『ダイナースクラブ フランス レストランウィーク』参加店舗としても注目! 実力派女性シェフが営む、恵比寿にある一軒家レストラン〈Umi〉へ。
9月20日(金)から10月6日(日)にかけ、一大グルメイベント『ダイナースクラブ フランス レストランウィーク』が開催されます。このイベントは、全国にある参加店舗のコースメニューをお得に味わえるというもの。開催9年目を迎える今年は、合計700店舗以上ものフレンチレストランが参加することが決まっています。また、「トレ・ボン(※1)!日本のテロワール(※2)」というイベントのテーマにちなみ、各店舗では“和食材”を生かしたメニューが提供されるのだとか。本記事では、参加店舗の一つである〈Umi〉をご紹介。実力派女性シェフ・藤木千夏さんが営む、恵比寿にある一軒家レストランです。
友人宅に遊びに来たかのよう。落ち着いた一軒家で過ごす優雅な時間。
恵比寿駅から徒歩およそ5分の、閑静な住宅街の一角にある〈Umi〉。普通の一軒家と見紛うほどの、落ち着いた雰囲気が特徴です。シェフの藤木さんによると、〈Umi〉のゲストは、口コミで情報を得た人が大半を占めるそう。まさに“隠れ家”という呼び名がふさわしい、知る人ぞ知るレストランです。
藤木さんは、本場・パリにあるレストランにて、スーシェフを務めた経験をもつ実力派。現地で身につけた、フランス料理ならではの繊細さと美しさを表現しつつも、和の食材を生かすことを得意としています。知識やインスピレーションも豊富で、その日仕入れた食材から発想を得て、調理法などを変えることも多々あるそう。つまり、訪れるたびに新しいメニューに出会える可能性が高いということ。
旬を迎えた和の食材が、繊細で美しいフレンチに昇華。
『ダイナースクラブ フランス レストランウィーク』の開催期間中は、イベントのために考案された特別メニューが提供されます。オードブルからメインディッシュ、さらにはデザートにいたるまで、趣向を凝らした魅力的なメニューがそろいます。
しろ烏賊をメインの食材としたメニュー。しろ烏賊の身には、エンペラーとゲソのミンチに、パプリカや玉ねぎを加えた“詰め物”を。これらをイカスミやチョリソーなどを合わせたソースとともに味わいます。
「食材の“生命”をいただいているのだから、できる限りロスを出さない」というのが、藤木さんの信条なのだそう。しろ烏賊を余すところなく使ったこの一皿から、そうした心意気が感じられました。
いずれのメニューも、しつこさのない、上品な味わいであるのが特徴です。それもそのはず、生クリームやバターといった動物性油脂に由来する食材は、ほとんど使われていないのだとか。また、ハーブが多用されているのもポイントのよう。ハーブには、爽やかな味わいを演出するだけでなく、消化を促進させる作用も期待できるそうです。
「『食』を通して様々な喜びを、一人でも多くの方に届けたい」と語る、藤木さん。今後も新鮮な味わいとともに、驚きや喜びを与えてくれるのは、間違いないでしょう。『ダイナースクラブ フランス レストランウィーク』をきっかけに、魅力あふれる〈Umi〉を訪れてみては。
〈Umi〉
■東京都渋谷区恵比寿4-19-7
■03-6456-4306
■18:00~21:00
■火休(不定休あり)
■ 公式サイト
『ダイナースクラブ フランス レストランウィーク』
■開催期間 2019年9月20日(金)~ 10月6日(日) 17日間
■開催場所 全国の参加フレンチレストラン
■コースメニュー 前菜・メイン・デザート・食後の飲み物が含まれます。内容は各レストランによって異なります。
■価格 ランチ、ディナーともに 2,500円または5,000円または8,000円のいずれかで、レストランによって異なります。すべて税・サービス料込みの価格です。
■公式サイト https://francerestaurantweek.com
(※1)「おいしい」を意味するフランス語
(※2)フランス語で「土地」「風土」を表す