定番手土産から愛用したい食材まで。 鎌倉土産におすすめのグルメ・雑貨9選。『鎌倉のんで、たべる。』ライター・写真家コンビがリコメンド。
街のひみつは、地元に住む人、その場所が好きな人に聞くべし。愛すべき鎌倉を語った本、『鎌倉のんで、たべる。』のコンビであるフリーライター・赤澤かおりさんと写真家・長野陽一さんに、鎌倉土産におすすめのグルメ・雑貨を教えてもらいました。
〈chahat〉いやげものと癒しものならお任せ!/御成
インドやラオスの雑貨や布ものが充実。特にチェックしたいのは店主の買い付けの目線のおもしろさ。写真のカラフルな鳥のオブジェは、この色味に惹かれて何羽も買ってしまいそうになったもの、おーあぶない、あぶない。
カメラマン長野さんの自分へのおみやげはコレ!
道中、さまざまなものに反応しながらも、〈チャハット〉で購入したこの2つをえらく気に入っていた長野さん。自分の仕事机に飾るんだそうです。左はインドの首相。右はあんなカラフルな中から選んだ地味な鳥の置物。長野さんらしい!
〈chahat〉
■神奈川県鎌倉市御成町13-31
■0467-61-2272
■11:00~19:00 水休
〈三留商店〉お目当ては〈鎌倉ビール〉のチーズ!/長谷
日常使いはもちろん、珍しい調味料やおいしいものを何か、というときにも頼れるお店。最近、冷蔵庫に欠かすことなく置いているのが〈鎌倉ビール〉のカマンベールチーズ(650円)。クリーミーでおいしいんです。
〈Vicolo〉かわいくておいしいトマトソース!/御成
見た目のかわいさプラスおいしいトマトソース950円は、長野さんのオススメ。サーディン400円はジャケ買い。カウンターに座ってワインとおつまみを味わいながらの食材ショッピング。
〈鎌万水産〉地元民御用達。海産物のおみやげはここで。/御成
軒先にずらりと並ぶ、鎌倉産をはじめとする季節の野菜や果物。奥には鎌倉のわかめや、今朝腰越で揚がったアジやしらすなどがぎっしり並ぶ地元民御用達のスーパー。今日は小柴のあかもく(海藻)とヒイカを。どちらも激安。
〈OLTREVINO〉天然熟成24カ月のしっとり生ハムをぜひ。/長谷
パルマ産の生ハムや黒トリュフ入りサラミなど、ワインに合うハムやチーズがそろう、レストラン&デリ。生ハム100g 1,500円~。イタリアのお店みたいにクルクルッと包んでくれる様も素敵なの。
〈豊島屋本店〉名所イラストがお茶目な懐中しるこ。/小町
鎌倉みやげといえば、の豊島屋。本店には限定ものや季節の生菓子なども。海外へのおみやげとして重宝している名所しるこ(1,620円・税込)は湯を注ぐだけでインスタントしるこが楽しめるもの。お餅を入れてもグーです。
〈豊島屋本店〉
■神奈川県鎌倉市小町2-11-19
■0467-25-0810
■9:00~19:00 水不定休
〈fabric camp〉インドの手織り生地やカラフルリボンが。/若宮大路
カディコットンと呼ばれる肌触りのいいインドの手織り生地やブロックプリントのカラフルな生地を販売すると同時に、ワンピースやスカートなどもオーダーできる生地屋さん。夏はここの服に頼りっぱなしです!
〈fabric camp〉
■神奈川県鎌倉市雪ノ下1-16-23
■0467-24-9000
■10:00~17:00 木日休
鎌倉みやげといえばコレ!大仏様&江ノ電もの。
鎌倉みやげといえば、やっぱり大仏様と江ノ電もの。大仏スノードームに江ノ電金太郎飴、大仏サブレー、大仏べっこう飴などのキャッチーなみやげものは最後の最後、駅の売店“加藤売店”または小町通りのおみやげ屋さんでも購入可能です。
教えてくれたのは…
赤澤かおり/フリーライター。鎌倉在住23年。著書に鎌倉のおいしいものを綴った『鎌倉 のんで、たべる。』、ハワイガイド『Hawaii note』などがある。
長野陽一/写真家。鎌倉在住10年。『鎌倉 のんで、たべる。』では写真を担当。愛あふれる写真でハートを掴むのが得意な、人と音楽とおいしいものを愛する男。
(Hanako1172号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Kaori Akazawa)