「志賀の香 なめ茸」をアレンジ。 冷蔵庫にある「なめ茸」でメイン2品も作れる!知っておきたいアレンジレシピ
旅行先で買ったり、おみやげでもらったストックフード、キッチンに埋もれてませんか?料理家さんたちが提案する、日本各地のストックフードを使った簡単レシピの連載をギュッと一冊にまとめたHanako特別編集 「18人の料理家が考えた、日本のおいしさ簡単レシピ」が9月17日(木)より発売。そこで今回は、本誌より料理研究家の麻生要一郎さんが長野の「なめ茸」のアレンジレシピをご紹介します。
常備菜にもピッタリ!和風だしのなめ茸。
「なめ茸は食卓にあるとうれしい常備菜のひとつ。地元で栽培したえのき茸を使用し、かつおと昆布のだしの旨味を存分に生かしました。化学調味料を使わず、無添加で優しい味なので、料理に入れてもおいしいです」(代表取締役・高相高就さん)
生産地:長野県 下高井郡山ノ内町
県内でも有数の豪雪地。志賀高原や渋温泉を有す山深いエリアは、あらゆる山の幸に恵まれた場所。
メーカー:高相物産
賞味期限:18カ月
保存方法:常温
1.「なめ茸サンラースープ」のレシピ
優しい味わいのサンラータンが簡単、手軽に完成!
作り方はこちら
■材料(2本分)
鶏ひき肉…50g
ショウガ(みじん切り)…小さじ1
セロリ(みじん切り)…1/4本分
卵…1個
水…400ml
ごま油…適宜
酢…大さじ2
葛粉…小さじ1
ラー油…お好みで
【A】
志賀の香 なめ茸.......................大さじ2
豆腐(さいの目切り)...1/2丁
戻したきくらげ........大さじ1
1.鍋に水を入れて沸騰させ、鶏ひき肉を茹でて、肉とスープに分けておく。
【point】鶏ひき肉は炒める前に一度茹でることで、スープもとれ、バラバラにほぐれて口当たりが良くなる。
2.1の鶏ひき肉をごま油で炒め、ショウガ、セロリを加え、1のスープとAを入れてさらに煮る。
3.仕上げに酢、溶き卵を加え、葛粉でとろみをつけ、好みでラー油をかける。
優しい味わいのサンラータンが簡単、手軽に完成。
2.「なめ茸パクチー餃子」のレシピ
なめ茸の旨味が具材をひとつにまとめ上げてくれます。
作り方はこちら
■材料(2人分)
豚ひき肉…150g
志賀の香 なめ茸…大さじ2
セロリ…1/4本
パクチー…4本
餃子の皮…20枚
揚げ油…適量
酢…適宜
黒こしょう…適宜
1.セロリ(葉と細めの茎の部分)とパクチーを細かく刻む。
【point】味付けはなめ茸のみというシンプルさながら、香味野菜と肉にコクと旨味をプラスしてくれる。
2.ボウルに豚ひき肉、なめ茸、1を入れて、よくもみこむ。
3.餃子の皮で2を包む。
4.油を中温に熱して3を入れ、上下を返しながらきつね色になるまで揚げる。
5.火が通ったら油を切り、器に盛りつけ、酢と黒こしょうをつけていただく。
今回レシピを教えてくれた先生は…
麻生要一郎(あそう・よういちろう)/建築、飲食、宿業を経て、料理研究家に。「毎日食べても飽きない家庭の味」がモットー。
■Instagram@yoichiro_aso
(Hanako特別編集 「18人の料理家が考えた、日本のおいしさ簡単レシピ」
掲載/photo:Chihiro Oshima text & edit:Kayo Yabushita)