お茶×お鮨。食べ合わせの妙味に感動! お茶専門店〈ルピシア〉自由が丘本店のオープン10周年記念イベントをレポート!
世界のお茶専門店として、様々なお茶の魅力や楽しみ方を提案する〈ルピシア〉。オープン10周年を迎えた自由が丘本店では、「お茶とお鮨〜食べ合わせの妙味を味わう〜」をテーマにしたイベントを開催。今回は、伝統的な釜炒り茶の実演見学と、お茶とお鮨の意外な食べ合わせを体験しに行ってきました!
〈ルピシア〉自由が丘本店とは。
今年8月でオープン10周年を迎えた〈ルピシア〉自由が丘本店。常時200種類、年間400種類以上ものお茶を取り扱い、本店限定のお茶や茶器、雑貨などが充実し、まさに〈ルピシア〉ファンにとっては聖地のようなところなんです!
外観
本店限定のお茶と手提げ袋は、9月15日(金)よりリニューアル!
(写真左から)国産柚子が香る「自由が丘アールグレイ」50g缶入1,080円/袋入820円
日本緑茶とアッサムティーをブレンドした「自由が丘」50g缶入1,080円/袋入820円
ローズとカシスの香り広がる「ブーケロワイヤル ローズ」50g缶入1,080円/袋入820円/ティーバッグ10個入860円
ジャスミンティーと日本緑茶のブレンドでマスカットの香りが印象的な「ブーケロワイヤル ジャスミン」50g缶入1,080円/袋入820円/ティーバッグ10個入860円
日本を代表する釜炒り茶の名人が登場!
イベントではまず初めに、釜炒り茶の名人・興梠洋一氏を迎えて釜炒り茶の実演が行われました。実は興梠氏、全国茶品評会で15回目目の農林水産大臣賞を受賞されたばかり。しかも、1位〜4位までを独占するという快挙を成し遂げた、日本を代表する釜炒り茶の名人なんです!
(写真右)釜炒り茶名人の興梠洋一氏
今回は〈ルピシア〉初の試みとして、生の葉っぱを釜で炒りあげて茶葉へと仕上げていく工程を見せていただきました。
名人は涼しげな表情でしたが、この時釜の温度はなんと300度超!
バチバチと音を立てながら、葉の酸化発酵を防ぐ作業(殺青)を行います。現在この製法で作られる日本茶は、国内でもわずか1%未満と珍しいのだとか。
少し青臭い香りからスッキリした香りに変わっていく様子もよく分かりました。
お茶の色が緑色に冴え、香味が良くなるための作業(揉捻)を実演中。華麗な職人技に一同釘付けでした。この後、釜の上で炒る作業が繰り返し行われ、釜炒り茶は完成します。
「五ヶ瀬 釜炒り茶」50g缶入980円
〈鮨屋 小野〉の江戸前鮨。
続いて、今回のイベントテーマのお鮨を担当したのは、恵比寿にある〈鮨屋 小野〉の店主・小野淳平氏。全5種のお鮨を目の前で握っていただきました。
茶目っ気たっぷりの小野氏。
粋な職人技で目の前のお客さん達を魅了します。厳選した旬のお魚で握る江戸前鮨の味に、期待が高まります!
お茶とお鮨の豪華競演!
そして、今回のイベントの目玉コーナー。小野氏の握るお鮨と、興梠氏が作るお茶をはじめ〈ルピシア〉のお茶との食べ合わせを体験!
(写真左から)コハダの酢締め×五ヶ瀬 釜炒り茶(興梠氏が作る緑茶)
マグロのヅケ×加賀 棒茶(焙じ茶)
ヒラメの昆布締め×東方美人 Oriental Beauty(烏龍茶)
煮穴子×ディクサム(紅茶)
イクラの醤油漬け×ダージリン・ザ・ファーストフラッシュ(紅茶)
「お鮨には緑茶しか合わないでしょ」なんて思っていましたが、いざ食べ合わせを体験してみてビックリ。お鮨に合う紅茶もあるんですね!
中でも、イクラの醤油漬け×ダージリン・ザ・ファーストフラッシュは、イクラと海苔の風味が紅茶の渋みと絶妙にマッチして、感動しちゃいました。
〈ルピシア〉のこれから。
今後はお茶だけでなく、食にも一層力を入れていくという〈ルピシア〉。イベントでは、北海道・ニセコにある〈ヴィラ ルピシア〉のお菓子や、スープや調味料といった食品も並びました。
お茶と相性抜群のスイーツ
北海道の食材をふんだんに使ったスープ
今回のイベントを通じて、私はお茶と食の「食べ合わせ」の世界の楽しさに出会うことができました!そして、もっといろんなパターンを知りたいと思いました!自由が丘本店では、これからもより多くの人にお茶の魅力を発信するべく、様々なイベントを開催予定とのこと。詳細は、こちらから要チェック。皆さんも、ぜひ気になるイベントに参加してみてくださいね。
〈ルピシア自由が丘本店〉
■東京都目黒区自由が丘1-25-17
■1F ルピシア自由が丘本店ショップ:03-5731-7370
2F ルピシアベルエポック、ルピシアティーサロン:03-5731-7371
■8:00〜20:30(土曜は〜21:00)
■不定休
■https://www.lupicia.com