日本の美味しさ簡単レシピ 料理家さんたちが提案!ご当地おみやげのアレンジレシピ 「奄美もずくとあさりの台湾麺線風」
旅行先で買ったり、おみやげでもらったストックフード、キッチンに埋もれてませんか?料理家さんたちが提案する、日本各地のストックフードを使った簡単レシピの連載をコツやポイントとともに紹介します。今回は、料理研究家の上田悠さんが鹿児島県の「奄美もずく 塩蔵」をアレンジしました。
本日のストックフードは…「奄美もずく 塩蔵」
奄美大島特有の方法で養殖された栄養豊富なもずくは、コシが強く歯ごたえ抜群。自然海塩で塩蔵にしているので常温で半年間も保存でき、料理に合わせて自在に使える。
【From 鹿児島県(大島郡龍郷町)】
奄美大島の北部の美しい海でもずくの養殖が行われている。収穫は5月で生もずくが食べられる。
作り方はこちら
■材料(2人分)
あさり…100g
素麺…1束
しょうが…少々
水…600ml
ラー油またはごま油…お好みで
【A】
奄美もずく…50g
プチトマト…3個
青菜…お好みの量
醤油…大さじ1
1.あさりは砂抜きをしておく。しょうがは千切りにし、プチトマトは半分に、青菜はざく切りにする。もずくは流水でもみ洗いしてしっかり塩抜きする。
【poin】塩蔵もずくは塩分が強いため、流水でしっかりと洗い、塩抜きしてから使用しないとしょっぱくなる。
2.鍋に水を入れて沸かし、あさりとしょうがを入れ、素麺を細かく折って入れて1分ほど煮る。
3.【A】を加えて、さらに1分ほど加熱したら器に盛り、ラー油かごま油をお好みでかける。
「奄美もずくとあさりの台湾麺線風」の完成です。
台湾で人気の“麺めん線せん”を素麺ともずくでだしいらずで再現!
今回レシピを教えてくれた先生は…
上田 悠(うえだ・はるか)/神奈川県葉山町生まれ。葉山のオーガニック料理教室「白崎茶会」のアシスタント、講師を経て独立。〈MEALS〉としてケータリングを行う。
(Hanako1181号掲載/photo:Chihiro Oshima text&edit:Kayo Yabushita)
☆前回の 「玄米角もちのトッポギ風甘辛炒め」はこちら!