瀬戸内海に面した広島県三原市のカフェが焼き上げるやさしい濃厚さ。 築100年の古民家カフェから「フルーツチーズケーキ(いちご)」をお取り寄せ。
ひとくちにチーズケーキと言っても、作る人によってさまざまな個性が現れるものです。瀬戸内海に面した広島県三原市にある築100年の〈古民家カフェ&宿 むすび〉もチーズケーキが人気のお店。今回はオープン当初から人気の「フルーツチーズケーキ(いちご)」をお取り寄せしました。
木箱入りの特別感。誰かにプレゼントしたくなるチーズケーキ。
冷蔵便で届いたボックスを開くと、出てきたのは立派な木の箱。海と花びらをイメージしたラベルにもほっこり。よくみるとひらがなで“むすび”とデザインされています。箱にかけてある赤いゴムも、贈り物が届いたかのような特別感を演出しています。
そして木箱の中には、紙に包まれたチーズケーキが、さらにビニール袋入りで入っていました。中から取り出そうとチーズケーキを掴んだとき、どっしりと重いのに、その柔らかさにはっとしました。包まれていた紙から、ケーキを持ち上げるのさえ憚られるほどの柔らかさです。
そのやわらかさは、チーズケーキにナイフを入れたときも驚くほど。ふわふわなのではなく、密度が高くてどっしりと濃密。重厚感もあります。
それでいて口に入れると、他にあまりないほどやさしい甘味。滑らかな食感の中にいちごのつぶつぶした食感があります。あっさりした口どけにチーズのコクも感じて、ついつい食べ過ぎてしまいそう。
滑らかさの秘密は湯煎焼き。大切な人を笑顔にする丁寧なチーズケーキ作り。
滑らかな食感の秘密は湯煎焼きです。何度も試作を重ねた結果、今の火加減や焼き時間にたどり着いたそう。
「フルーツチーズケーキ(いちご)」は甘さと濃厚さのバランス感に作り手の並々ならぬこだわりを感じます。よく言われる"甘さ控えめ”より、もうひとレベル甘味がやさしく、チーズ生地の濃厚さと滑らかさとで満足度を得られるケーキです。
甘いものはあまり、でもチーズケーキなら。という人は多いですが、そんな人も、もちろんチーズケーキが大好きという人も気に入ってもらえそう。
「フルーツチーズケーキ(いちご)」の賞味期限は、発送日から4日間。ひとり占めはもちろん、誰にでも好かれる味なので、家族や友人とのティータイムにも。しばらく会えていない大切な人への贈り物としても喜ばれそうです。
いつか訪れたい。瀬戸内海に面した〈古民家カフェ&宿 むすび〉。
〈古民家カフェ&宿 むすび〉の店主さんは、小さい頃から家族のためにケーキを焼いて喜ばれてきたそう。「スイーツで日本中の方を笑顔に」と食べてくれる人を想像しながらお菓子を手作りしていると話してくれました。
「フルーツチーズケーキ」は、これまでブルーベリー、はちみつレモン、桃など季節に応じた種類が店舗で販売されてきました。通販ではとろりとしたチーズ生地の「バスクチーズケーキ」も人気があります。
道路を挟んで海に面した場所にある〈古民家カフェ&宿 むすび〉はカフェだけではなく、1組限定の宿として営業もしています。お取り寄せしたチーズケーキが気に入ったら、いつかお店を訪ねてみるのもいいかもしれませんね。