話題が多い昨今、おいしいスイーツを通して少しでも皆さんに元気になっていただきたいですね。幅広い方に安心して召し上がっていただけるよう、お酒は使わず、防腐剤など添加物も最小限に抑えています」
※厚生労働省などにより、フレッシュチーズ(マスカルポーネチーズも含む)は、妊婦や高齢者にはリスクがあるといわれています。

今後、2カ月に一度のペースで新メニューが登場するそう。旬のフルーツや野菜が使用されたカップティラミスが企画されており、5月には初夏のフルーツがトッピングされた新メニューが登場するのだとか。
また、瓶詰めにしたカップティラミスがオンラインサイトで販売されるほか、都心部の駅構内でも店舗が誕生予定です。
〈TIRAMISU LABO〉
■東京都渋谷区神宮前 1 15 4 Barbizon 76
■03-6721-1129
■11時〜20時
■不定休
■公式Instagram