「気仙沼直送のフカヒレ サフランの香り」

身体が喜ぶ和漢洋才フレンチ! フレンチに医食同源の思想をプラス。ハーブやスパイスをたっぷりと使った料理が楽しめる赤坂〈CROSS TOKYO〉で身体メンテナンスを。 Learn 2020.08.19

自社農園や契約農家からの無農薬野菜をはじめ、こだわりの生産者からの厳選食材で作るフレンチが人気の〈CROSS TOKYO〉。新型コロナ感染防止対策のための長期営業自粛後、素敵な進化を遂げて復活しました。いつも以上に健やかに過ごしたい今日この頃、体調が整う美味をぜひ!

赤坂 CROSS TOKYO 3

床から天井までの大きなガラス窓の外に、きらびやかな赤坂の夜景が広がる〈CROSS TOKYO〉。テーブル間のスペースもたっぷりととられ、新型コロナ対策もバッチリです。

赤坂 CROSS TOKYO 2

これまでも、オーガニックな生産者にこだわった食材を使い“Farm to table”を提唱してきた〈CROSS TOKYO〉ですが、自粛明けは大進化。素材だけでなく、フレンチの技術に中国や日本の伝統医学の発想を導入。ハーブとスパイスそれぞれの資格を持つ増山明弘総料理長が、『和漢洋才』と銘打ち新たな味覚を創り出しています。

「“ブイヨン・ド・レギューム”駝鳥のラヴィオリ セージのユイル」。
「“ブイヨン・ド・レギューム”駝鳥のラヴィオリ セージのユイル」。

12種類以上の野菜をじっくりと煮込んだ濃厚なスープに35種類以上のハーブ、スパイス、生薬、薬膳食材を独自の配合でブレンドし、さらに丸鶏と豚足のコラーゲンエキスをプラスした、濃厚な『ブイヨン・ド・レギューム』。ディナーコースの最初には、すべてのお料理のベースとなるこのエキスが、駝鳥のラヴィオリと一緒に登場します。

「五行のパレット」。左下から時計回りに/よだれ鶏の春巻き・クレソン・パクチー(辛味)、アスパラガスとクラゲ・自家製XO醬(塩味)、天使の海老のフリット・桃・陳皮・樹皮(酸味)、アワビとゴーヤの肝和え・カルダモン・セージ(苦味)、とうもろこしとカルダモンのアイスクリーム(甘味)
「五行のパレット」。左下から時計回りに/よだれ鶏の春巻き・クレソン・パクチー(辛味)、アスパラガスとクラゲ・自家製XO醬(塩味)、天使の海老のフリット・桃・陳皮・樹皮(酸味)、アワビとゴーヤの肝和え・カルダモン・セージ(苦味)、とうもろこしとカルダモンのアイスクリーム(甘味)

前菜は『五行のパレット』。自然界のあらゆるものは「土・金・水・木・火」の5つの性質に分けられるという中国医学の考え“陰陽五行説”に基づき、5種類の料理が構築されています。陰陽五行説では、5つの性質はそれぞれ「脾・肺・腎・肝・心」を現していて、その働きを促す食材が使われています。

「気仙沼直送のフカヒレ サフランの香り」
「気仙沼直送のフカヒレ サフランの香り」

魚料理のひとつめはプロバンス風の、サフランとバターのソースで煮込んだフカヒレです。フカヒレの下にはウイキョウのソテーが。代表的な中華食材のフカヒレを使いつつ、きっちりとフレンチに着地させる技が見事です。

「フカヒレのだしとイカスミのリゾット」
「フカヒレのだしとイカスミのリゾット」

フカヒレを食べ終わると、イカスミのリゾットがひと口サイズで登場します。フカヒレをブイヨン・ド・レギュームで煮込んだ後のスープで炊き込んだリゾットです。メニューにはのっていない、ちょっとしたサプライズですが、これがおかわりしたくなるおいしさ!

