ふわふわパンと練乳バタークリームのマリアージュ。 口いっぱいに広がるミルク感!長野のご当地パン「牛乳パン」まずおさえるべきパン屋はここ!
FOOD 2019.07.22
まるでおそろいのような白い袋に、ふわふわのパンとたっぷりのクリーム。長野県民のソウルフードともいうべき定番のパンがあります。牛乳パンを作るお店は県内全域に星の数ほど。評判のお店を探しました。
〈小松パン店〉/松本
大正11年創業の、松本では最も古いベーカリー。
パンもクリームも口溶けの良さを追求し、特にバタークリームのホイップ具合は気温に合わせて微妙に加減する。40年前に治夫さんの代になり、サービス精神旺盛な性格ゆえ、クリームはどんどん増量。生地の水分の25%は牛乳で、ミルクが豊かに香る。
〈小松パン店〉
JR松本駅から徒歩15分。牛乳パンは早ければお昼ごろには売り切れるが、取り置きも可。298円(税込)。
■長野県松本市大手4-9-13
■0263-32-0172
■8:30~19:00 日祝休
〈小林製菓舗〉/長野
大判に焼いたパンにホイップクリームを塗り、丁寧に切りそろえて袋詰めと、一から十までせっせと手作業で作られた牛乳パンは、店頭のほか地元のスーパーや百貨店に並ぶ。
2代目の憲司さんは、牛乳パンについて調べるうち、材料を改めて検討。昨年から昔なじみの牛乳屋さんの「オブセ牛乳」を生地に練りこんでパワーアップした。
〈小林製菓舗〉
お菓子作りの傍ら、数十種類のパンを次々焼き上げる。JR豊野駅から徒歩3分。
■長野県長野市豊野町豊野1083
■026-257-2267
■8:30~18:00 日休
(Hanako1128号掲載/photo : Kenya Abe text : Kahoko Nishimura)