木村ミサと本日のティータイム。第10回 ノンカフェインティー専門店〈H&F BLEX〉で、夏に疲れた体を労わるお茶を見つけよう。

LEARN 2019.09.03

モデルとして活躍する木村ミサさんが、自身のライフスタイルを通じて”お茶の魅力”について伝えていく本連載。お家で楽しめるお茶と素敵なカフェを隔週でご紹介していきます。あなたの毎日のお供に、ホッと寄り添えるような一杯をお届け。今週は第1回目の記事でも紹介した大好きな〈H&F BLEX〉の中から、夏バテした身体を優しく包み込んで秋へと届けてくれるようなお茶をお届けします。

夏バテした身体にやさしい一杯を。

まだまだ夏が続きそうな厳しい暑さの日々。みなさんいかがお過ごしですか?暑い!とは言いつつも9月が始まったわけで、夏の暑さに滅法弱い私は秋服を着てみたり秋っぽいネイルにしてみたりと既に秋を楽しもうとしています。今回は、第1回目の記事(こちらから。)でも紹介した大好きな〈H&F BLEX〉の中から、夏バテした身体を優しく包み込んで秋へと届けてくれるようなお茶をお届けします。

【本日の一杯目】プレミアムモリンガティー

ノンカフェインティー H&F BLEX

モリンガは、インドを原産とするスーパーフードのひとつ。クレオパトラが愛飲してたとされ、”ミラクルツリー”(奇跡の木)と呼ばれ、私たちにとって重要なビタミン、ミネラル、アミノ酸がバランス良く含まれていて、個人的に嬉しいのは鉄分はほうれん草の31倍ということ!鉄不足な方にも日常的に摂り入れたいお茶です。聞き馴染みがあまりないモリンガだけど、果たしてどんな味がするのでしょう。未知の世界に突入です。

ノンカフェインティー H&F BLEX

熱湯を注ぎ、待つこと3〜4分。だんだんとよもぎのようなちょっと青みとコーン茶のような香ばしさのある香りが。この独特な香りもモリンガの特徴で少しクセがあるけど一瞬で”モリンガだ!”と感じることができます。飲んでみると、モリンガの香ばしくも青みのある味の中にしっかりとした甘みが後味に残って面白い。このクセのある味がたまらなくやみつきになる。全然香りもジャンルも違うけど、パクチーが好きな人には絶対ハマるお茶な気が…!(あくまで個人的な見解です)ハマると毎日飲みたくなる一杯。

【本日の二杯目】レッドホットジンジャー

「レッドホットジンジャー」
「レッドホットジンジャー」

名前からしてスパイシーな予感がしていますが、〈H&F BLEX〉のフルーツティーシリーズのなかも最近ヒットしているスパイスティーにも近いのが「レッドホットジンジャー」。生姜は以前にも紹介したくらいお茶界隈でもメジャーだけど、、チリ!?赤唐辛子!?…と一瞬驚いてしまいがちですが、きっとこれも素敵な出会いの予感。

ノンカフェインティー H&F BLEX

広げて見ると、チリやショウガの他に、ハイビスカス、りんご、ローズヒップ、オレンジピール、人参、ヤグルマギク、レモングラスなどが入っています。香りはオレンジピールの甘酸っぱい香りがしっかりした後にスパイスの香りをほのかに感じることができる。フルーツティーは見た目がキラッとしていて可愛くて、お友達が来たときに出したくなりがちです。

ノンカフェインティー H&F BLEX

淹れて待つこと2〜3分。クリアグラスがハイビスカスの濃い赤に染まっていき一層レッドホットな印象にさせてくれます。フルーツの優しい甘みの中に、チリジンジャーのピリッとしたスパイシーな味が顔を覗かせつつ身体をしっかりポカポカにして爪痕を残してくれる。中に入っているフルーツなどを一緒に頂きながら飲むのも楽しみのひとつで口に入ったものによって甘みが強くなったり、スパイシー感が増したりと二度も三度もワクワクさせてくれるのがフルーツティーの醍醐味。

【本日の三杯目】グリーンルイボスティー

「グリーンルイボスティー」
「グリーンルイボスティー」

〈H&F BLEX〉といえばルイボスティー!ということで最後はやはりルイボスティーで〆ましょう。ルイボスティーの万能さは今までの記事でもたくさん触れて来ましたが、ルイボス茶葉の中でも、グレードの高い葉先の部分を使用しているのがグリーンルイボスの特徴。未発酵のオーガニック茶葉を使用しているので発酵している通常のルイボス茶葉に比べて栄養成分が豊富なのも嬉しい。

ノンカフェインティー H&F BLEX

茶葉も緑でよく見る茶色のルイボスの茶葉とは違い香りもより爽やかで、緑茶に近い見た目。それでは早速淹れてみましょう。

ノンカフェインティー H&F BLEX

淹れて待っているとだんだん黄金色の姿を見せてくれます。香りもクセのない緑茶に近い香り。飲み心地も、通常のルイボスに比べて爽やかですっきりとした味。ルイボスティー自体飲みやすいお茶ですが、今までのルイボスティーの中で一番食事などに合わせやすい一杯かもしれません。発酵せずに低温乾燥することによりピュアルイボスティーのおよそ10倍のフラボノイドが多く得られるというメリットもあったり、やはり私の中でルイボスティーは摂り入れていきたいお茶ランキング上位に君臨するだけあってドンとした安心感があります。

〈H&F BLEX〉の新たな魅力を探れば探るほど、好きが増していく。ヒカリエなどの店舗では試飲もできるので、自分好みのフレーバーを見つけていくのが楽しいお店。定期的にここの魅力をお伝えしていけることができるといいなぁ。最近気になりつつあるスパイスティーにもぜひ注目してみてはいかがでしょう?それでは、本日の一杯、召し上がれ!

☆前回の「”抹茶”の魅力をカジュアルに伝える。築地の老舗海苔専門店が手がける〈MATCHA STAND MARUNI〉へ。」はこちらから。
☆『本日の至福、この一杯より。』連載ページはこちらから。

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