一度食べたらヤミツキ確実！ 東京で揚げたてのドーナツが食べられるお店

オーナーの春日井順さんは北海道出身。東京から北海道経済に貢献し草橋駅や蔵前駅にほど近いドミトリーホテルの1階にあるカフェでたくて、北海道産の材料にこだわったドーナツ店を始めた。小さな子供から大人まで地元の人が気軽に集まれる街のハブになるような店をと思い、ドーナツ店が最適だと考えたのだそう。

水は一切使わず、北海道産の牛乳、バター、強力粉、薄力粉、砂糖で作るドーナツは、どれも小麦の風味が豊かに香る滋味深い味わい。その中でも特に人気なのは、店頭の鉄鍋で少しずつ揚げるプレーンドーナツ。鉄鍋を外から見えるところに置き、揚げたてであることを客にアピールできるようにしている。低めの温度でじっくり揚げることで、イーストが元気に仕事をしてふわっとした仕上がりに。素揚げして砂糖もかけない正真正銘のプレーンは力強く、熱々がシンプルにおいしくて、ついリピートしてしまう。

浅草橋駅や蔵前駅にほど近いドミトリーホテルの1階にあるカフェで提供しているのは、こだわりのコーヒーとドーナツ。インバウンド客も多いホテルのカフェの人気メニューは、注文を受けてから揚げる「プリティプレーン」というプレーンドーナツだ。揚げたては終日提供されるが、特に熱々のドーナツとコーヒーの朝食は、足を延ばしても体験したいもの。揚げたてのプレーンドーナツにベーコンエッグやフライドポテトなどを追加して、カスタマイズしたプレートにできるのもうれしい。

ドーナツはプレーンに加えて餡バターやピスタチオ・ベリー、メープルベーコンなど定番の8種類と季節ごとに替わる1種類があり、もちろんすべてイートインもテイクアウトもできる。油の吸収率を抑える特殊なフライヤーを使っているため、美しい上にヘルシーなのもうれしい。