オリーブの島ならではの会席も。 ただただ、ここにいたい。【香川・小豆島】オーシャンビューの宿〈海音真里〉に泊まりたい。

LEARN 2019.07.30

いろいろな場所を巡るのも楽しいけれど、「この海があればなにもいらない」と思わせてくれるのが瀬戸内海。〈海音真里〉は海で五感を満たしてくれる宿です。Hanako『よくばる夏の旅2019』「海を眺める一日を。」よりお届け。

音、空気、景色、ぜんぶ海。ただただ、ここにいたい。

時間の移ろいで色彩も変化する貴重な海。
時間の移ろいで色彩も変化する貴重な海。

瀬戸内海は優しく穏やかな海。幕末、日本にやってきた海外の地理学者たちが「世界一美しい」と讃えたのは有名な話。島々が織りなす景観はここでしか見られないものだ。

部屋の中からも海が視界いっぱいに広がる。
部屋の中からも海が視界いっぱいに広がる。

美しい瀬戸内海をずっと眺めていたい。それを叶えてくれるのが〈海音真里〉だ。小豆島の南東、静かな集落に立つモダンな宿は今年4月にオープン。視界の端から端まで遮るものがない海岸が目の前。インテリアには島の木をふんだんに使い、石の産地としても有名な小豆島の三処の自然石があしらわれ、建物でありながら小豆島の自然に触れられる全6室を設える。

〈海音真里〉のスペシャルな「展望風呂付き離れ『さ』の音」からの景色。遮るものがない完璧なオーシャンビュー。部屋に用意された茶器で丁寧にお茶を淹れたい。
〈海音真里〉のスペシャルな「展望風呂付き離れ『さ』の音」からの景色。遮るものがない完璧なオーシャンビュー。部屋に用意された茶器で丁寧にお茶を淹れたい。

今回訪れた「『さ』の音」は、ソファもベッドもお風呂もすべて圧巻のオーシャンビュー。

新鮮な魚介たっぷり!オリーブがテーマの会席を。

オリーブをモチーフにした夕会席11,000円(税込)。季節ごとにセレクトされるオリーブオイル4種。
オリーブをモチーフにした夕会席11,000円(税込)。季節ごとにセレクトされるオリーブオイル4種。

食事は併設の「海のレストラン」でオリーブをテーマにした会席。写真はアコウなどの新鮮な造り魚を〈空井農園〉のルッカ種単一オイルなどで食べる趣向。ここでは波打ち際から一時も離れることなく島の恵みを享受できるのだ。

本館の〈島宿 真里〉も趣ある宿。
本館の〈島宿 真里〉も趣ある宿。

〈海音真里〉

■香川県小豆郡小豆島町堀越岬海岸
■0879-82-0086
■水休 
■全6部屋(展望風呂付き4室、離れ2室) 
■展望風呂付き:40,000円~、離れ:45,000円~※共に1室2名利用時の1泊・1名の料金。朝食・夕食(オリーブがテーマの会席)付き

【information:小豆島】

うどんにアート、見どころが多い香川県。実は24の島々へアクセスできる島旅おすすめの地でもある。大自然あふれるオリーブの島・小豆島へ瀬戸内海を味わう旅へ出かけよう。

羽田空港から高松空港まで1時間20分。高松空港からJR高松駅までリムジンバスで約40分。JR高松駅から徒歩10分で高松港。フェリーで土庄・池田・草壁港までそれぞれ約1時間。高速船は35分ほどで土庄港に到着。

〈瀬戸内国際芸術祭2019〉島内のアート作品が、“交流”をつくり出す。/瀬戸内海の12の島と2つの港

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2010年以来、3年に一度開催されてきた「瀬戸内国際芸術祭」も今年で4回目。写真は「オリーブのリーゼント」(清水久和)。小豆島の醤油蔵が密集するエリアの近くにあり、かわいらしいフォルムを介して人々の交流が生まれている。坂手港付近にも清水久和の作品「愛のボラード」があり、多種多様なアートが小豆島には点在している。

■087-813-2244

Hanako『よくばる夏の旅2019』特集では、日本全国の楽しみ方を多数ご紹介しています!

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(Hanako1174号掲載/photo : Wakana Oono text : Asami Asai (Kokohore Japan))

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