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新富町のビストロ〈bistrosimba〉のおすすめグラスワイン3種教えて!
フランスで10年腕を磨いた菊地佑自シェフが2015年に開業した〈bistrosimba〉。2018年にマネージャーに就任した庄司壯伸さんにオススメのグラスワイン3種を提案してもらいました。
芯のある味わいのワインと“隙のない”料理が生む感動体験を!
「グラスワイン用のワインというのは特になく、セラーと対話をしながら、熟成の状態を見て選びます。流行りは追わず、実直な仕事、芯のある味わいが選ぶ基準」(庄司壯伸さん)
「シェフ菊地の料理は、味、香り、隅々まで決まった〝隙のない料理〞なので、やはり充実感のある隙のないワインをぶつけ、両者がバシッと合わさる感動を味わっていただきたい」(庄司壯伸さん)
セレクトしたのはこの3本!
〈bistrosimba〉マネージャーの庄司壯伸さんセレクトのグラスワイン3種を紹介します。
※[口開け日]2023年11月10日~(なくなり次第終了)
1.ドメーヌ・ルス・グレゼスのD&D 2012(赤)
ドメーヌ・ルス・グレゼスは、運動療法士をしていたベルギー人夫妻がローヌで始めたワイナリーで、しっかりと完熟したぶどうでワインを造り、辛抱強く熟成させてリリースするのが特徴。カベルネ・ソーヴィニヨンですが、青っぽさはなく、フルボディですが酸がしっかりとして飲み心地がいいんです。
2.フランソワ・ルーセ・マルタンのサヴァニャン・オキシ“モア” 2018(白)
フランソワ・ルーセ・マルタンは、ジュラ。ジュラは、シェリーのように熟成させた白ワインが有名ですが、これも4年間、産膜酵母(※)の下で熟成させていて非常〜に複雑で余韻が長い。スパイスを使った料理にもクリーム系のソースにも相性がよい、〝うちの店向き〞。このタイプは必ず1種類、グラスで用意しています。
※ワインを樽で熟成させる際に液体の上面にできる酵母の膜のこと。
3.ペドレス・ブランケスのルージュ 2018(赤)
ペドレス・ブランケスは、南フランス・バニュルス地方で日本人夫婦が営んでいます。標高300メートル、地中海を見下ろす畑は雨が少なく日照量は多く、力強いぶどうが育つ。南仏のワインというと凝縮感が特徴的ですが、造り手たち自身が「毎日飲みたくなる」と話すようにみずみずしさときれいな酸味が特徴です。どうです、おいしいですか? 実はこの造り手、うちの弟夫婦なんです。
bistrosimba(ビストロシンバ)
住所:東京都中央区銀座1-27-8
TEL:03-6264-4218
営業時間:17:30~24:00(23:00LO)、日15:00~21:00最終入店
定休日:月火休
席数:22席
HP:https://bistrosimba.jp/