暑い京都で涼むなら、ひんやりスイーツとともに。 京都でこそ、味わえるかき氷。行列が絶えない人気店も!【2022年保存版】
古くは清少納言の『枕草子』にも登場するかき氷。1000年以上の時が経った今もなお日本人に愛され、ここ京都には絶品メニューが勢揃い。地元の食材を生かしたものや和を感じるテイスト、老舗和菓子店プロデュースのものなど8品を厳選。
〈京の氷屋 さわ〉の京の白みそ
地元の食材にこだわり、和素材を使ったかき氷に注目が集まる〈京の氷屋 さわ〉。このかき氷は、京都の老舗〈石野味噌〉の白味噌を使った自家製シロップと、生姜黒糖寒天の相性が抜群の人気メニュー。氷の中には自家製ミルクと白胡麻シロップも忍ばせてあり、独特のコクと甘しょっぱさが癖になる。1,000円。
■京都府京都市上京区泰童片原町664-7
■075-384-0092
■11:00~18:30LO
■不定休
■11席
〈京氷菓つらら〉のいちじく山椒クリームチーズ
かき氷マニアからも注目を集める、行列が絶えない人気店。その秘密は、意外な素材の組み合わせ。ケーキのような見た目のこちらは秋の新作で、いちじくのシロップ&果肉にクリームチーズ、生クリームのエスプーマの3重構造。仕上げに振った山椒が大人の味わいを醸し出す。1,300円。
■京都府京都市中京区西ノ京内畑町22
■075-811-3330
■11:00~18:30LO(土日祝10:30~19:00LO)
■火休
■45席
〈茶寮 SENTAMA〉のくず氷宇治金時
菓子司〈千本玉壽軒(せんぼんたまじゅけん)〉が手がける茶寮。名物くず氷は、葛を溶かした水を凍らせて削ったかき氷。まるで雪のようなフワッと柔らかい食感が特徴。これに白みつと抹茶で作ったエスプーマが濃厚な風味を加える。本店の菓子にも使う餡をのせたかき氷は、和菓子職人ならではの作。990円。
■京都府京都市上京区上善寺町千本通今出川上ル93
■075-461-5747
■10:00~16:30
■水休
■12席
〈万 まんじ 治カフェ〉のモンブラン氷
祇園の豪商・杉浦万治の生家を改装した静謐なカフェ。このかき氷は、同店の名物モンブランを夏でも涼しく楽しめるようアレンジしたもの。中には自家製ミルクジェラートと黒蜜、爽やかな柚子寒天、上には和栗のクリームをたっぷり。合わせて食べると和洋のエッセンスが見事に調和している。1,320円。
■京都府京都市東山区祇園町南側570-118
■075-551-1111
■11:00~18:30
■火水休
■20席
〈京都宇治金時や〉の特選宇治金時
東京・十条の〈だるまや餅菓子店〉が手がけたこの店は、全国から吟味した抹茶をかき氷に使用。メニューは宇治金時のみで、抹茶のランクが上がれば価格もアップ。中には1万円超えの逸品も!甘味を加えずお茶だけで作る宇治金時には、自慢の煎茶をかけると更に風味が倍増する。1,600円。ほか、かき氷メニューは1,300円~。
■京都府京都市東山区白糸町569-10
■075-585-5247
■10:00~17:00
■不定休
■12席
〈お茶と酒 たすき 新風館〉の煎茶ジンライム~青山椒仕立て~
すでにあるものを大切にし、新たな価値を創造するというコンセプトのもと、四季の素材を使ったかき氷を提供。注目はアルコールを使った“さけ氷”。写真は煎茶とジンライムを合わせたオリジナルシロップを氷にたっぷりかけたもの。ライムと青山椒が香るかき氷はカクテルさながら。1,300円。
■京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館1F
■075-744-1139
■11:00~21:00
■不定休
■20席
〈京かき氷つみき〉の宇治抹茶金時
〈京氷菓つらら〉で修業したオーナーが今年6月にオープン。フルーツかき氷が人気の店だが、実は宇治金時もファンの多い隠れた名作。和束町〈東茶園〉の抹茶と、国産の大粒あずきを使用。中にあずきと黒蜜クリームを忍ばせたかき氷は、トップの優しいミルクエスプーマと食べるとさらに美味。1,000円。
■京都府京都市中京区小結棚町441
■075-744-0829
■11:30~20:30LO
■水休
■30席
〈梅 ばいこうどう 香堂〉の黒糖きなこミルク時雨氷
昭和28年の創業当時から地元の人に愛され続ける甘味処。夏の名物かき氷は30種以上。中でも同店のスペシャルメニューといえば黒糖きなこミルク時雨氷。黒糖シロップに練乳、きなこの濃厚さは相性抜群。氷の中に隠れたソフトクリームが軽やかさを演出。粒あん、白玉とも混ぜて召し上がれ。1,000円。
■京都府京都市東山区今熊野宝蔵町6
■075-561-3256
■10:00~17:30LO
■火休
■20席