「八丈島の金目鯛と蓮の葉・明日葉・オクラ・おかひじき」
「八丈島の金目鯛と蓮の葉・明日葉・オクラ・おかひじき」

この日の魚料理2皿目は、八丈島の金目鯛です。脂ののった金目鯛は火入れも完璧で、ふっくらしっとり。金目鯛の出汁と明日葉特有の苦味を活かしたソースが美味です。八丈島の明日葉フリット、オクラ、おかひじきを添えて。

「宮城県・関村牧場の漢方三元豚 カラブリア風コートレット」
「宮城県・関村牧場の漢方三元豚 カラブリア風コートレット」

肉料理は、“漢方三元豚”。14種類の漢方飼料を食べ、ストレスフリーで育った健康・安心・安全な豚肉です。旨味が濃くきめ細かい赤身と、とろけるような脂身のバランスが最高。ソースは、発酵させたパプリカで作った『マッサ・デ・ピメンタォン』というペースト。周りに散らされた燻製パプリカパウダーの香りも豊かです。

「真夏の夜の夢」バナナ・アボカド・チョコレート・松の実・きくらげ・薬膳ゼリー
「真夏の夜の夢」バナナ・アボカド・チョコレート・松の実・きくらげ・薬膳ゼリー

『真夏の世の夢』と命名されたデザートにも、ヘルシーな食材が使われています。松の実のアイスクリームやチョコレートアイスクリームに添えられるのは、美白効果があると言われる白きくらげや、薬膳ゼリー。フランボワーズとザクロ、パッションフルーツとマンゴーの2種類のソースが全体をまとめています。

赤坂 CROSS TOKYO 1

オープン当初からビオやオーガニックのワインが充実していた「CROSS TOKYO」ですが、再開にあたっては薬膳酒も多種用意。『和漢洋才』ディナーコースには薬膳酒とのペアリングもあり、薬膳マイスターによる免疫力アップに優れた生薬を漬け込んだオリジナルブレンドの薬膳酒が、なんと24種類も楽しめます。アルコールが苦手な人には、ノンアルコールのペアリングや薬膳茶も用意されています。

〈CROSS TOKYO〉
スタイリッシュなインテリアも心地良い和漢洋才レストラン。自社農園からの有機無農薬野菜を中心に、旬菜旬消の身体にも環境にも優しい料理を提供していましたが、リスタートと共にそれがさらにパワーアップ。ハーブやスパイスはもちろん漢方食材もふんだんに取り入れ、医食同源の思想とフレンチを融合させた、ここにしかない料理が誕生しました。美味しく食べた翌日のスッキリ感を、ぜひ体感してみて。

■東京都港区赤坂5-4-7 ヘキサゴンビル10F
■03-5545-5408
■ランチ「食薬論治」[アミューズ、前菜、野菜、メイン、デザート、カフェ]2,800円(税込)
ランチ「相生転化」[アミューズ、前菜、野菜、魚、肉、デザート、カフェ]4,500円(税込)
ディナー Menu“Nabe”漢方三元豚と厳選野菜の薬膳ブイヨン鍋コース6,000円(税・サービス別)
     Menu“Wakan yosai”10皿のコース8,000円(税・サービス別)
■ランチ11:30〜14:00LO
ディナー18:00〜22:00LO
■不定休
■禁煙 

