連日完売するカフェスイーツも! 福岡でオススメのカフェ6選
「カフェの街・福岡」を牽引する〈COFFEE COUNTY〉
カフェに欠かせない要素のひとつ、コーヒー。この分野でひときわ盛り上がりを見せているのが福岡だ。ハイレベルなコーヒーショップが軒を連ね、国内外のコーヒーの競技会で受賞するバリスタやロースタリーが街のあちらこちらに。カフェにおいてもコーヒーにこだわる店が増え、「カフェの街・福岡」の進化はますます加速中。そんな地元のカフェシーンに大きな影響を与えるのが〈COFFEE COUNTY〉の店主兼ロースター・森崇顕さんで、同店をきっかけに「コーヒーのおいしさに目覚めた!」という人が続出。また、森さんの系譜を受け継ぐ〈COFFEE COUNTY〉卒業生がカフェを開く流れも起きている。キーマンの森さんは、福岡のカフェシーンの潮流をどう捉えているのだろう。
「数年前までは〝夜カフェ〞がにぎわっていたけれど、最近は時間帯を問わず、いろいろなシチュエーションで楽しめるカフェが増えた印象です。コーヒーだけでなく自家製スイーツやお酒、ごはん、空間、ローカル色など、各店舗の個性が際立ち、お客さんもうまく使い分けている様子。カフェの楽しみ方の幅がグッと広がったように感じますね」
舌の肥えた福岡人にとって、コーヒーのおいしさはもはや当たり前。それに加え、創意工夫を感じるメニューや非日常の空間、心豊かな時間の体験が新潮流のキーワードなのだ。
住所:福岡県福岡市中央区高砂1-21-21
TEL:092-753-8321
営業時間:11:00~19:30
定休日:水休
席数:18席
中南米やアフリカの生産農家を訪ね、直接仕入れたスペシャルティコーヒーを提供する自家焙煎コーヒーショップ。
〈COFFEE & CAKE STAND LULU〉で心くすぐるドリンク&ケーキを
自家製シロップを使った「レモンコーヒー」や「抹茶レモン」(各580円)など新感覚ドリンクが人気。オーナーの母が手作りする旬のフルーツを使ったロールケーキ(650円)は根強いファンが多く、連日完売に。「ひねりの利いたしょう油麹クッキーも手土産にぴったり」(森さん)。
住所:福岡県福岡市中央区薬院2-3-26
TEL:なし
営業時間:10:00~18:00(生ケーキは12:00~)
定休日:火水休
席数:13席
〈楽園〉で店主とのおしゃべり
店名は、オーナー・長瀬彰吾さんが長年慕うロックバンド・andymoriの曲名に由来。「高品質な一杯を提供したい」とハンドドリップのコーヒーや紅茶(各600円)にこだわり、自家製プリンも2 年間試作を重ねた自慢の一品。「フレンドリーな店主との会話が楽しい場所」(森さん)。
住所:福岡県福岡市南区大楠3-26-1
TEL:なし
営業時間:11:00~18:00
定休日:月休ほか不定休
席数:9席
〈THE ALLDAY ORTO〉で博多でローカルらしさを体感
広々とした店内の一角にチーズ工房を併設。できたてのフレッシュチーズや福岡産の野菜・果物、地元ベーカリーが監修したパンを使った「ピタブレッドプレート」(1,430円)など、豊富なメニューをスタンバイ。「朝昼晩OK、かつ博多駅界隈で福岡らしさを味わえるカフェは貴重」(森さん)。
住所:福岡県福岡市博多区博多駅東1-17-1
TEL:092-710-6779
営業時間:8:00~23:00
定休日:無休
席数:54席
〈L&L DAIRY〉でスイーツとナチュラルワイン
パフェ職人がプロデュースする芸術的なスイーツ「余韻サンデー」(1,300円)が話題。洗練された空間、食材にこだわった料理、約3,000本そろえるナチュラルワインを楽しんで。「夜もいい雰囲気。カフェでお酒を堪能できるのは魅力的ですよね」(森さん)。
住所:福岡県福岡市中央区薬院2-14-16
TEL:なし
営業時間:11:00(土日 9:00)~22:30
定休日:月火休
席数:29席
〈Pusis〉で丁寧なごはんの時間
旬の野菜をはじめ15品目もの食材を、ワンプレート料理の朝食セット(1,600円~)にたっぷりと使用。昼食は一汁三菜の献立。「食後のコーヒーも一貫したおいしさで、熱すぎないように適温に調整する気配りにも感動です」(森さん)。
住所:福岡県福岡市城南区別府1-4-7
TEL:なし
営業時間:8:30~14:30
定休日:木金休
席数:10席※食事・甘味・ドリンクセットのみの提供