優しい甘さにうっとり。 あんこスイーツ巡り!あんこ好きが知っておきたい和カフェ3軒
お餅やおせち料理など、お正月にはやっぱり和を感じる食べ物が多いですよね。今回は、その中でも優しい甘さがたまらないあんこをたっぷりと使ったスイーツをご紹介します。新年の幕開けにふさわしい、絶品和甘味が勢ぞろいです!
1.ほろ苦抹茶とつぶあんの絶妙なコンビ。〈浅草 いづ美〉/浅草
「抹茶あんみつ」780円(税込)は抹茶寒天を抹茶蜜で味わう抹茶づくしのひと品。国産小豆を炊いた上品なつぶあんと共に。
(Hanako1144号掲載/photo : Satoshi Nagare, Takuya Suzuki, Tomo Ishiwatari text : Etsuko Onodera, Keiko Kodera, Wako Kanashiro)
2.パリッと生地につぶあんが楽しい食感、優しい甘さ。〈たいやき そら〉/吉祥寺
かつては中道通りの屋台からスタートし、3 年前から店舗を構えた鯛焼き店。昔ながらの一丁焼きにこだわった鯛焼きは、牛乳や卵不使用で、無農薬の北海道産小豆で作ったあんこを薄皮で包んだパリパリ感が身上。
沖縄産の黒糖やビートグラニュー糖、伊豆大島産の塩など国産にこだわった調味料のおかげか、甘すぎず、懐かしい味わいの鯛焼きは、つい2 個3 個と手が伸びてしまう。イートインも可。つぶあんとドリンクのセットで500円。鯛焼きはテイクアウトで1 匹160円(各税込)
(Hanako1129号掲載:photo:Kanako Nakamura illustration:Kenta Kaido text:Kimiko Yamada)
3.日本茶のスピリットに合う普遍的なデザイン〈すすむ屋茶店 東京自由が丘〉/自由が丘
鹿児島で100年以上製茶業を営むオーナーが手がける日本茶専門店。一番摘みの煎茶や番茶など、取り扱う茶葉はすべて鹿児島産で、品種によって全く違った味わいを楽しめるのが魅力のひとつ。個性際立つ茶葉は焙煎の仕方やブレンドを変えるなど、品種の特性を引き立てることを重視している。
鹿児島の老舗お茶問屋の4代目・新原光太郎さんはカフェを始める際、デザインに注目した。調理用具やカトラリーには、「シンプルで飽きのこないデザインが、お茶の普遍性に通ずる」と柳プロダクトをセレクト。餡をすくう道具に柳宗理の「アイスクリームスプーン」を選んだ。
(Hanako1145号掲載/photo : MEGUMI (DOUBLE ONE), Yoichiro Kikuchi)