部屋時間が好きになるtips50. 理想のベッドルームをつくる8つのアイデア。スタイリスト・整理収納アドバイザーが提案!模様替えの参考に。
おうち時間を楽しく、快適にしたいと思うとき、思い浮かぶのは模様替え。 大型家具の買い替えは大変だけれど、 小さな日用品に変化をつけるだけで、 暮らしは劇的に豊かになるんです。そこで今回は理想のベッドルームをつくる8つのアイデアをご紹介します。4月27日(月)発売「あの人に聞いた、家での最高な過ごし方」よりお届け。
1.パーソナルアイテムはシェイカーボックスに。
「携帯の充電器やハンドクリーム、メガネなど何かとモノが多くなりがちなベッドサイドにはお気に入りのボックスやかごを置いて収納を。整った印象になるうえ、毎晩使うものの定位置が自然と決まって、探しものをする時間も減ります。夫婦やカップルはそれぞれにパーソナルボックスがあると便利」(柳沢小実さん)
2.寝室が明るく整う大判マルチカバー
「起きてすぐベッドメイキングができるのが理想ですが、忙しい朝は難しい。そんな方におすすめなのがベッドより少し大きめのマルチカバー。少々乱れたベッドもカバーをかけるだけで整った印象になりますし、ベッド下収納がある場合には目隠しにも。色や柄のものを選ぶと殺風景な寝室も華やかになるはず」(大谷)
3. +αの枕を置いてラグジュアリー気分
「枕はひとり1個あればいい。物理的にはそうかもしれませんが、大小の枕がベッドにたくさん並んでいる様子はホテルや海外ドラマの寝室みたいで心が躍るもの。寝返りを打っても快適だし、抱き枕にもできて、安眠にも一役買ってくれます。枕カバーの色や素材を変えれば、プチ模様替えも楽しめます」(大谷優依さん)
4.ベッド時間を楽しむ移動式フロアランプ。
「取っ手付きで、手軽に持ち運べるフロアランプ。普段はベッドサイドに置いて間接照明に、眠る前はベッドの上に置いて読書灯にと使い方は自由自在。ベッド時間の楽しみの幅を広げてくれるアイテムです」(大谷)。
5.ベッドごはんを叶える夢のトレイテーブル。
「ベッドの上で朝食を食べたい!そんな乙女の夢を叶えてくれるのが、サイドテーブルの天板がトレイに早変わりするトレイテーブル。使った後はベッド脇に戻すだけなので手軽。ベッドで過ごす朝時間が優雅になります」(大谷)。
6.眠りも目覚めもすっきり。スマートディフューザー。
「IoT技術を搭載したスマートディフューザーはスマートフォンで香りを発する時間を予約できる優れもの。眠る前と起床時など、指定した時間にピンポイントで作動するので、フレグランスを効率的に使えるのもありがたい!」(市川渚さん)。
7.サイエンスの力で質の良い眠りを。
「天井に映し出されるLEDの点滅に合わせて呼吸することで脳がリラックスし、自然と眠りに落ちられるサイエンス系安眠デバイス。プラネタリウムのような青白い光が綺麗で、寝つきの悪さの解消はもちろん、ロマンチックなムードを味わえるのもいい」(市川)。
8.実用にもインテリアにも。リネンキットは万能選手。
「リネン素材を使ったブランケット=リネンケットは、冷房対策として羽織ったり、軽やかなベッドカバーとして使ったりできる万能選手。リビングではソファカバーにも変身!一枚あると重宝するので、お気に入りを見つけて」(柳沢)。
Navigators
大谷優依(おおたに・ゆい)/インテリアスタイリスト。女性誌などで雑貨やインテリアの紹介、空間イメージのスタイリングを手がける。広告やCMなどのインテリア装飾なども行う。
柳沢小実(やなぎさわ・このみ)/エッセイスト。著書などを通して、豊かな暮らしづくりのアイデアを発信。手間をかけず、すっきり見せられる収納術を研究中。整理収納アドバイザー1級。
市川渚(いちかわ・なぎさ)/クリエイティブ・コンサルタント。ファッション・IT関連のコンサルティングを行う傍ら、デジタルアイテムを使ったスタイリッシュな暮らしをメディアで発信中。
(Hanako1184号掲載/photo:Kazumasa Harada styling:Yui Otani text&edit:Yuriko Kobayashi)
※外出自粛要請に伴い、各問い合わせ先において電話対応が難しい場合もあります。ご了承ください。