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簡単操作で、思いどおりの空撮が可能に。 初心者にぴったりのドローン「DJI Mini 2」が面白い!
機体重量が199gと超軽量でありながら、美しい4K動画を撮影可能。なおかつ自動撮影機能がついており、操作がスムーズで簡単明瞭。そんな、初心者にとって理想的なドローン「DJI Mini 2」が、2020年11月5日に〈DJI JAPAN〉よりリリースされました。
11月下旬に〈DJI ARENA by JDRONE TOKYO〉で開催された『「DJI Mini 2」 メディア向け体験会』では、その魅力が詳しく紹介されるとともに、機体操作のミニレクチャーが実施されました。
国内のさまざまな場所で、ダイナミックな映像や写真を撮影!
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各種ドローンやカメラ技術を開発・製造している〈DJI〉。その革新的な製品は、映画や建設、医療、農業など、幅広い業界の現場で活用されています。いっぽうで、「ダイナミックな映像を撮影したい」「空撮を楽しみたい」と考えるアマチュアユーザーの間でも、〈DJI〉のドローンは親しまれています。
このたび発表された「DJI Mini 2」は、2019年10月31日にリリースされた「Mavic Mini」の後継機。「Mavic Mini」の特長であるシンプルで分かりやすい飛行操作はそのままに、より高い撮影性能と強力なモーターが実現されたモデルです。また、機体の重量が199gと超軽量であることから、航空法において規制対象にならず、飛行させる際に国土交通省の許可を必要としないのもポイント。マナーや地域ごとに定められているルールを守る必要がありますが、多くの場所で「DJI Mini 2」を飛行させることができるそうです。
簡単なステップを踏むだけで、起動と操作が完了!
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まずは、機体のセットアップの方法からチェック。機体の前方と後方に折りたたまれた状態で設置されているプロペラを引き出します。並行して、操作用のスティックをリモコンに設置。その後、機体と送信機のスイッチを入れ、それぞれを立ち上げます。
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「DJI Mini 2」は、スマートフォンと連携させながら操作します。前もってスマートフォンにダウンロードしておいた公式アプリ「DJI Fly」を立ち上げ、RCケーブルで送信機とスマートフォンを接続すると、機体のカメラとスマートフォンが通信でつながります。同時に、機体がとらえている風景を手元のスマートフォンで確認しながら、映像や写真を撮影できるようになります。
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基本の操作は、いたって簡単。コントローラーを両手でもち、親指で左右のスティックをハの字に入力すると、エンジンが始動。その後、左スティックを上下に動かすことで高度の調整が、左右に動かすことで機体の回転ができます。また、右スティックを上下に動かすと機体が前後に移動し、左右に動かすと機体も左右に移動します。
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機体を理想的な位置まで移動させたら、すかさず送信機の右上部に設置されているシャッターをプッシュ。すると、機体がとらえた風景が撮影されます。動画モードに設定した場合は、動画の撮影がスタートします。
ちなみにこの間、機体が自動でホバリングするため、難しい操作は一切なし。飛行がとても安定しているため、被写体に集中することができます。たとえスティックから手を離しても、機体が空中にとどまり続けるため安心!
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また、着陸の方法も簡単。機体を目標の位置まで移動させた後、送信機のRTH(Return to Home)ボタンを長押しするだけで、機体が自動で離陸地点に戻り、ゆっくりと着陸します。なおバッテリーの残量が不足した時や、送信機と機体の接続が切れてしまった時も、機体が自動的に帰還して着陸するため、機体を紛失してしまうというトラブルを避けることができます。
インテリジェントモードで、驚きの動画や写真を撮影。
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「DJI Mini 2」には、「クイックショット」という複数の撮影モードがプログラムされており、本来はテクニックが必要な撮影も、「DJI Mini 2」が代わりに行ってくれます。たとえば、被写体の周囲をブーメランのように旋回しながら動画を撮影する「ブーメラン」、被写体を真下にとらえたまま真っ直ぐに上昇する「ロケット」、自動で撮影された26枚の写真を合成しクリアな球体パノラマ画像を制作する「スフィア」など、エッジの効いた撮影モードが多くプログラムされています。
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