食通もうなる美食グルメが満載! 片道4,490円~で山形県庄内へ!東北の食の都でグルメと和の文化を堪能する1泊2日旅。
山形県庄内エリアには地元の海や山の食材を使い、美食家から愛されているレストランやミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星に選ばれた「羽黒山杉並木」など魅力にあふれたスポットが満載!そんな庄内へのアクセスとして、ジェットスターが2019年8月1日(木)から、成田国際空港と庄内空港を結ぶ初の定期便の運航をスタートさせました。今回は、リーズナブルかつ手軽に行けるようになった山形県庄内を1泊2日で観光してきましたのでその魅力をご紹介します!
東京(成田)から約1時間!ジェットスターで手軽に山形県庄内へ。
2019年8月1日(木)より庄内空港と成田国際空港を結ぶ初の定期便の運航を開始したジェットスター。料金はなんと片道運賃4,490円~(※エコノミークラス「Starter」片道運賃、支払手数料や空港使用料等が別途必要、受託手荷物の料金は除外、諸条件が適用)ととってもリーズナブルなのが魅力です。
フライト時間は約1時間。さらに庄内空港から各観光地まではすぐだから、週末でも気軽に庄内グルメ&絶景旅を楽しめに行けちゃうんです。
今回はジェットスター公式アプリのオンラインチェックインで飛行機に搭乗。預ける手荷物がない場合には、モバイル搭乗券を使うとカウンターに並ばず、そのまま搭乗口でQRコードをかざすだけで搭乗できるので、スムーズですよね。
ちなみにこのアプリには、指定した日(期間)のフライトが希望の運賃になったらメールでお知らせしてくれるプライス・ウォッチ機能も完備。「もっと早く買っておけばよかった…」というストレスがないのは嬉しいですね。
〈さかた海鮮市場〉で新鮮な海鮮丼ランチを。
成田13:00発の飛行機に乗ると、庄内空港に14:05に到着(※2019年10月26日までの運行スケジュール)するジェットスターのフライト。せっかくの美食の街なので、到着してから遅めのランチを楽しむのもおすすめです。
ランチにおすすめなのが、酒田港のすぐそばにあり、日本海で水揚げされたばかりの新鮮で美味しい魚を取り揃えている〈さかた海鮮市場〉の2階にあるレストラン〈海鮮どんやとびしま〉。
窓の外一面に海が広がる絶好のロケーションで、新鮮な魚介を使った料理を味わえます。
オススメは旬魚を惜しげもなく盛ったボリューム満点の「海鮮丼」(1,000円)。とれたてピチピチの魚介類にきっと舌鼓を打つはず。
〈さかた海鮮市場 海鮮どんやとびしま〉
■山形県酒田市船場町2-5-10
■0234-26-6111
■7:00〜19:00
■1月1日、2月27日、11月27日休
〈舞娘茶屋 相馬樓〉で酒田舞娘の舞にうっとり。
庄内の伝統文化を体感したいなら、江戸時代から続いた料亭を改装した、〈舞娘茶屋 相馬樓(まいこちゃや そうまろう)〉へ。ここでは酒田舞娘の踊りを鑑賞できるんです。
建物は1996年11月に国の登録文化財建造物に指定された由緒あるもの。1階には茶屋と画家・竹久夢二の美術館があり、2階が大広間になっています。
大広間は演舞場として、食事を味わいながら酒田舞娘の踊りを楽しめます。毎日14:00から舞娘演舞鑑賞(別途料金+800円)も行なっているので、そちらを楽しむのも良さそう。
〈舞娘茶屋 相馬樓〉
■山形県酒田市日吉町1-2−20
■0234-21-2310
■10:00〜17:00(最終入館16:30)
■水休(お盆、年末年始休)
■入館料大人1,000円、大学生・高校生・中学生500円、小学生以下無料
伝統文化のカラフルな飾り物「傘福」作りを体験。
地元の伝統文化に触れてみたいなら、酒田に伝わるカラフルな飾り物「傘福」作り体験はいかが?
「傘福」とは、傘の先に天蓋をめぐらし願いを込めた細工物を下げるこの地域伝統の文化。
そんな「傘福」作りを、明治28年建築の料亭を利用した観光施設〈山王くらぶ〉で体験(材料費1,000円)できます。〈山王くらぶ〉では傘福作り体験のほか、料亭文化、酒田の歴史についての展示もあるので、庄内の文化に興味がある人にはぴったりのスポットです。
〈山王くらぶ〉
■山形県酒田市日吉町2-2−25
■0234-22-0146
■9:00〜17:00(最終入館16:30)
■火休(12〜2月のみ)
■入館料大人310円、大学生・高校生210円、中学生・小学生100円
ロケ地にもなった外壁とケヤキ並木が美しい〈山居倉庫〉。
酒田市の観光名所といえば、NHK朝の連続テレビ小説『おしん』のロケーション舞台にもなった〈山居倉庫〉は外せません。〈山居倉庫〉は明治26(1893)年、旧庄内藩主酒井家によって建てられた米保管倉庫で、外壁とケヤキ並木のコントラストが美しいスポットです。
倉庫のうち2棟は酒田市観光物産館〈酒田夢の倶楽〉に、1棟は庄内米歴史資料館として利用。
酒田市観光物産館〈酒田夢の倶楽〉では、酒田のさまざまなお土産を販売しているほか、1杯100円で地酒の飲み比べを楽しめるコーナーも。そのほか名産品グルメも味わえるので、小腹が空いたら訪れてみては?
