その時、必要な行動は!? 防災クイズで学ぼう!自分を守るためのいざという時の行動 vol.1『備えの選択』
LEARN 2021.03.11
防災の備え、いざという時の行動は、判断に迷うシチュエーションも多い。覚えておきたい基本の考えやアクションを、防災アドバイザーの室崎友輔さんに教えてもらいます。
Q.1「電化製品で、まず固定しておきたいのはどっち?」
正解は…「意外と軽いテレビは要注意。」
揺れでテレビが飛んできた、ガラス窓を割ったなどの事例も。テレビだけでなく電子レンジやパソコンなど軽い家電は盲点だが対策が必須。とはいえ、冷蔵庫も転倒防止するのが基本。
Q2.「ベッドと本棚の配置。よりよいのはどっち?」
正解は…「遠くてもベッドに倒れる配置はNG。」
ポイントは本棚の向き。枕元に本棚があるほうが危険に見えるが、ベッドの枕元に本棚を置くのはベッド側に転倒しない配置。ベッドと並行に離して本棚を置くのは遠いが揺れで本が飛び出したり、本棚自体が移動してベッドに倒れることも。
Q3.「おしゃれなインテリア。できれば避けたいのはどっち?」
正解は…「天井に当たって割れると危険!」
ペンダントライトは、揺れで振られて照明自体が落下したり、天井に当たって割れてガラスが降ってくると危険。キャスター付きも中身が重いと滑った時に危険なのでできれば固定を。
今回教えてくれたのは…室崎友輔(むろさき・ゆうすけ)
地域防災プランナー、アウトドア防災アドバイザー。防災学者の父の影響もあり、防災事業の道へ。