Videos

Pick Up

記事4_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅④ | カヌーで巡るマングローブ原生林、海が青すぎる展望台…世界自然遺産を体感!絶滅危惧種を含むユニークな動植物が数多く生息する鹿児島県の奄美大島。奄美群島のひとつである徳之島、沖縄島北部、西表島とともに2021年に世界自然遺産に登録され、海外からも熱い視線が集まっています。 サンゴを育む奄美ブルーの海と白砂がまぶしいビーチ、アマミノクロウサギをはじめとする天然記念物も暮らす亜熱帯の森やマングローブの原生林。地球の宝ともいえる、奄美ならではの美しい自然を味わってみませんか? 奄美大島は「アクセスが良くない」というイメージもありますが、LCCのPeachが運航する直行便なら、成田空港から約3時間、関西空港から約2時間。そして時期によっては片道4,990円からとリーズナブル! “遠い楽園”が身近になるPeachの直行便で奄美大島2泊3日の旅に出たのは、ハナコラボパートナーである藤井茉莉花さん。今回は美しい海岸と展望台、マングローブの森でのカヌーツアーを体験した絶景&アクティビティ編をお届けします。 ※奄美群島のアクティビティの情報は、「あまみシマ博覧会」のサイトでも探せます。 https://www.amami-shimahaku.com/ 公式サイトはこちらTravel 2023.03.22 PR
お散歩がてら“おいしい”を満喫!東京・町田のレトロなグルメスポット5選お散歩がてら“おいしい”を満喫!東京・町田のレトロなグルメスポット5選いま最も注目を集めるスポット・町田。活気あふれる商店街を始め、地元の人に愛される洋食店、100年以上続く名店など、気になるお店が盛りだくさんなんです。そこで、今回は“レトロ”をキーワードに、いま行くべきグルメスポットを厳選。次の休日、きっと町田に行きたくなる!(PR/町田市)Food 2023.03.22 PR
SPpeachPeachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅。2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で豊かな森も美しい海も楽しめ、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高くなるのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です! 日本のLCCを代表するPeachなら、奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損!Travel 2023.02.28 PR
サントリーvol3SP文筆家・塩谷舞による「今日、サントリーホールで。」Vol.3「何か豊かなものに触れて気持ちを切り替えたい。美術館で何かいい展示してないかな、映画館は……」。そんな日常の選択肢に加えて欲しいのが「コンサートホール」。クラシックといって構える必要はありません。純粋に音を楽しむのはもちろん、目を閉じてゆっくりと息を吸いながら、最近の自分のことを振り返ったり、あるいは遠くの場所や知人のことを思い出したり。ホールを出るころには心と体がふわっと軽くなる。文筆家・塩谷舞がサントリーホールで体験して綴る、「コンサートホールのある日常」。Learn 2023.02.28 PR
サントリーホールのオルガンは、オーストリアのリーガー社謹製。職人たちが1年がかりで手作業で作ったパイプをはるばる船で運び、半年かけて設置したのだとか。文筆家・塩谷舞による「今日、サントリーホールで。」Vol.2「何か豊かなものに触れて気持ちを切り替えたい。美術館で何かいい展示してないかな、映画館は……」。そんな日常の選択肢に加えて欲しいのが「コンサートホール」。クラシックといって構える必要はありません。純粋に音を楽しむのはもちろん、目を閉じてゆっくりと息を吸いながら、最近の自分のことを振り返ったり、あるいは遠くの場所や知人のことを思い出したり。ホールを出るころには心と体がふわっと軽くなる。文筆家・塩谷舞がサントリーホールで体験して綴る、「コンサートホールのある日常」。Learn 2023.01.27 PR
記事3_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅③ | 絶景サンセットから、夜の森でアマミノクロウサギに遭遇!絶滅危惧種を含むユニークな動植物が数多く生息する鹿児島県の奄美大島。奄美群島のひとつである徳之島、沖縄島北部、西表島とともに2021年に世界自然遺産に登録され、海外からも熱い視線が集まっています。 サンゴを育む奄美ブルーの海と白砂がまぶしいビーチ、アマミノクロウサギをはじめとする天然記念物も暮らす亜熱帯の森やマングローブの原生林。地球の宝ともいえる、奄美ならではの美しい自然を味わってみませんか? 奄美大島は「アクセスが良くない」というイメージもありますが、LCCのPeachが運航する直行便なら、成田空港から約3時間、関西空港から約2時間。そして時期によっては片道4,990円からとリーズナブル! “遠い楽園”が身近になるPeachの直行便で奄美大島2泊3日の旅に出たのは、ハナコラボパートナーであるフォトグラファーのもろんのんさん。今回はサンセットの名所と森のナイトツアーを体験した絶景&アクティビティ編をお届けします。 公式サイトはこちらTravel 2023.03.14 PR
記事2_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅② | とれたての海鮮丼から、島唄居酒屋で歌って踊って!?2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で、豊かな森も美しい海も楽しめ、「沖縄より混雑していない」ことでも注目されて、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高いのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です!日本のLCCを代表するPeachなら奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4,990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損! そこで、ハナコラボ パートナーである藤井茉莉花さんが奄美大島2泊3日の旅へ。 奄美に魅せられて移住し、現在は多拠点でライターや通訳士として活動する藤原志帆さん(https://enjoy-amami.com/)に教わったおすすめスポットをまわります。 今回は海鮮丼、島唄割烹、お土産のセレクトショップなど、グルメ&お買い物編をお届けします。 公式サイトはこちらTravel 2023.03.07 PR
記事1_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅① | 島とうふにスパイスカレー、超地元スーパーでおかいもの。2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で、豊かな森も美しい海も楽しめ、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島(かけろまじま)や徳之島(とくのしま)、沖永良部島(おきのえらぶじま)など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高いのでは」と心配する声が聞こえてきますが…大丈夫です! 日本のLCCを代表するPeachなら、奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損! そこで、ハナコラボ パートナーでフォトグラファーでもあるもろんのんさんが奄美大島2泊3日の旅へ。 奄美に魅せられて移住し、現在は多拠点でライターや通訳士として活動する藤原志帆さん(https://enjoy-amami.com/)に教わったおすすめスポットをまわります。 まずは、島とうふの定食にスパイスカレー、超地元スーパーでショッピングなど、グルメ&お買い物編をお届けします。公式サイトはこちらTravel 2023.02.28 PR