京都人が通うのはココ! 京都の人気は魚介系!「極上だしラーメン」を味わえる京都ラーメン店5軒
ここ数年、京都ラーメン界を席巻しているのは、魚介系のだしを効かせた上品な味わいのラーメン。カツオ節やサバ節、牡蠣、アサリ、煮干しなど各店ごとに趣向を凝らしたスープはどれも飲み干したくなるおいしさ!京都人が味わうオススメの「だしラーメン」をご紹介します。
1. 3種類の貝のだしが際立つ滋味深いスープ。〈麺屋 優光〉/烏丸姉小路
地元の女性客に人気の「淡竹」800円(税込)は、アサリ、牡蠣、シジミの貝だしと清湯スープを合わせたうま味たっぷりのスープを使用。
麺は、うどん粉入りゆえもっちり!
味付け用のタレは京都産の醤油をベースにブレンドしている。自家製の全粒粉入り麺はもちっとした歯応えが快く、自慢のスープもよく絡む。
2.極薄の削り節を使う追いカツオで風味倍増!〈麺屋 猪一 離れ〉/高辻堺町
魚だしを愛する店主が生み出した「追い鰹そば」800円(税込)は、昆布や数種類の削り節でとっただしに削りたての本枯れ節で風味をプラス。
本枯れ節は、0.01mmに削り風味を引き出す。
和食の椀物のような上品な味わいだ。都もち豚のチャーシューやタケノコ、味玉入り。
3.牡蠣の風味がじんわりと広がる。〈ラーメン 霽レ空〉/二条駅
「牡蠣煮干し麺」780円(税込)は、色味からは意外なほどあっさりと味わえるスープが特徴。
スープには、牡蠣煮干しのエキスを生かす。
コクのある丹波黒どりのだしに牡蠣や魚介の風味、複数の無添加醤油が加わり、すすり心地のいい細麺を口にすると余韻でふわりと牡蠣の香りが。
4.煮干しのダブル使いで風味抜群!〈煮干そば藍〉/出町柳
名物は「煮干そば」700円(税込)。スープには4種類の煮干しと昆布などを使い、鶏油に煮干しの風味を移した特製オイルも加えている。
煮干し種類はイワシ、サンマなど。
塩レモン味、醤油味と2種類のチャーシューや豆苗、生玉ねぎといった個性派の具もジャストマッチ。
5.重層的な塩スープにひらり柚子が香る。〈山﨑麺二郎〉/円町
黄金色に澄んだスープが食欲を誘う「塩らーめん」750円(税込)。鶏のだしと和だしをブレンドし、ミネラルが生きた高知産天日干し自然塩や干しエビ入りの塩ダレで味を仕上げている。
麺はメニュー別に使い分けている。
店内で製麺する、つるり、もちっとした平打ち太麺との相性も抜群。
(Hanako1154号掲載:photo:Sadaho Naito text:Awa☆Moriko)