【三重・名張】眼前に広がる農園ビューの絶景!アグリカフェ〈ideca〉

【三重・名張】眼前に広がる農園ビューの絶景!アグリカフェ〈ideca〉
【三重・名張】眼前に広がる農園ビューの絶景!アグリカフェ〈ideca〉
FOOD 2024.07.30
三重県名張市にあるカフェ〈ideca〉は県内外から多くの人が訪れるアグリカフェ。わざわざ行きたくなる理由を紹介します。
photo_Yoshiko Watanabe text_Midori Nagase

プロフェッショナルが集結して誕生したアグリカフェ

一面の農地に突如現れる、自然と一体化した建物。「農業活動を発信するために作った農家カフェです」
 
そう話すのは、店長の岩瀬恵理子さん。耕作放棄地を活用し、米や果樹を育て、加工・販売までを手掛ける〈伊賀里山整備活用組合〉が母体で、使用する食材のほぼすべてが自家農園のもの。と、ここまででも期待が高まるが、県外から訪れる人が後を絶たない理由はほかにもある。

カフェidecaの外観
屋根にも草を植えるなどし、周辺の自然と調和させた建物。店内から望む畑では、野菜やハーブ、小麦などを栽培。裏山には果樹園が続き、圧巻の景色が広がる。

「奈良〈くるみの木〉オーナーの石村由起子さんには構想当時からアドバイザーとして加わっていただき、その繋がりで建物は、三重県内などでギャラリーも主宰する〈山本忠臣 やまほん設計室〉に、そしてスイーツ監修は菓子研究家の福田里香さんにお願いしました」と、スターメンバーが名前を連ねるのだ。そうして構想から約7年かけて完成した空間には、プロフェッショナルなこだわりが随所に。

カフェidecaの店内

〝自然回帰〞をテーマとした建物は、土壁やナラの木など自然素材を使って造り上げ、まるで建物自体が呼吸しているかのような澄んだ空間に。

カフェidecaの店内
教会をイメージして作られた店内。

また自慢のスイーツは、旬の自家製フルーツを存分に味わえる構成になっている。

カフェidecaのスイーツ
採れたての紅ほっぺを使った「季節の果物のパブロヴァとidecaのジェラート」1,200円。

さらに隣接する農園では、いちごやイチジク狩りなど収穫体験も実施。まさに自然の恩恵をたっぷりと受けられるアグリカフェなのだ。

カフェidecaから見える景色

自家農園に囲まれた緑豊かな立地。カフェメニューにも登場するイチジク、ブラックベリーなど数十種の果樹が茂る。

ideca

住所:三重県名張市井手字朝尾890
TEL:0595-41-1175
営業時間:11:00~17:00
定休日:月休ほか不定休
席数:30席
「自家製ブラックベリーのスパイスカレー」1,400円などフードメニューも。

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