洗練された香港中華に舌鼓。 【香港料理】おすすめ広東料理レストラン3選!美食都市・香港で極上の「香港キュイジーヌ」を。
せっかく旅行したなら、香港ならではの美食を思う存分堪能したい!そんなあなたに、洗練させた極上の「香港キュイジーヌ」を堪能できる、香港・中環の広東料理レストラン3選をご紹介します。
1.〈MOTT32〉
有名銀行の地下(!)という意外すぎるロケーションに潜むダイニング。中国本土はじめ各国の食材や調理法を取り入れた今の時代らしい創作中国料理が評判を呼ぶ。
とろけるような食感と濃い旨味の名物・イベリコ豚チャーシュー、ゴージャス感満点のロブスターまるごと麻婆豆腐。高級食材を豪快に使い、大胆な発想で調理する、まさに香港キュイジーヌの本領が楽しめる。
隠し小部屋が点在する迷宮のような空間も魅力。レトロ香港な部屋、無数の筆が飾られた部屋(!)などそれぞれ全く違う世界観にわくわく。次はどの部屋で何食べる?リピート欲をそそる味と空間が待っている。
〈MOTT32(モット32)〉
イベリコ豚チャーシューは予約が◎ 併設のバーはウェイティングや食後の利用はもちろんのこと、単体での訪問も可。
■中環德輔道中4-4A號 渣打銀行中心地庫
■2885-8688
■12:00~14:30LO、18:00~23:00LO 無休
■200席
(Hanako1166号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Chiho Ohsawa coordination : Miyako Kai)
2.〈Ying Jee Club〉
有名店をいくつも率いてきたシェフが昨年オープンさせた新店。
昔ながらの広東料理の調理技法をきっちり使った料理を、健康的にアレンジしつつ、華やかな盛りつけで魅せるのが、彼のスタイル。たとえば生の車エビに切り込みを入れて、巧みな加熱で身を白く保ちながら大輪の花のように仕上げる伝統料理は、高い技術が求められる一品。蒸した卵白と蟹の卵の上にこれを置いて、「珊瑚芙蓉蝦球皇」と名付ける。心憎い匠の技!
「新鮮な食材の魅力を最大限に引き出すのが僕の務め」と語るシェフならではのとっておきのご馳走を味わい尽くそう。
〈Ying Jee Club(イン・ジー・クラブ)〉中環
シャンパンゴールドと翡翠色で飾られた優雅なインテリア。
■中環干諾道中41號 盈置大廈地下G05、107及108號舖
■2801-6882
■レストラン11:00~15:00、18:00~23:00、バー11:30~23:00 無休
■104席
(Hanako1166号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Chiho Ohsawa, Miyako Kai coordination : Miyako Kai)
3.〈RESTAURANT DE CHINE〉
約2年前のオープン以来、おいしいものを知り尽くす中環のビジネスマンやマダムでにぎわう上品なレストラン。人気の秘密は洗練された味と、その守備範囲の広さ。伝統のスタイルは受け継ぎつつも、時代に合わせて油を控え、素材使いにもひねりを加える。
伝統的な蟹と冬瓜の煮込み「冬瓜扒鮮蟹拑」はあえて巨大な蟹爪でサプライズ感を演出。また香港だけでなく四川はじめ地方料理も。リクエストがあればメニューにない地方料理も作ってくれるそう。
中華のアンティークをさりげなくあしらった空間も、センス抜群で思わず長居してしまう。
〈RESTAURANT DE CHINE〉
予算は昼HK$400~、夜HK$1,000~。彩りと味を兼ね備えたランチ限定点心もおすすめ。
■中環士丹利街13號地下
■2595-0808
■12:00~15:00、18:00~22:00
■90席
(Hanako1166号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Chiho Ohsawa coordination : Miyako Kai)