日本の美味しさ簡単レシピ 料理家さんたちが提案!ご当地おみやげのアレンジレシピ 「ホタテのソテーつやこブルーのソース」
旅行先で買ったり、おみやげでもらったストックフード、キッチンに埋もれてませんか?料理家さんたちが提案する、日本各地のストックフードを使った簡単レシピの連載をコツやポイントとともに紹介します。今回は、料理研究家の一之瀬敬さんが滋賀県の「 つやこブルー(ブルーチーズ)」をアレンジしました。
本日のストックフードは…「つやこブルー(ブルーチーズ)」
滋賀県の牧場で作られたブルーチーズ。ミルクの風味が優しく感じられ、とてもまろやか。そのまま食べると弾力があり、火を通すとホロホロとした食感に。
【From 滋賀県(蒲生郡竜王町)】
国内最大の湖、琵琶湖を有し、豊かな水と肥沃な大地では一次産業がさかん。発酵食の文化も根付く。
作り方はこちら
■材料(2人分)
ホタテ…6個
白ワイン…100ml
つやこブルー…30g
パルミジャーノ(パウダー)…50g
生クリーム… 100ml
ハーブ(シブレット)…適宜
サラダ油…小さじ2
塩、コショウ…各適宜
1.ホタテに軽く塩をして、キッチンペーパーで包んでおく。
2.鍋に白ワイン、ほぐしたつやこブルー、パルミジャーノを入れて少し沸かし、生クリームを加えてよくかき混ぜる。弱火でトロッとするまで煮詰め、塩、コショウで味をととのえる。
3.油をひいたフライパンでホタテの片面を強火で焼き、色がついたら返して火を弱めて30秒ほど焼く。
【point】ホタテに火を通しすぎないのがコツ。片面を強火で、もう片面は余熱で火を通すとおいしく仕上がる。
4.皿に2のソースを敷き、焼いたホタテをのせてハーブを散らす。
「ホタテのソテーつやこブルーのソース」の完成です。
濃厚ブルーチーズの万能ソースはワインにぴったり!
今回レシピを教えてくれた先生は…
一之瀬 敬(いちのせ・けい)/建築設計から飲食業へ。鎌倉・長谷の名店〈ESSELUNGA〉のスーシェフ、フロアマネージャーを経て自然派ワインバー〈BeauTemps〉店主に。
(Hanako1184号掲載/photo:Chihiro Oshima text&edit:Kayo Yabushita)