あなたらしく通うことができるクリニック〈torch clinic〉。|働く女性のための転機の準備
仕事や家事に追われていると、院内滞在時間の長さなどから通院が難しくなってしまう。 女性たちの生活を第一に考えて、負担を減らす最新の工夫を施した〈torch clinic〉を取材した。
デジタルの力を借りて、受診のハードルを下げる。
5・5組に1組のカップルが不妊治療を受けている日本。その半面、婦人科の疾患がある女性も含めて、日本の婦人科継続受診率は3割程度ととても低い水準だ。定期的に通うには、病院にいる時間の長さと受診ハードルの高さが大きな課題だという。
「仕事をしながら婦人科への通院時間を割くのはとても大変なこと。女性たちのライフスタイルを崩さないようにサポートをしたいと思ったんです」と話すのは市山卓彦先生。テクノロジーの導入で診療の効率性を高め、温かみを損なうことなく、それぞれが持つ悩みについて、症状の説明と治療計画を示してくれる。
「例えば、不妊治療は自身のコンプレックスと向き合う医療です。女性が仕事を続けてその人らしい生活を送りながら、精神的に辛くない治療を受けてほしいと願っています」
〈POINT〉#1 専用アプリを作ることで、通いやすさの第一歩に。
予約から会計までにかかる時間をできる限り削減するために専用アプリを導入している。仕事や家事などで忙しい女性たちの悩みの解決を第一に考えて、院内処方と後日会計も可能に。今まで通りの暮らしをしていても無理なく通院できる環境が整っている。
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=social.arch.tpp&hl=ja&gl=US
〈POINT〉#2 病院内だけで完結せずに患者さんと関わる。
一人ひとりに合わせて治療法の提案を行い、スライドを用いて分かりやすく説明。当日の診療内容をまとめ、サマリーを作成することで家でも確認できるように。
〈POINT〉#3 豊かな経験をもつ医療スタッフによるサポート。
不妊治療施設や大学病院に勤めていたスタッフたちが揃う。経験豊富な培養士も多く、カウンセラーも常駐しており充実した医療サポートが受けられる。
Doctor…〈torch clinic 〉院長・市山卓彦さん
いちやま・たくひこ/婦人科、生殖医療科医として不妊治療施設や大学病院で経験を積む。女性だけでなくパートナーにも寄り添うことを重要視する。
〈torch clinic〉
住所:東京都渋谷区恵比寿4-3-14 恵比寿SSビル8F|〈地図〉
TEL:03-6447-7910
診療時間:9:00~18:00(火木~20:00、日~17:00)
休診日:不定休