東京観光は下町へ。 ディープな東京を味わえる。【上野】地元の人に愛される美味しい3軒
動物園や美術館などで話題となり商業施設なども増えつつある上野ですが、下町の古くからある美味しいお店にも注目が集まります。今回は、喫茶店から居酒屋まで、ディープな街・上野を満喫できるおすすめ店をご紹介します。
1.創業70周年を迎える老舗のクリームあんみつ。〈みはし 上野本店〉
観光客でにぎわう上野公園の近くに本店を構える〈みはし〉。創業70周年を迎えるこの店のクリームあんみつやフルーツあんみつは、ソフトクリームを使用しているのが特徴。あんことの相性を考えたというソフトクリームは、まろやかな口当たりとさっぱりとした後味が魅力で、ぜんざいやくず餅とも合うのだそう。
大ぶりなフルーツやホクホクした食感の赤えんどう豆、自家製の求肥などがたっぷりと入っていて食べごたえ十分。なめらかなこしあんを使うのが〈みはし〉流。テイクアウト販売しているメニューは東京土産としても大人気。
(Hanako1162号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Momoka Oba)
2.キラキラ輝く喫茶店から、賑やかな街並みを見下ろして〈コーヒーショップ ギャラン〉
ディープな街では、お茶もディープな場所で。外装から煌びやかな〈ギャラン〉は、アメ横のすぐそばにあり、駅からもアクセスが良し。1979年開店の、上野を象徴するような喫茶店。
お店は二階にあり、窓際の席からは上野の賑やかな通りを眺めることができます。
メニューもどこかレトロで、可愛らしいものばかり。フルーツパフェ1000円は、煌びやかな店内に負けず劣らずの造形美です。
ご飯メニューも充実!もっと詳しいレポはHanakoスイーツ担当編集Tの連載「渋カフェ」をチェック!
(Hanako1150号掲載/photo : Yoko Tajiri text : Kahoko Nishimura)
3.ガード下の老舗名店〈もつ焼き大統領 本店〉
昭和25年創業の老舗〈大統領〉は、若いカップルや女子呑み客からも支持される、チャキチャキの下町風情満載の一軒。店はJRの高架下。近くに、座敷もある支店も。
勇気を出してカウンターに座れば、名物「大統領特製煮込み」があったかく迎え入れてくれる。
そう、初心者でもまず外せないのが、創業以来愛される、この馬のモツ煮込み。
もつ焼盛合せ(5本)は450円。焼き場を囲むコの字カウンターも、路上にせり出したテーブル席も、雰囲気満点。
(Hanako1121号掲載:photo:Shingo Wakagi text:Chisa Nishinoiri)