魅惑の三択!大阪屈指の飲み歩き天国・天満のシメは麺とパフェ、粉もんで決まり。
FOOD 2023.08.16
大阪のはしご酒天国、天満を堪能したら、そろそろシメのお時間。おすすめは、麺かパフェ。究極の二択。両方食べるのもあり(!)
本格派中国料理の一品も充実。匠の技を気軽に味わえる〈紫微星〉。
王道の〝シメ麺〟に薦めたいのが、中国料理店〈紫微星〉の野菜ラーメン。上海や四川の本格的な料理が揃う実力店ながら、ふらりと麺一杯だけでも気軽に利用できるのが重宝だ。「野菜ラーメン」の黄金色に澄んだスープはあっさり塩味で滋味深く、飲み干したくなるほどのおいしさ。チンゲンサイや白菜の甘みも加わったスープと、つるり喉越しのいい特製麺とのマッチングがお見事。コッテリ派なら、「四川麻辣麺」や高菜入りの「雪菜麺」をぜひ。
ドリンクやデザートが豊富で夜おやつも楽しめる老舗喫茶〈珈琲館ビクター〉。
甘党ならずとも心惹かれる、数年来のブーム〝シメパフェ〟は天満でももちろんスタンバイしている。創業56年目の〈珈琲館ビクター〉は、綺麗に使い込まれた飴色の空間が素敵な正統派喫茶店。デザートメニューが豊富で、プリンパフェをはじめ、フルーツパフェ、チョコレートパフェ、プリンアラモードなどが好評だ。クラシカルなスタイルのパフェは、甘くノスタルジックな気分で夜を過ごすお供にちょうどいい。
お好み焼きや焼きそばを肴にビシッとしたカクテルを〈Bar Source〉。
いやいや、まだまだ食べたいし飲みたいわ、という向きにぴったりなのは、バーと鉄板焼きのハイブリッド営業で長年天満人の心を掴んでいる〈Bar Source〉。店頭に備えた鉄板で焼き上げるふわっふわのお好み焼きと、バーテンダーが作るエッジーなカクテルを同時に楽しめる二面性が面白い。今の時季には、ラムを2種類使い風味を重ねた爽やかなモヒートが快く汗を流してくれる。
徒歩圏内にこれだけ(これでもごくごく一部!)の個性派店がひしめく天満。一日では足りないはずなので、早々に再訪を!