鎌倉好きは知っている 鎌倉みやげの正解。おしゃれで可愛らしい鎌倉土産を集めてみた!

FOOD 2022.07.09

鎌倉には地元の人からも支持されている銘菓がある。大仏さまを模したものや、鶴岡八幡宮の鳩がお菓子になったもの。おしゃれで可愛らしいお菓子を集めてみました。

1.幅広い世代から愛され続ける鎌倉生まれの名物お菓子。〈鎌倉紅谷 八幡宮前本店(かまくらべにや はちまんぐうまえ)〉/若宮大路

鎌倉をテーマにしたお菓子がそろう、1954年創業の菓子店〈鎌倉紅谷〉。鶴岡八幡宮の象徴・大銀杏がモチーフのサブレ「鎌倉だより」は、プレーン・抹茶・あずきの3種。サクッと口の中に入れた瞬間に、抹茶やあずきの香りが広がる。看板商品である「クルミッ子」は、キャラメルの甘みとクルミのほろ苦い味わいが相性抜群。「鎌倉だより」6枚入り540円、「クルミッ子」5個入り767円。

■神奈川県鎌倉市雪ノ下1-12-4
■0467-22-3492
■9:30~17:30(土日祝~18:00)無休

2.電車ファンは興奮間違いなし!江ノ電の形をした可愛いもなか。〈扇屋(おうぎや)〉/片瀬海岸

「江ノ電もなか」
「江ノ電もなか」

創業天保年間という長い歴史を持つ〈扇屋〉。30年ほど前まで走っていたという実際の江ノ電の車両が店頭に堂々と鎮座したユニークな店で手に入る「江ノ電もなか」が人気。車両の形をしたパッケージや、車庫をイメージした箱がなんともチャーミング!ゴマあんや粒あん、こしあんなど箱の色ごとに味が違うのも特徴。電車好きの人はもちろん、大人から子どもまで幅広い年代が喜ぶ鉄板みやげだ。10本入り1,500円。

■神奈川県藤沢市片瀬海岸1-6-7
■0466-22-3430
■9:00~17:00 不定休

3.創業70年余の和菓子店が作る、この季節ならではの上生菓子。〈御菓子司(おかしつかさ)こまき〉/北鎌倉

「紫陽花」
「紫陽花」

北鎌倉駅からすぐの老舗和菓子店〈御菓子司こまき〉では、季節ごとに違う上生菓子が登場する。中でも人気なのが、6月に提供される「紫陽花」。寒天と白あんを使った、見た目も華やかな上生菓子だ。寒天のツルッとした食感とまったりとした白あんのバランスが絶妙なこの一品は、爽やかな舌触りが暑い季節にもぴったり。レトロな内観の店内では、抹茶とセットで楽しむことができる。6個2,202円。

■神奈川県鎌倉市山ノ内501
■0467-22-3316
■10:00~16:30 火休
■16席

4.見た目にも味にも大満足!昔ながらの鎌倉の味。〈豊島屋(としまや)本店〉/若宮大路

鎌倉を代表する菓子メーカーのひとつ〈豊島屋〉。店の代名詞である「鳩サブレー」ももちろん好きだけど、小さな鳩が可愛らしい落雁「小鳩豆楽」もおすすめ。口の中でとろけて、豆の甘みが広がる一品だ。鎌倉の四季を表現した「鎌倉の彩」は、器の籠まで食べられるもの。梅雨の時季は鎌倉名物の紫陽花をモチーフにした涼しげな色合いに(内容は毎年変わる)。「小鳩豆楽」3包入り432円、「鎌倉の彩」972円。

■神奈川県鎌倉市小町2-11-19
■0467-25-0810
■9:00~19:00 水不定休

5.鎌倉を愛する歴史ファン必見の、由緒正しい味わいの最中。〈旭屋(あさひや)本店〉/若宮大路

「鎌倉源氏最中」
「鎌倉源氏最中」

鶴岡八幡宮の近くに店を構える創業118年の老舗和菓子店〈旭屋本店〉でおみやげとしてぜひ購入したいのが、3色の「鎌倉源氏最中」。八幡の文字と鶴の御紋がかたどられた最中は、源氏の人物をイメージした頼朝(粒あん)・実朝(こしあん)・政子(白あん)の3種類。ほどよい甘みのあんがたっぷり詰まっていて、食べごたえも十分。売り切れてしまうこともある人気の豆大福も一緒に楽しみたい。各184円。

■神奈川県鎌倉市雪ノ下3-3-21
■0467-22-2622
■9:30~17:00 月休

6.鎌倉の花をモチーフにした、季節限定の美しいお菓子。〈三日月堂花仙(みかづきどうかせん)本店〉/北鎌倉

建長寺近くに店を構える〈三日月堂花仙〉では、“鎌倉に咲く花”をテーマにその時々に咲いている花をイメージした上生菓子を販売している。この時季は、ヒメアジサイやセイヨウアジサイ、カシワバアジサイなどをモチーフにした「紫陽花」。細部にまでこだわった練り切りは、まったりとした甘さが抹茶と相性抜群。1日に約2,000個売れるという神奈川県指定銘菓のどら焼きも見逃せない!上生菓子330円、どら焼き234円。

■神奈川県鎌倉市山ノ内133-11
■0467-22-8580
■9:00~16:00 月休
■53席

7.海の動物たちが大集合!もらってうれしい鎌倉スイーツ。〈イル・ド・ショコラ 鎌倉店〉/若宮大路

着色料や合成香料などを使用せず、素材の風味を生かしたお菓子を作り上げる〈イル・ド・ショコラ〉には鎌倉の海をテーマにした商品が多くそろう。様々な魚や貝の形をしたチョコレートは、ビター、ミルク、ホワイトの3種類で、濃厚でありながらスッキリとした味わいが魅力。ヒトデやクジラ、ヒラメをイメージした焼き菓子はキュートな表情がおみやげにぴったり。チョコレート24粒入り1,780円、焼き菓子200 円~。

■神奈川県鎌倉市小町1-3-7
■0467-60-4885
■10:00~18:00 不定休

8.大仏と観音をかたどった縁起の良さそうな煎餅。〈恵比寿屋(えびすや)〉/長谷

「大佛観音煎餅」
「大佛観音煎餅」

長谷寺のすぐそばの和菓子店〈恵比寿屋〉。大福やくるみ餅など豊富なお菓子が並ぶ中、おみやげとして人気なのが神奈川県の指定銘菓である「大佛観音煎餅」。硬めに焼かれた歯ごたえ抜群の煎餅は、やさしい味わいがくせになる。鎌倉大仏と長谷観音がセットになっていて鎌倉みやげに最適。店内には小さなイートインスペースがあり、購入したお菓子をその場で味わうこともできる。2枚入り280円。

■神奈川県鎌倉市長谷2-14-26
■0467-22-0231
■9:00~18:00 木休

(Hanako特別編集『鎌倉びいきが教える鎌倉の答え。』掲載/photo : MEGUMI styling : Miwako Nakane text : Momoka Oba)

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