ブックカフェに、懐かしナポリタン。 彼と神保町散策デートが楽しい!初めての神保町で行きたいおすすめ店って?
1日いても飽きない町、東京・神保町。今回は、神保町で1日デートで行きたいおすすめ店をシーン別に3店ご紹介!ランチ、ティータイム、ディナーで使いたい名店です。
【ランチ】圧巻の、ボリュームNo.1〈さぼうる〉
弾力のある麺に、ケチャップがまんべんなく絡まったナポリタンは、甘すぎず酸っぱすぎずとバランスのいい味。山盛りながらもぺろっと食べられてしまう。
大サービスともいえる量は、“学生さんに安くてお腹がふくれる料理を提供したい”という、神保町に店を構えるマスターの想いの表れ。サラダ付き650円。
マッシュルーム、玉ねぎ、ピーマンとスタンダードな具材。粉チーズとタバスコが用意されているので、途中で味を変えながらいただくのもおすすめ。
サラダもボリュームあり。マスターいちおしの「いちごジュース」はさっぱり味で、ナポリタンのおともにぴったり。
(Hanako1127号掲載/photo:Motokazu Hara text:Asami Seo)
【ちょっと一息】本と喫茶の街の、紅茶の最古店〈Tea House TAKANO〉
オーナーの髙野健次さんが、大好きな紅茶を毎日飲むためにはどうしたらいいかと考えた末に出した答えは、脱サラして自ら店を開くことだった。これが1974年、都内初の紅茶専門店誕生の所以だ。そのために英語と貿易を猛勉強し、茶葉を個人で輸入するなど実はすごいことを実現してきたのだが、紅茶を楽しむのに細かい嗜みやこまっしゃくれた気取りは不要とさらりと言う。
最低限のおいしい淹れ方だけ守って、あとは自由にゆっくりお茶の時間を楽しんでほしいというシンプルな想いは変わらない。
(Hanako1145号掲載/photo : Tomo Ishiwatari text : Mick Nomura (photopicnic)
【ディナー】コの字カウンターにハズレなし。自然派を楽しむ、ワイン居酒屋。〈関山米穀店〉
ワインは、ほぼ自然派。しっかりとした口当たりが特徴で、丁寧な仕事の料理とよく合う。泡、赤、白とグラスは常時違うものを出してくれる。
「ウチは居酒屋!」と言う粋な店主(店名は実家の米屋から)が腕を振るう、安定のコの字カウンターへ。入口付近で無理矢理、自然派ワインを立ち呑みするのも楽しい。メニューはどれも繊細。小さめのポーションもいい。コンフィやリエットだけでなく、居酒屋らしく水餃子もあったり。
(Hanako1121号掲載:photo: Shinichiro Fujita text:Toyofumi Makino)