〈酒田夢の倶楽〉
■酒田市山居町1-1-8
■0234-24-2233
■9:00~18:00(12月~2月の閉館時間17:00)
■1月1日休
〈眺海の森 展望台〉で庄内平野に沈むサンセットを堪能。
美しいサンセットを堪能したいなら、庄内平野や最上川を見下ろす眺海の森の山頂にあたる〈眺海の森 展望台〉へ。
晴れた日には鳥海山が美しい姿を見せ、日本海に沈む夕日を眺められる絶景スポットです。
〈眺海の森 展望台〉
■山形県酒田市土渕
■0234-26-5759(酒田市交流観光課観光戦略係)
■終日無料開放
まるでアート!絶品フレンチ〈Restautant NICO〉でディナー。
山形庄内と言えば、奥田政行シェフが手がけるイタリアンの名店〈アル・ケッチァーノ〉をはじめ、食のレベルが高い地域としても知られています。
そんな庄内エリアでいま注目を集めているのが、酒田市にあるフレンチレストランの〈Restautant NICO〉です。
地元庄内の食材を贅沢に使った地産地消が特徴で、県外からのリピーターも多いとか。
ディナーもショートコースならなんと2,700円〜とリーズナブルなのも魅力。今回は、アミューズ、前菜、スープ、お肉料理、お魚料理、パン、デザート、コーヒーというフルコースのCコース(5,200円)をいただきました。
コースの前菜で登場した「黒バイ貝のコロッケ」は、苔玉のような見た目でびっくり。衣の上からパセリの粉をまぶしているそうで、ナイフを入れると中からシイタケとバイ貝のバターソース和えがお目見え。アーティスティックな見た目と、斬新な食材の組み合わせ、五感を楽しませてくれる料理に感動しました。
この時期が旬の庄内産岩ガキもそのままではなく、ミントと炭酸水を合わせたジュレを添えてモヒート風に。
庄内産のスズキに黒オリーブソースを塗って焼きあげ、ザワークラウトとエストラゴンのソースを合わせた料理も、酸味やハーブの香りが活きて爽やか。
メインの肉料理も庄内にある、週に数十頭しか出荷されないという平田牧場の純粋金華豚を使用した一品。
ドリンクも庄内など近辺で作られたワインや日本酒をメインで取り扱っていて、庄内のおいしいものを食べ尽くしたい、そんな人にぴったりなお店でした。お店はシンプルながら上質で品の良い雰囲気なので、ちょっぴりおしゃれをしてディナーを楽しみたいところです。
〈Restautant NICO〉
■山形県酒田市亀ケ崎3-7-2
■0234-28-9777
■11:30〜14:00、17:30〜21:30(20:30LO)
■月休(祝日の場合は翌日休)
■公式サイト
名建築家が手がけた水田に浮かぶ〈SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE〉に宿泊。
宿泊は、庄内平野の代名詞とも言える水田を生かしたロケーションホテル〈SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE〉へ。
世界的な建築家、坂 茂氏が設計をしたホテルで、予約時に指定すれば心落ち着く木の香りがする部屋とバルコニーから見える田園ビューが堪能できます。お部屋によってレイアウトと眺望が異なるようなので、予約時にご指定するのをお忘れなく。
施設内にはライブラリーも完備。水田の移ろいとともに、いくつもの素晴らしい景色を見せてくれるホテルならまったりとした時間が過ごせそう。
〈SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE〉
■山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
■0235-25-7424
■公式サイト
2日目の午前中は最上川下りへ。
俳諧師の松尾芭蕉が『おくのほそ道』で詠んだ「五月雨を集めて早し最上川」という名句にもある通り、山形県内を最上川が縦貫しています。
そんな最上川の川下り体験も庄内のおすすめ観光アクティビティです。
〈最上峡芭蕉ライン観光〉の川下りは、チケットを購入する船乗り場がお土産屋さんと軽食スペースにもなっているので、お土産を買ったり、腹ごしらえすることも可能。
船には飲食物が持ち込めるので、山形名物の玉こんにゃくなどを買い込んで、船に乗りながら味わうのもいいですよ。
雄大な自然の中を船頭の舟唄を聞きながらゆっくりと下る舟下りは、まさに癒やしのひととき。
庄内の魅力がギュッと凝縮された舟下りは、夏の期間は日除けがある船で、冬になるとコタツ船が登場するのだとか!四季を通じていつでも楽しめます。
〈最上峡芭蕉ライン観光〉
■山形県最上郡戸沢村大字古口86-1(本社&古口港)
■0233-72-2001
■8:00〜17:00
■無休
■公式HP
県外からの常連客も多い人気寿司屋〈こい勢〉でランチ。
最後の食事は、酒田でも指折りの人気寿司屋〈こい勢〉で回らないお寿司を。
JRの酒田駅から徒歩5分という好立地もあり、県外から来る常連客も多くいる人気店です。
地元の食材にはこだわりがあり、シャリは庄内産のササニシキを使っています。
ランチのお任せ握りは10貫で3,150円。
米酢と赤酢をネタによって使い分けたり、味付けも醤油だけでなくネタに合わせてタレを使うなどこだわり満載。ぜひゆっくり訪れたいお店です。
〈こい勢〉
■山形県酒田市相生町1-3-25
■0234-24-1741
■11:00〜14:00、17:00〜21:30
■月休
ジェットスターの庄内発成田空港行きのフライトは14:50庄内空港発15:55成田空港着(※2019年10月26日までの運行スケジュール)。しっかり2日目のお昼ご飯も楽しんでから帰路につくことができる上、夕方には東京につけるのもありがたいですね。
次の休みの旅先として庄内を候補に入れてみてはいかがでしょうか?