大阪のテッパングルメ「たこ焼き」の聖地ならではの名店2選
FOOD 2023.08.17
大阪といえば粉もん、粉もんといえば大阪...というわけで、トップバッターはたこ焼き。〝聖地〟ならではの進化を遂げるグルメな粉もんとは?
大阪の「たこ焼き」聖地2選
まずは素焼きで出汁感を味わいたい〈多幸屋〉。
母体が中央市場のタコ卸商で、明石産や泉州産の活けタコ料理も味わえるたこ焼き居酒屋。表面はカリカリ、中は熱々のトロトロと基本に忠実なたこ焼きは、モロッコ産のタコが柔らかく味もいい。昆布と鰹の出汁を入れた生地にぶつ切りのタコからも旨みが染み出し、天かすの香ばしさ、紅ショウガの爽やかさが渾然一体となる旨さ。まずはそのままで。塩、塩マヨ、ソースなどアレンジも楽しめる。5個480円~(写真は6個570円)。
オマール海老の香りあふれるオリジナル。〈たこ焼き 玉屋 本店〉
冷めてもおいしいたこ焼きをと、フレンチ出身の店主が開発したオマール海老出汁のたこ焼き。数尾のオマール海老ほか厳選された素材を20種以上用いて旨みを引き出し、生地にする。また、茹でダコではなく冷凍生ダコを入れることで、生地の中に魚介の旨みが広がり、独特の風味が楽しめる。オリジナル素焼きやヒマラヤの岩塩マヨ、香り高いゆず七味など全8種を盛り付けた「玉屋ざんまい」750円で一通り味わうのがお薦め。