花のある暮らしを始めたいあなたへ。 初心者でも楽しめる!おうちでお花ライフを楽しむための3つのアイデア&アレンジ方法

LEARN 2020.09.28

ずっと憧れてた、でもなかなか始められなかった花のある暮らし…。おうち時間も増えたこの頃、花のある暮らしを始めた方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、初心者でも大丈夫なおうちでお花ライフを楽しむためのアイデアを専門家の方々に教えてもらいました。

1.買った花を2度楽しめる!初心者でも簡単「ドライフラワーアレンジ」の方法。

■用意するもの
・生花
・苔
・オアシス
・ワイヤー
・ボトル
・ラベル
・グルーガン
・乾燥剤
・フローラルテープ
・ピンセット
・クラフトハサミ

花弁が小ぶりな生花を5、6種類用意。グルーガンは工作用ボンドでもOK。ワイヤーは花弁の大きさによって太さを使い分けて。おすすめは太めの#18と細めの#26。口の広いボトルを選ぶと、花材が挿しやすい。

■作り方
1.材料を乾かす。

2.素材を整える。

3.台座を作る。

4.花材を挿す。

最後にボトルにラベルを貼って完成です。写真は製作して1年経った姿。全体的に褪色が進み、よりやわらかな色調に。こんな風に色の移り変わりを室内で楽しめるのもドライフラワーの良いところ。

今回教えてくれたのは…渡部裕美(わたなべ・ゆみ)/幼いころより植物に興味を持ち10歳から生け花を習う。7年にわたる店舗経営を経てネットショップ〈deuxR〉をオープン。自宅と都内でワークショップ開催。著書に『deuxRのドライボタニカル』。

(Hanako1187号掲載/photo:Kazuharu Igarashi illustration:Shapre text:Narumi Sasaki)

さらに詳しい作り方はこちらから!

2.知れば役立つ“生花のキホン”。一輪でも花束でも、空間がパッと華やぐポイント。

■用意するもの
・花器
・花束
・園芸用ハサミ

今回は、花束をもらった場合を想定。この花束は、〈VOICE〉で5,000円程度のもの。花器は、大・中、そして一輪挿しをいくつか。ハサミは園芸用のものでなくてもOK。ナイフやカッターもあれば切りやすい。

■作り方
1.花束をばらす。

2.そのまま生ける。

3.花器を移す。

4.最後は一輪挿し。

一輪挿しをいくつか持っていると、花束の最後の1輪まで愛でられて、花屋で1輪だけ買うという楽しみ方もできる。水が張れれば、何でも花器に。皿なら、写真のようにリムがあれば首を座らせやすく、花が水に浸かることなく生けられる。落ちてしまった花でも、こうすれば絵になる。

今回教えてくれたのは…香内斉(こうない・ひとし)/インテリアの仕事をしているときに中目黒のフラワーショップ〈farver〉と出会い花に魅了され、同店で修業を始める。2017年に独立し、〈VOICE〉(東京都渋谷区神宮前3-7-11)をオープン。

(Hanako1187号掲載/photo:Kazuharu Igarashi illustration:Shapre text:Rio Hirai)

さらに詳しい作り方はこちらから!

3.手作りプレゼントにもおすすめ!ドライフラワーを使った「サシェ型 ソープ」

■用意するもの
・ドライフラワー
・サシェ型シリコンモールド
・手作り 石鹸の素 80g
・深めの容器
・ピンセット
・シリコンヘラ
・アルコールスプレー

家にある石鹸ではなく、必ず市販されている手作り用の石鹸の素を使うこと。石鹸の素80gで今回のシリコンモールドなら2個分に。ドライフラワーは購入したものでもOK。ヘラは洗いやすいシリコン製を。

■作り方
1.花をカットする。
まず、ソープにのせるドライフラワー数種類を選ぶ。短くカットして長さを調整する。

2.型の上に花をのせる。
石鹸を流し込んでからはスピード勝負なので、事前にどんな配置にするかシミュレーション。

3.石鹸の素を温める。
細かく刻んだ石鹸の素を容器に入れて、電子レンジで溶かす。(500Wで30秒間を2回行う)

4.ヘラで型に入れる。完全に溶けた石鹸の素を、ヘラを使ってムダなく型に入れる。通し穴のまわりもきっちりと。

5.スプレーを噴きかける。注ぎ終わったら表面にアルコールスプレーを2、3回噴きかけ、気泡が発生するのを防ぐ。

6.花を配置する。石鹸の素が高温だと花が変色するため、型の熱さが人肌(40°C弱)程度になってから置く。

7.冷えたら型抜き。冷蔵庫で約1時間冷やして表面が完全に固まったら、型を剥くようにして優しく取り出す。

8.アレンジして完成!穴部分に紐を通したり、化粧箱の中に入れてアレンジしたりすれば、プレゼント仕様にも。

今回教えてくれたのは…河島春佳(かわしま・はるか)/〈RIN〉代表。フラワーサイクリスト。2015年に独学でドライフラワー作りを学び、現在は装飾、ワークショップなど幅広く活躍中。全国のロスフラワーの回収、販売も。Instagram:@haruka.kawashima

(Hanako1187号掲載/photo:Kiyoko Eto text:Motoko Sasaki edit:Kana Umehara)

さらに詳しい作り方はこちらから!

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