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Hanako w/ Seibu 〜22人のお店と、その暮らし。〜 老舗の実績に、遊び心をプラスして。〈細田木工所|SOF SENSE OF FUN〉が企む街開き。
LEARN 2019.08.16
生まれも育ちも、東久留米。「この土地の魅力にあらためて気がついたのは、子どもが生まれて、自分が親になってからでした」と〈細田木工所〉の細田真之介さんは言います。地元の環境は知らずして、自分にとってかけがえのない要素となっていたのです。そんなこの土地の魅力を、自分なりに発信していきたい。真之介さんは決心を固め、動き出したところです。
地元に根づいて60年。親子3代かけて進化し続けている〈細田木工所〉。
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細田真之介さんがものづくりに魅了されたのは、高校生の時。「父親が、システムベッド(2段ベッドの下がデスクになっている家具)をつくってくれたんです。こんなのが手作業でできちゃうんだ!って、すごく興奮したのを覚えています」。父の仕事ぶりに魅了されたのは、ちょうどサッカー部を辞め、夢中になる対象を失ってしまったタイミングだったことと無関係ではなかったかもしれません。
その後、大学は理工学部建築科へ進学して知識を蓄え、休暇中には家業を手伝って現場の経験を積み、そうして真之介さんはだんだんと家業に参画していったのでした。
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現在はお父さんと真之介さん、奥さんの季実子さん3人で営んでいる〈細田木工所|SOF SENSE OF FUN〉。初代の祖父は建具屋として、2代目の父は1級建築士の資格をもち、住宅のリフォームやオーダーメイド家具などを手がけ、3代目の真之介さんは自社製品の開発・販売、それを基軸とした新しいものづくりにも取り組んでいます。〈細田木工所〉は東久留米のこの場所で60年間、親子3代を経て、変化し続けているのです。
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